思い出のとき修理します

谷瑞恵 / 集英社文庫
(354件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
70
122
112
17
2
  • 懐かしくあたたかい物語

    著者は少女小説家としても活躍していますが、本作は一般向けに書かれた作品です。
    人影まばらな古い商店街を舞台に、少し謎めいた物語が連作形式で語られます。
    一冊を通して登場するのは主人公・明里、時計店店主の青年、いつも神社にいる大学生の太一くらいでしょうか。
    本作の序盤は商店街の住人にまつわる話が多いものの、終盤では時計店の店主や明里の抱える秘密が明らかになり、同時にメイン三人の関係も少しずつ変化していきます。
    懐かしい街並みとあたたかい人々によって紡がれる、やさしい物語です。
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    投稿日:2013.10.07

  • ちょっと不思議な物語

    たまたま交わる2つの時間軸。
    その時起こるちょっと不思議な出来事。
    現実なのか幻想なのか・・・?

    金曜か土曜の夜に映像(実写)で観てみたくなる作品。
    タイトル通り、読み終わるとなんだか温かな気持ちになれます。
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    投稿日:2014.06.04

  • タイトルがGood!

    まずタイトルに惹かれました。
    舞台が寂れた商店街というのがなかなかアジのある設定です。
    派手な展開はありませんが、どのストーリーも心暖まるほのぼのとした短編連作集です。
    「茜色のワンピース」が一番好きかなぁ。
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    投稿日:2013.12.22

  • 心の片隅に残る小説です。

    シャッターの閉じた以前はにぎわっていた商店街が舞台が舞台です。
    ストーリーはすごく盛り上がるわけではないけれど、どここか懐かしさを感じます。
    ファンタジー的な要素も含まれていて読み終わったあと心が温まります。

    宝塚歌劇団宙組の蓮水ゆうやさんオススメの小説なんですよ。
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    投稿日:2014.02.20

  • ちょっとの不思議がちりばめられた、ほんわか短編集。

    さびれた商店街に引っ越してきた元・美容師の明里と、商店街で時計修理をしてる時計屋さん。
    ちょっとの不思議と暖かい感情がちりばめられた素敵な物語です。
    素直になれず、モンモンとしている明里が可愛かったです!続きを読む

    投稿日:2013.12.24

  • 心のもやもや飛んで行きます。

    あのジャラジャラさんて、ひょっとしてつくも神さん?実のところ縁結びの神様?さておき行き場のない想いや、どうしようもない事を抱えている時なんかは特に。この本があればすごく助かると思う。悩める明里さん。心に留め置く明里さん。読んでるうちに ほわっと ぽわ~んと あたたかい気持ちになってきます。津雲神社さんにお願い事しました。続きを読む

    投稿日:2014.01.29

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ブクログレビュー

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  • マキえもん

    マキえもん

    とても優しい気持ちになれるストーリーだった。
    謎解きは、ファンタジーな要素が多いけど、よく読めばちゃんと辻褄が合っている。それがとても不思議な感覚で、心地よかった。

    投稿日:2021.03.03

  • ひじかちゃん

    ひじかちゃん

    田舎の商店街、ゆっくりとした
    時間が流れる暖かいお話でした
    連作短編集で、
    たまに出てくる思い出のパーツが
    最終話(虹色の忘れ物)で
    繋がってくる感じが素敵だった
    この作品シリーズ、
    2巻目も買ったので今度読もうと思う
    私も修理してほしい過去が二つある
    続きを読む

    投稿日:2021.03.02

  • syukashizuka

    syukashizuka

    このレビューはネタバレを含みます

    最近流行の、日常の謎系。
    本当に最近、こういう作風増えたなと実感。嫌いではないが、素朴な女主人公、謎めいた青年(大抵美形)、青年に懐く弟分(大抵根は素直な不良)が登場する事が多く、必須事項なのかと勘違いしてしまう(笑)

    回りくどくなくて良かった。
    シリーズ化するか否かによるのかもしれないが、明里と時計師がすんなりとくっついたのが良かった。いっそ恋愛小説と化すくらいの意気込みがないと、日常の謎に埋もれて恋愛が疎かになりがちだ。むしろ恋愛小説でないのだから、さっさと恋仲になってくれた方がすっきりして良い。その点、見た目は草食なのに、意外と肉食な時計師は良かった。

    霊の存在と太一が話をややこしくさせている。
    太一は、商店街にある津雲神社の社務所に寝泊まりする大学生。賽銭を小遣いにする罰当たりな奴のくせに、やたらと「つくもさま」が何たらと御託を並べて明里と時計師の周りをうろちょろしている。彼の口走るオカルト染みた発言と、短編の端々に登場する霊の存在が不具合を起こして、結局霊がいるつもりで読んだら良いのかそうでないのか、今一よく分からなくて混乱が生じた。太一も良い子なのに、今一活かしきれていないような気がした。

    シリーズ化するのか?
    第2弾が出るなら読んでもいいかな。せっかく時計店という良いシチュエーションなのだから、時計絡みの日常の謎モノにすれば良かったのに…とちょっと余計な感想まで生まれてくる。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.11.08

  • 虹風 憂璃

    虹風 憂璃

    このレビューはネタバレを含みます

    あれだけ流行ってた時は読む気が起きなかったけど、『異人館画廊』シリーズと同じ作者だと気づいてこちらも。

    仕事と恋に敗れて東京から引っ越してきた美容師の明里と、お向かいさんとなる時計師の物語。

    主人公と相手役がそれぞれ抱える事情もクリアになり、二人もめでたく両想いになり、これからあと4冊も続刊が!?どうやって?という感じに。
    1冊目を出した時は、ここまで“当たる”とは思ってなかったのだろうか。
    (とはいえ、コバルト時代からそこそこ売れていた作家さんぽいのに)

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    投稿日:2020.11.01

  • mu-min

    mu-min

    このレビューはネタバレを含みます

    弟の目が見えるようになった時、兄はこの世にいなかった。兄の本当の気持ちを知った時、感涙にむせぶ気持ちになった。。

    『僕はきみの時間にこれからも関わっていいんだと思った』この言葉が好き。。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.09.20

  • kita015

    kita015

    漫画版の方を読んで原作の方に興味がでて4巻まで一気に購入。
    小説版の方が情報量も多くて、細かい心理描写もあり面白かったです。
    漫画版で「?」と思った部分も解消できたので原作読んでよかった。

    ちょっと気になったのは登場人物がやたら交通事故にあうのが…。
    まぁ表題が「思い出のとき修理します」だし致し方ないのかな。

    恋愛物のペーストしてはちょっと早め?でも物足りなさはなし。
    次巻も楽しみ。
    続きを読む

    投稿日:2020.09.13

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