読書の技法―誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

佐藤優 / 東洋経済新報社
(374件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
74
147
95
15
2
  • もっとたくさんの本を読みたい方へ

    日本で一番蔵書数の多い国立国会図書館が所蔵している書籍の冊数はおよそ1000万冊。これに対して、一般的な読書家が生涯に読める本の冊数は3000冊~4000冊だそうです。こういった数字からもわかるように、通常の読書方法で人が生涯かけて読める本は全体からすればごく一部。しかし、知的好奇心の強い読書好きの方には、もっとたくさんの本を読んで多くのことを知りたいのにと、もどかしい思いをしている方も多いのではないでしょうか。
    本書では、単純な読書時の目線の動かし方などの速読テクニックというよりも、どういった本を速読し、どういった本を熟読すべきかの選別の仕方や、読んだ本の内容を効率的に記憶する方法など、より実践的な速読のススメとなっています。(スタッフM)
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    投稿日:2013.09.23

  • 「知の巨人」による読書遍歴と「受験の神様」ばりの受験書指南

    むかし立花隆、いま佐藤優。「知の巨人」による読書遍歴を公開と思いきや、途中から「受験の神様」和田秀樹の御株を奪うほどの受験書指南が始まる。
    いわゆる「国際的なビジネスパーソン」に向けて書かれた本で、すでに12万部を突破という帯を見て、そんなにこの層は多いのかと疑問に思った。
    私は一冊を読むのにも四苦八苦している現状を打破したいと手に取ったが、キリスト神学の本を読んでる時が息抜きで、仮眠は15分程度で切り上げ、日付の変わる0時から自分のための読書に打ち込む著者の姿に、ただただ畏敬の念を感じてしまった。

    スマホやネットなどの誘惑をどうやって退けるかなんて悩みを共有してくれるのは、デヴィッド・L. ユーリンの『それでも、読書をやめない理由』の方だったな。ただペンを持ち本に直接書き込むって言う結論は同じだけど。
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    投稿日:2013.12.12

  • 実践するのは至難!?だが面白い!

    とても面白かった。
    が、常人にこの読み方ができるだろうか、とも思う(笑)
    まず、佐藤さんは非常に頭の回転が良い。この速度で回転させるのは頑張っても難しい。
    それから、惜しみなく紙の本に書き込める佐藤さんには本を買って収納できるだけのお金とスペースがあるわけだが、
    多くの人は毎月何百冊の紙の本に「書き込みをする」というのは難しいだろう。
    また、職業や体力の関係で佐藤さんほどの読書時間を取れない人も多いと思う。

    だから、本書に書いてあることを「実践する」のは難しいが、
    「佐藤優」に興味がある者には非常に面白いし、「技法」の背後にある「姿勢」を学ぶことはできると思う。
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    投稿日:2014.07.16

  • 基礎知識の重要性

    時間は有限であるから人が一生のうちに読める本の数も有限だということは、言われてみればもっともである。
    限られた時間の中でどのように本を読むべきなのか、ということが本書のテーマとなっている。

    中でも、熟読や速読以前に本を読むためには背景となる知識が不可欠であるとして、その知識を獲得する方法を科目ごとに具体的な書名をあげつつ多くのページを割いて説明している。
    これは様々な分野の本を数多く読んできた著者だからこそできることだろう。

    本の読み方については、一般人が参考にするにはちょっと厳しいのではないかという部分もあったが、知識を身につけるためにどのような本を読めばいいのか、という面では参考にしやすいのではないかと思う。
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    投稿日:2015.03.09

  • 速読って本当にできるの?

    月平均300冊以上読むという筆者の読書術を学べる本である。
    速読ってよく聞くけど本当にできるの?と疑問に思っていたが、この本でいう速読は熟読しなくてもいい本に対しては欲しい情報だけをピックアップする読み方のことで、どんな本でも速読できるというものではない。
    では、どうやって速読していい本とダメな本を見分ければいいのか、ということについて本書では詳しく書かれている。
    この本の最後に本書で登場した本のリストがあり、ここから次読む本を探すのに役立てることもできる。

    今までは本を読むときに何かを特別に意識せずにただ読んでいたが、この本をきっかけに読書の仕方を変えたいと思った。

    以下にこの本で気になった部分のメモを載せる。

    第1章
    どうしても読まなくてはならない本を絞りこみ、それ以外は速読する
    読書には順番があり、手続きがある。

    第2章
    速読の技術
    本には三種ある
    簡単に読むことができる本、そこそこ時間かかる本、ものすごく時間がかかる本
    速読術とは、熟読術の裏返しの概念
    熟読術を身に付けないで速読術を体得することはできない
    自分の知識の欠損部分を知り、そこを補うこと

    第3章
    速読の技法
    ためし読みをしてどのように読む本かを選別する
    判断するためには基礎知識が必要
    普通の速読をするためには、本の内容を100%理解しようとする「完璧主義」を辞めること
    必要とする情報についての明確な目的意識も必要だ

