【感想】そうだったのか! 日本現代史

池上彰 / 集英社文庫
(68件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
17
27
15
0
0
  • 現代史をわかりやすく解説。

    私が学生だったころはすでに何十年も前の話ですが、歴史の授業で現代史を勉強した記憶はありません。石器時代から明治維新まではきっちりと勉強させられた記憶がありますが大正から昭和にかけての近代史、戦後の現代史はうやむやのまま時間切れで終了といった感じでした。労働問題、公害、学生運動、バブル崩壊…。幾多の試練を乗り越えてきた先人たちに敬意を表しつつも、人間は歴史から学ばない生き物だということを思い知らされました。続きを読む

    投稿日:2013.11.04

ブクログレビュー

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  • shosho

    shosho

    7冊連続でそうだったのかシリーズを読んだ。
    日本の生活者としての視点を失わず、特定の思想に影響を受けない書き方なので、教科書として使って欲しいと思う。
    ただ、これらの本を理解するには政治、経済、法律などについての一般的な教養がある程度ないとダメかも。続きを読む

    投稿日:2024.01.09

  • テクノグリーン

    テクノグリーン

    池上彰著『そうだったのか!日本現代史 (集英社文庫)』(集英社)
    2018.12発行

    2023.10.27読了
     ホーム社から出発されている「そうだったのか!」シリーズの日本現代史版。
     このシリーズは近現代史を学ぶ上でこの上ない良書なので、みんな読んだ方がいい。基本的に中立の立場で記述されているし、参考文献も示されているので信用が置ける。

    URL:https://id.ndl.go.jp/bib/000009987439
    続きを読む

    投稿日:2023.10.31

  • わ

    警察予備隊、自衛隊は客観的に考えれば軍隊に他ならないという思いを強くした。三池闘争や日教組といった、日本における社会主義革命の勃興に対する恐怖について身をもって知ることができた。平成生まれとして田中角栄の功罪についてよく理解できていなかったがクリアになった。かなり前の年代の話にはなるが、日本人としては抑えておきたい内容だと思う。続きを読む

    投稿日:2023.09.09

  • 3

    3

    戦後1945年から2000年頃までの日本の社会、政治、経済。


    1ドル=360円
    「日米会話手帳」36年間破れないベストセラーに

    日米安保
    憲法
    民主主義と社会主義
    自衛隊
    朝鮮戦争の影響

    労働組合
    日教組(日本教職員組合

    日本赤軍
    ヨド号
    あさま山荘

    高度経済成長
    水俣病(熊本、新潟、三重
    イタイイタイ病(富山

    沖縄(1972年返還
    日米地位協定

    田中角栄
    日本列島改造
    中国と国交(1972
    ロッキード事件

    村山富市(社会党の総理大臣誕生
    続きを読む

    投稿日:2023.09.04

  • 司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    210
    現代史のさまざまな出来事や事件を解説してくれる本。現代史が理解できると、毎日の世界での出来事や事件などの背景がわかる。ニュースや深部tんを読むことも楽しくなる。人間は自分の経験からしか価値判断を下すことが出来ない。個人個人の経験が狭く限定されたものであるとするなら、なおさら、ぼくたちは他人の経験から多くを学ぼうとする謙虚な姿勢を持つ必要がある。そして、他人の経験を深いところで学び取るための最良の手段の一つは読書であると思う。」
    (『世界史読書案内』津野田興一著 の紹介より)

    自衛隊の設立、「五五年体制」、東西冷戦が日本国内に反映した日米安保、戦後の廃墟からの高度経済成長、その歪みである公害問題。第二次大戦後の日本の歴史について、これからの歴史を刻んでいくわたしたちはどれだけのことを知っているだろうか。『そうだったのか!現代史』読者の熱いリクエストで生まれた池上彰版「日本現代史」、激動の時代を読むための一冊がシリーズ文庫化第三弾に登場。

    目次
    小泉内閣が生まれた
    敗戦国・日本―廃墟からの再生
    自衛隊が生まれた―憲法をめぐる議論始まる
    自民党対社会党―「五五年体制」の確立
    安保条約に日本が揺れた
    総資本対総労働の戦い
    日韓条約が結ばれた
    文部省対日教組―教育をめぐって抗争が続いた
    高度経済成長―豊かな日本への歩み
    「公害」という言葉が生まれた
    沖縄は返ってきたけれど
    学生の反乱に日本が揺れた
    日本列島改造と田中角栄
    バブルが生まれ、はじけた
    連立政権の時代へ
    続きを読む

    投稿日:2023.08.15

  • まよひが

    まよひが

    よど号事件のときからハイジャックという言葉が使われはじめたとか、アサヒとサッポロが元々ひとつの大日本麦酒という会社だったとか、田中角栄が拘置所から選挙に立候補しても当選したとか、いろいろな豆知識が面白かった。あさま山荘事件の連合赤軍のリンチ事件は何度読んでも恐ろしいですね。続きを読む

    投稿日:2022.10.31

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