【感想】アンドロイドの夢の羊

ジョン・スコルジー, 内田昌之 / ハヤカワ文庫SF
(27件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
6
12
6
1
0
  • 例のアレ

    「アンドロイドの夢の羊」ってタイトル通り、
    「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」と関係があります。

    ただ、B級映画的なパクリではなく、ましてや勝手に作られた続編でもありません。
    チラッと「~電気羊」について言及がある程度の、
    世界観も異なる、全く別の一つの作品です。

    ではどんな関係が?

    「~電気羊」や「ブレードランナー」を面白いと思った人には
    こちらもおすすめしたい。
    そんな程度の関係です。
    そう思ってください。
    続きを読む

    投稿日:2013.09.24

  • 正統SFでした

    ディック風を期待すると裏切られます。サイバー・サスペンス・スペースオペラ的展開と盛りだくさんの真っ当なSF。飛行機で移動中に。つまらない映画を無理してみるよりこの1冊を。

    投稿日:2013.09.25

  • 老人と宇宙を読んで面白そうと思った人向け

    この作者の宇宙人観は前作同様に現代国際社会の生き映しですので、それについて肯定的に考えられる人はおもしろいと思う。
    無理矢理『アンドロイドの夢の羊』にしてしまった感が否めなかったが、おもしろい結末です続きを読む

    投稿日:2013.09.25

  • 題名に無理やり合わせた感がある

    最初は誰が主人公なのかがわからず戸惑った。また後半の敵エイリアンの名前が複雑で利害関係が見えず頁を行ったり来たり。そのせいか集中できず思いの外読むのに時間がかかった。内容はいつものSF冒険活劇、ですが今までのスコルジー作品と比べると微妙というのが正直な感想。題名の「羊」を絡ませる為にいろいろと無理をしているように思えた。。。それでも並の小説よりは十分面白いですがね。続きを読む

    投稿日:2013.10.07

  • テンポよく読める

    堅苦しくなくて読みやすかった。
    凄腕ハッカーに怪しい宗教団体と敵対するエイリアンが絡み合って中盤からは一気読み。
    こういうSFもいいね。

    投稿日:2014.09.17

ブクログレビュー

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  • とうべえちゃん

    とうべえちゃん

    このレビューはネタバレを含みます

    フィリップKディックの作品へのオマージュある小説。最初は映画のメンインブラックやマーズアタックのようなパロディ、ユーモア小説かと思ったが、話がどんどん膨らんで、マトリックスの世界に変わった。
    考え方、社会形態が違う異星人との交流世界で人類が如何に生きるのか。著者の作品に共通するテーマなのかもしれない。
    登場人物の入退場や入れ替わりが激しいのが難点だが、ラストのスピーディーな展開と終幕に爽快感を感じる。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.11.09

  • winder

    winder

    スペース・オペラ、ミリタリ、サイバー・パンク、ポリティカル・サスペンスも楽しめました。スコルジー、これからも新作が読めるといいなぁ。

    投稿日:2018.12.25

  • dekadanna

    dekadanna

    快調な読み口の軽快な話。しょっぱなからジョークが利いていて思わず引き込まれてしまった。「おなら」とはね。それでも、しっかりした伏線とどんでん返し、控えめで、かっこいいヒーローと、娯楽小説の黄金道をばく進している本だ。面白かった。続きを読む

    投稿日:2018.11.12

  • yasuyukima

    yasuyukima

    ハリウッド映画みたいな小説。おもしろいけど、登場人物が覚えられない…昔はそんなことなかったのになぁ。

    投稿日:2018.10.10

  • orangigie

    orangigie

    エレクトリックブルーの毛色を持つ羊、品種名は”アンドロイドの夢”。異星人との戦争危機あり、星間クルーズあり、そしてコンピューターに移植された人間ありで、SFっぽい雰囲気満載。
    そもそもの事件発生がふざけているし、テンポ良く話が進み、全体的に楽天的でユーモアのある、アメリカ人作家らしい作品になっている。
    老人と宇宙シリーズよりこっちのほうが軽くて楽しいと思う。
    続きを読む

    投稿日:2018.06.20

  • nenesuke

    nenesuke

    まさにSFという内容で、のめり込んで読むことができた。
    宇宙を舞台にした、近未来の話であるが、設定がおもしろく、最後もすっきりと終わっているので、個人的には好きな小説である。

    地球が宇宙の星々を相手に貿易を行っていたり、その中でも地球は弱小の部類に入っているなど、楽しめる内容であった。続きを読む

    投稿日:2015.10.20

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