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大前研一 / 小学館 (5件のレビュー)
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ravenclaw55
ビジネスマンのカリスマ、大前研一本の第一冊目。 数年前に福岡市に来た時、講演を聴きに行ったことがある。 感想は特になし。
投稿日:2020.05.13
shyamazaki69
消費財メーカーに勤めている身として、本の中で最も興味のあるテーマは、p61の日本企業は「右肩上がりの経済を前提とした『途上国モデル』」から『成熟国モデル』における事業計画や経営システムへと移行する必要…がある、という指摘だ。 これはまさに「クオリティ国家」のコンセプトと相通じるものがあると思うが、 ・安易な価格競争に走ること無く、 ・また、その裏返しである「スペック」競争とも一線を画して、 いかに「人々が潜在的に欲しいと思っているものを見抜いて提供」できるか。 その点においてp80の、スーパーの経営者は…ひいては企業の経営者は…「『自分たちの顧客とは誰なのか?』『彼らは何を求めているのか?』という原点に立ち戻るべきだと思うのだ」という指摘、 そしてそれを考える際の具体的な手法であるp170の「戦略的自由度」の考え方は今一度…マーケティング担当者の端くれとして…肝に銘じたい。 戦略的自由度を考える際、最初に問うべきは「目的は何か?」ということ。 「お客さんは何を求めているのか、つまり、お客さんがその商品を買おうとする意思決定をする時に最も重要な要素は何か?」ということを最初に考える。」 「そして次に、その目的を実現するための方法を調べ」、打ち手の方向(軸)を考え、「その中で一番コスト効率がよく、お客さんにとっても一番インパクトが大きいものを考えていく」。 ともすると、既存の機能のスペックを上げ、かつ、新たな機能を加え、価格を下げる、などという方向に我々はつい考えがちだが、それは「途上国モデル」つまり経済・市場のパイが拡大している状況であればまだしも、お客さんか望んでいない部分でのコスト増となり、売上は増えず、成熟国・成熟経済の下では自分で自分の首をしめていくことになりかねない。 心して、大前塾長の言う「原点」に戻ってビジネス、マーケティング、商品開発を考えたい。続きを読む
投稿日:2013.03.10
トム
「民の見えざる手」・・・民の生活様式に対するパラダイム転換と見えない行動様式が現状の不況を徐々に解消していくという考え方には、目からうろこだ。こういう根本原因を徹底的に見つめなおし、解決策をグランドデ…ザインから処方できる方を国家戦略局などのトップに据えるべきだ。続きを読む
投稿日:2012.12.02
whokilledbanbi
今起きている事を他人より"少しだけ早く"、且つできるだけニュートラルに知る為には、多分この人が一番あっているのではないかと思って購入(マイレージ移管のTポイントだからタダ)。 自分が製造業eコマース出…身なので、かなり近しい。毎回思うけど、実際に起きている事象で肌では感じているけど、言葉には出来ない所をデータ裏付けで書いてくれているので有難い。 今の自分に今すぐ必要な情報ではないけど… よく思うのは、お金払わないと得られないのではないか、という精密な数値(情報)がよく書かれていて電通総研か何処かのコンサルから情報貰っているのかな。 最後に、自分も目を通した経済系本からの引用が多いので嬉しい。続きを読む
投稿日:2012.10.07
zhongxia
大前節炸裂しております。 ただ文庫なので、古い情報もあります。 修正が必要でしょう。 こういう人が政治家になればいいのになあ。 本人はもうその気はないようですが。
投稿日:2012.10.01
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