海底牧場

アーサー・C・クラーク, 高橋泰邦 / ハヤカワ文庫SF
(9件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • diver0620

    diver0620

    なんど読み返しただろうクラークの描く海洋SF。
    挫折した宇宙飛行士は牧鯨管理員として再生していく。牧鯨というからにはクジラは食料の対象として管理されるわけで、作品が発表されたベトナム戦争以前の思想と現在の思想の違いもあって興味深い。その後の問題についても先読みした議論や騒動もえがかれており、さすがクラークといまさらながらびっくりする。魚類の和名など翻訳上間違っているものもあったりするけれど、加藤画伯版の表紙はSF男子の心を離さない。
    それにしても海に行きたいぞ。
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    投稿日:2019.02.23

  • k

    k

    食糧(ほか様々な必要物質)の提供者として鯨が飼育されている未来の地球で、宇宙飛行士としてトラブルが起きて精神的に深い傷を負ったフランクリンが立ち直り、いろんな事件を乗り越えて生きてゆく物語。

    投稿日:2017.06.21

  • るこ

    るこ

    海洋SFというより、海で生きる主人公の人間ドラマという印象が強い。
    雰囲気としては、フレドリック・ブラウン『天の光はすべて星』が近いか。
    なかなか物語に入り込めず終了。大きな山場がなかったように思う。
    気分的に、ハッキリと分かりやすいSFを求めていたせいもあったかも。
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    投稿日:2017.05.26

  • kysino

    kysino

    このレビューはネタバレを含みます

    フロンティアを宇宙ではなく海に求めた作品。クジラを食料とすべく海を牧場として育てている。現在から見ると複雑な気分になるが、この事の是非が問われることになる。また、クジラを守るための調査過程で現れる、正体不明の巨大海洋生物の謎が加わる。挫折した元宇宙航空士の再生と、彼の同僚であり親友の死などのドラマも描かれる。このドラマ部分はとってつけたというような感じがするが、海を舞台とするハードSFの単調さを補う助けとなっている。

    もっとも興味深いところは、物語の後半で仏教の最高位の人物と主人公の元宇宙航空士とのやり取りだった。人間のためにクジラを殺し続けるか否かという問題である。未来に出会うであろう人間より高等な生物からの視点を示すことでまったく新たな見方が現れる。

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    投稿日:2016.05.22

  • tetumyouban

    tetumyouban

    解説にある通り、これは失われてしまった”理想の未来”である。そういったものを浮かれすぎず、リアリティに徹して、描けるのがクラークの良いところだと思う。
    大規模な環境改変という考え方は、21世紀の今日受け入れられるものではないが、懐かしい未来像でもある。
    最後の音もなく宇宙船が空に昇っていくシーン。クラークの描く無限の上昇を表しているようで良いシーンだと思った。
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    投稿日:2013.07.02

  • sugimoton

    sugimoton

    Kindle用にダウンロードした。久しぶりにクラークの作品を読んでいるが、やはりいつ読んでも面白い。

    投稿日:2013.02.24

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