花や散るらん

葉室麟 / 文春文庫
(19件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
2
6
9
1
0
  • 葉室氏は性善説の立場か・・・いのちなりけり、花や散るらん、いずれも読後感がいい。

    前作“いのちなりけり”の続編であり、忠臣蔵とのコラボというより、忠臣蔵を架空の人物である雨宮蔵人・咲弥の視点からとらえ直したものともいえる。時代小説をあまり読まない私にもわかりやすい文章で、読み応え十分だった。他の数作品もそうだが、葉室氏の小説には根っからの悪人が登場しない。この小説でも、吉良上野介・神尾与左衛門の最後もきれいな散り方だった。葉室氏の性善説・・・これはこれで氏の小説の根幹をなしている一つだと思う。私にとっては、続けて読んでみたい作家のひとり。続きを読む

    投稿日:2014.11.07

ブクログレビュー

"powered by"

  • haji07-2019

    haji07-2019

    8月-19。3.5点。
    いのちなりけりの続編。三部作読了のため再読。
    蔵人夫婦に女の子、三歳の娘。
    忠臣蔵の重要なファクターに。
    ムリのないストーリー、さすが。

    投稿日:2019.09.03

  • cobasan

    cobasan

    このレビューはネタバレを含みます

    忠臣蔵の話の陰に朝廷や幕府の陰謀があった、というのは説得力があっておもしろいと思った。
    内蔵助の死ぬのが怖いけど、誰もが避けられないのだから、それなら生きたいように生きるしかない、という言葉が印象的だった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.04.19

  • konetama

    konetama

    うーん、面白かったような気がするけど、あまりにも有名な出来事に絡めているので、ちょっと白けてしまった。

    投稿日:2019.03.13

  • masato

    masato

    「いのちなりけり」の続編
    今度は忠臣蔵に絡めてのストーリ展開です。
    前作よりも知っている登場人物が多いせいか、少しは読みやすかった(笑)

    テーマはやはり「いのち」「いきざま」そして「人間の情」
    どのようにいのちの花を咲かせ、どの様に生き、散らせるか?
    悪人のように思われる吉良上野介や神尾与右衛門も最後は見事に散っていく様がある意味美しい!

    ストーリとしては、京の郊外にひっそりと暮らす蔵人と咲弥、そして娘の香也。幕府、朝廷、大奥の暗闘、思惑に巻き込まれていきます。
    将軍綱吉の母桂昌院が生きているうちに、従一位を朝廷から授かるよう画策する柳沢保明と吉良上野介。
    一方でそれを阻止しようとする大奥。
    その流れの中、松の廊下での刃傷沙汰。浅野長矩が追いつめられた末の切りつけが描かれています。
    そして、浅野家断絶、家臣たちの討ち入りという流れになるわけですが、ここに蔵人、咲弥、香也が巻き込まれていきます。

    大奥に入る事になってしまった咲弥。
    綱吉の目にとまり、柳沢家で伽を命じられてしまいそうになります。
    蔵人と清厳の二人で咲弥を救い出そうとします。無事救い出すことが出来るのか?
    また、香也の出生にも秘密が..
    そんな香也も行方不明になり、吉良邸にいることが判明。
    討ち入りの吉良邸から蔵人は香也を救い出すことが出来るのか?
    最後の展開はかなり強引な感じですが(笑)、吉良上野介の散りぎわが潔いです!

    最後の蔵人のセリフ
    「いのちの花が散っているのだ」
    お勧め!
    続きを読む

    投稿日:2019.02.10

  • あやごぜ

    あやごぜ

    続編だという事を知らずに読んでしまった本書。

    幕府と朝廷の暗闘に巻き込まれてしまう、主人公・雨宮蔵人とその妻子。果てには、あの赤穂浪士の討ち入りにも関わる事になってくるという、興味深い展開です。
    この世で最も美しいのは人への想いかもしれない”という、羽倉斎の台詞にもあるように、話の至るところに垣間見える、人の心の切なさが胸を打ちます。
    前作の「いのちなりけり」を、是非読んでみようと思いました。
    続きを読む

    投稿日:2018.11.04

  • hetoheto8604

    hetoheto8604

    『虚構と真実もまた不二である』と解説にある通り、史実とオリジナルを上手く織り交ぜ、忠臣蔵好きでもそうでなくても楽しめる。吉良と柳沢の野心や大奥の女達の妬み、蔵人達の情愛、武士の義など様々な角度から人間の心を描いた作品。一番好きな忠臣蔵、『元禄繚乱』と通ずるところがある。続きを読む

    投稿日:2016.09.19

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

本棚の開き方(スマートフォン表示の場合)

画面左上にある「三」ボタンをクリック

サイドメニューが開いたら「(本棚アイコンの絵)」ボタンをクリック

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。