【感想】黒猫の接吻あるいは最終講義

森晶麿 / 単行本
(71件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
14
25
22
5
0
  • 黒猫の接吻あるいは最終講義

    付き人が黒猫の過去を少し垣間見る巻、この二人研究に関しては色々饒舌に話しているのに二人の関係のこととかはなかなか前に進まないのかわざと進めないのか。付き人は黒猫に聞くことができずに色々動き始めたがためにあんなことに、それにしても黒猫の知り合いはやはり曲者。続きを読む

    投稿日:2017.02.26

ブクログレビュー

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  • kaz

    kaz

    2作目と知らずに読んでしまいました。特に続いているお話ではなかったので問題なく読めました。

    バレエを題材にしているのですが、芸術に対する考察が難しく感じて入り込むことができませんでした。
    自分には向いていなかったようです。
    時間をおいて機会があれば、このシリーズの別の作品を読んでみようと思います。
    続きを読む

    投稿日:2023.12.22

  • ゆふぃ

    ゆふぃ

    黒猫シリーズ二作目。今回は長編。相変わらず私の知能では理解できない講義が繰り広げられてますが、そんな浮世離れした雰囲気も好き。そんな雰囲気の中、語り手「付き人」の俗っぽさがいい味出してる。二人の距離感もなんだかいい続きを読む

    投稿日:2021.05.23

  • amazara4

    amazara4

    難しい 笑
    でも今まで読んだことない類のミステリー小説ではあったので、読み進めるのに苦労はなかった。
    黒猫シリーズ前作ぬこの読解が必要なのかと思うと少し気が進まないけど、それでもよんでみたいかな。

    投稿日:2021.02.24

  • ricca

    ricca

    真善美は、アリストテレスの時代から、複雑にこんがらがって、切り離せなくて、それぞれに密接に関わり合っている。

    投稿日:2020.01.12

  • gabrielpetajirio

    gabrielpetajirio

    黒猫シリーズの第2弾は、連作短編だった「黒猫の遊歩」や「黒猫の刹那」と趣を異にする長編ミステリ。
    黒猫と付き人が観ていたバレエ・ジゼルの第一幕で起きたハプニング。5年前、同じ舞台、同じ演目でプリマバレリーナが死亡する悲劇が起きていた。それに関して、なにやら隠し事をしているような黒猫の関わるなという忠告を無視し、事件を調べ始める付き人。
    ジゼル、ポオ、ガラスアートを絡めた黒猫の最終講義が始まる・・・

    相変わらずの美学の講義は難解で理解不能。前回までは短編だからそれもうまくやりすごしたものの、今回はバレエも不案内なうえ、長編の真ん中あたりは美学的な論考が大部分を占め、かなり苦痛。
    気になる黒猫と付き人の関係がやっと最後で描かれキュンとするも、黒猫はフランスに行ってしまう。
    あ~二人の関係はどうなるのか。
    それを見届けるためだけに、また次の作品を読むんだろうな~
    続きを読む

    投稿日:2019.11.07

  • no_identify

    no_identify

    このレビューはネタバレを含みます

    やはり小難しい。だがそれがいい。

    芸術を「見る・感じる」だけではなく、「理解をする」ということはこういうことなんだなと本当に思う。そしてそれはけっこう大事なことなのではないだろうかと思うし、その感覚は何事にも通じる。

    それを学ぶためにこの本を読んでるわけではないんだけども(笑)、それを自分の中に落とし込まないと、ミステリーとしても理解できないのだから、しょうがない。

    ただ、そのせいなのかどうかはわからんが、登場人物の熱量はなんとなくみんな低めな気がする。そうすると同期の部分で弱くなりがちに感じられて、そこが難しいところかもしれないなぁ。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2018.06.27

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