【感想】キリスト教入門

島田裕巳 / 扶桑社BOOKS新書
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
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  • 信仰から一歩引いて見る

    宗教に関する入門本は、えてしてその素晴らしさを伝えているものが多い。そのため、その根拠となる資料(聖書や経典)がいかに素晴らしいかを説いて終わってしまっている感がある。
    しかし、この本はそういった視点ではなく、「信仰」から一歩引いて、この宗教の難しさは何か、なぜ日本で根付かないのか、なぜ他の宗教に寛容ではないのかといった視点で述べられており、興味深く読みすすめることができる。
    多少、仮説の域を出ない部分があるが、読者を引きつけておくには、必要な部分でもあろう(この手法は著者の「ほんとうの親鸞」でも見られる)。
    信仰を求めている方への「入門」ではなく、「宗教って何?」といった興味に対する問いに対する「入門」書である。
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    投稿日:2015.04.10

ブクログレビュー

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  • 123456qaz

    123456qaz

    ☆葬式はいらない著者/宗教・葬送に関する著書読むことR021027

    ☆コロナ自粛中大陸横断の計画・ガール水道橋 フランスアヴィニオンの近く→アビニヨン捕囚 世界史・キリスト教の知識があれば旅行楽しめるハズ

    EVERNOTE登録済
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    投稿日:2020.10.27

  • rxw05023

    rxw05023

    キリスト教を知るには参考になる本ではあるが、宗教学者にしては間違った記述もあり誤解して理解される可能性がある。

    投稿日:2017.09.16

  • 大仲屋

    大仲屋

    キリスト教徒ではない著者による解説本。キリスト教を客観的に観察、評価している非常に説得力ある本。キリスト教を知りたい方、「ダヴィンチコード」をより深く理解したい方、などにオススメします。なるほど!と膝を叩くでしょう。続きを読む

    投稿日:2014.03.14

  • yannda

    yannda

    「ないのであれば、そう考えた人間が書くしかありません。」
    という言葉の通り、キリスト教徒ではない人が抱く、素朴で根本的な疑問を分かりやすく解説してくれている。聖書の書かれた順番、イエスは実在したのか、三位一体とはなにか等。信者の人にとっては禁忌?そうでない人には興味の尽きない話ばかりだ。続きを読む

    投稿日:2013.08.09

  • ずーぼー

    ずーぼー

    文字通りキリスト教の入門書。なぜ日本ではキリスト教が普及しなかったかについての考察が興味深い。欧米人と日本人との考え方の差異は小さくない。グローバル社会で生きていくためには宗教への理解が欠かせない。

    投稿日:2012.11.10

  • reso100

    reso100

    キリスト教に関する一般的な解説に関して,重要な論点は網羅しているが,それぞれについての掘り下げが不十分だ.また,多少誤解している点も多々見受けられる.日本でキリスト教が受け入れられなかったことに関する議論も,かなりぼやけている感じだ.続きを読む

    投稿日:2012.11.08

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