【感想】妻と別れたい男たち

三浦展 / 集英社新書
(12件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • jun

    jun

    2012年発行。 

    『下流社会』の三浦展氏が、40歳~64歳の男性2000人ぐらいにアンケートを取り、データを基に考察した本。

    データが満載で、さらっと2時間ぐらいで読める内容。 結局お金がないと結婚出来ないし、あってもリストラなどで無くなると離婚されるなど、現実の厳しさがすごい。 まあしょうがないですね。

    ろくでもない女性に振り回された男たちのエピソードが、なかなか面白かった。

    これからは男女ともに単身者が増え続けるので、その中でいかに心豊かに生きるかについてのヒントを得られる本でした。
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    投稿日:2020.12.19

  • takahirokazama

    takahirokazama

    様々な統計値やアンケート調査を基にした中高年(40-64歳)の離婚にまつわる意識調査.まあこういう解釈もあるよね的に読むのが良いかな.

    ・40歳時点の平均余命:男性(有配偶者:39.06年 離別者:28.72年)
    ・40歳時点の平均余命:女性(有配偶者:45.28年 離別者:40.49年)
    →男性の方が離婚によって短命化する.

    奥さんを大事にしないとダメってことだね.
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    投稿日:2018.10.09

  • ドラソル

    ドラソル

    離婚したい人と実際にした人について、様々な角度から分析した一冊。

    彼の分析というよりも、彼の仮説に基づいて話が進んでいるように見えた。
    結論も「離婚したい男は高卒が多い」とか、ごく平凡なものが多かった。
    データが多かったので、多少のバイアスがあるにせよ、その点は面白かった。
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    投稿日:2016.03.18

  • bax

    bax

    [ 内容 ]
    本書は「離婚のススメ」や「離婚マニュアル」ではない。
    実際に別れるかどうかはともかく、ふと「別れたい」「ひとりになりたい」と思ってしまう男の心象にフォーカスした社会分析である。
    ベースとなるのは、首都圏一都三県在住の四〇~六四歳の男性二〇〇〇人以上へのモニター調査。
    今まさに価値観の変化に直面しつつある男たちの、赤裸々な心の風景が浮かび上がる。
    ベストセラー『下流社会』で若い世代の現実を浮き彫りにした著者が、中高年男性のリアルに迫る。

    [ 目次 ]
    序 孤立化する男性(自殺で増えているのは男性だけ;多いストレス ほか)
    第1章 別れたい男、別れたいと言われる男(男の隠れ家;4割の男性が「隠れ家が欲しい」 ほか)
    第2章 別れた男(離婚した男性の年収は低い;離婚した男性は学歴も低い ほか)
    第3章 夫婦の地域格差(高層マンションに住む夫婦の危機?;湾岸2区男性の特徴 ほか)
    第4章 男たちはどうつながるか?(「男性原理」の貫徹;男性原理主義社会の問題 ほか)

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]
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    投稿日:2014.10.26

  • yuyu9900

    yuyu9900

    うーん。確かに現在の結婚説活や子育ては正直しにくい。
    どっかおかしい。。
    結局、経済的に余裕があれば離婚したくない、っていう結論と「女性原理社会にせよ」っていうのはなかなか両立できないかなあ・・・。
    離婚したくなきゃ、経済的に豊かになる「男性原理社会」で成功せよ、となってしまうような・・・。
    読みきれてないのかな・・・。
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    投稿日:2014.07.21

  • たか旦那

    たか旦那

    男の目線から見る「離婚」に関する統計と考察。
    ほぼほぼ意外性のあるデータではなかったが、最後の章の著者の見解は興味深い。

    閉塞感ある日本社会の問題点と共通すると感じる。
    長らく世間は男性原理にばかり目が向いていたが、そろそろ女性原理に立ち返ってもいいのではないか。
    大賛成。最近の世の中は息苦しい。
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    投稿日:2014.04.18

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