    第4章
    読書ノートを作る時間がもったいないへの反論
    本を読み終えてしばらく経つと、なにが書いてあったかという記憶が薄れてしまう
    読書後30分かけて補強作業をするとよい。
    読書ノートを作る最大のポイントは、時間をかけすぎないこと。

    第5章
    基礎知識の欠損部分を埋めるために
    高校レベルの教科書と参考書を活用する
    国語
    出口汪『NEW出口現代文講義の実況中継』は仕事で使う文章の読解力が飛躍的に向上する

    第6章
    リラックスするための読書は無駄ではない
    漫画は「動機付け」には使えるが、知識を身につけるものではない
    ベストセラーはどんな作品であっても、その時代の雰囲気をつかんでいる
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    投稿日:2017.08.05

ブクログレビュー

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  • Kaiserin-Ai

    Kaiserin-Ai

    速読法について、全く知識のない分野の本をいくら早く読もうとしても無駄。全くロシア語を理解していない人がいくらロシア語の本を早くページをめくっても理解できないのと同じ。
    熟読する本と、時間をかけるべきでない本を見極める。
    本は熟読するなら借りるのでなく買って書き込み、メモし、四角で括り、汚くするものだ。
    基本的な知識がなければ難しいテーマを読んでも理解が進まず、時間の無駄になる。
    基本をよく理解し、自分に合った知識レベルの本を選ぶ。
    二度寝はしない。著者は昔からのショートスリーパーで3時間くらいで大丈夫な体質だが、昼寝はしても、少しハッと目が覚めることがあればすぐ飛び起きて、時間を無駄にしないようにしている。
    語学と数学は体で覚える。
    歴史は暗記するのではなく体系的な理解を心がける。歴史を学べば現在起きている事柄を理解しやすくなるが、体系的な知識がなければ、理解できない。
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    投稿日:2020.08.28

  • ねこじたのヒロ

    ねこじたのヒロ

    月に300冊から500冊という「とんでもない量」の本を読む、佐藤優さんの読書法。

    そのポイントは本を3つに分けること。
    「超速読」だけで終わる本、「普通の速読」をする本、「熟読」までする本、というもの。

    これだけ読む人でも、普通の会社員が熟読できるのは月にせいぜい5、6冊程度と書いてある。
    大切なのは、その「熟読すべき本」をしっかり選べるようになること。
    つまり、出会いのために多読が必要だということで超速読や速読をする、というのが著者の主張になる。

    ちなみに、「速読」「超速読」といってもいわゆる眼筋を鍛えるとかフォトリーディングとかそんな魔法みたいな読書法ではない。
    慣れれば誰にでも可能な方法だと思うので、やってみる価値はある。

    「超速読」で本の選定をし、「普通の速読」を基本として読む。これは!という本のみ「熟読」する。

    佐藤優流の読書術がこの一冊におさまっている。
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    投稿日:2020.08.07

  • shinya-watanabe

    shinya-watanabe

    前提知識のある本はよむのが早くなる!

    読解力鍛えるために、一回現代文の本を読むのは良いかもしれない。

    投稿日:2020.08.05

  • もりみつよしだ

    もりみつよしだ

    熟読、速読、超速読と三種類の技法
    またそれにかかわる詳しい説明がきさいされていた

    筆者の言う通り時間は有限であるため
    超速読などにより、読む必要のある本と必要のない本の選定は非常に説得力のあるものであった

    また、本は買って読むについては非常に同感

    ノートは記録ではなく記憶のためにつける

    意見やコメントをつける

    書き写しというところは自分の定着になるだろうなあと感じました

    メモ程度ですが参考までに
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    投稿日:2020.08.02

  • チキン南蛮

    チキン南蛮

    月平均300冊以上の書物に目を通している佐藤優氏の読書術がこと細かに描かれています。

    熟読・速読・超速読の3つに分類し、それぞれの目的と具体的な実践方法が分かります。

    どのような本をいつどこでどのように読めば良いか、具体的に分かるので、できるところは真似してみたいです。
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    投稿日:2020.07.20

  • しゅがー

    しゅがー

    超速読、速読、熟読に分けてそれぞれ方法や意図を教えてくれる本日。
    超速読とは5分で行い最初のページと目次のみ読みひたすらページをめくる。気になった点のみシャーペンや折るなどしてわかりやすいようにし、最後の結論ページのみ読む。最初のページと目次を読んだ後は真ん中から読むことで本の水準を知ることが出来る。
    これによりまず超速読のみにとどめるか、速読するか、熟読するかを選択する。また超速読も速読にも、一定の基礎知識が必要である。基礎知識は高校までの勉強で培うべし。
    速読とは30分で1冊読む方法だ。これは既知の方法で、大体出来ているため割愛。
    熟読は囲みで抜き出して、自分のコメント、意見、賛成or反対 理解できるorできない 一言などを付け加える。
    またどの方法の際もシャーペンを用意して印をつける必要があることを推している。
    まずは基礎知識習得のために高校の現代文の勉強からやり直す。
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    投稿日:2020.07.14

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