【感想】ワンクリック

リチャード・ブラント / 日経BP
(80件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
6
28
35
3
0
  • 過小評価されている天才

    アマゾンを日常的に使うので、創業者のジェフ・ベゾス氏はどのような人物なのか、
    前々から興味があったので読んでみました。
    彼の半生、アマゾンがいかに成功を収め、巨大化していくか。
    当たり前ですが、天才だな、という感想を持ちました。
    これだけ利用されているのだから、もう少し日本でも評価されていいんじゃないでしょうか。
    彼とアマゾンがこれからどんなサービスに挑戦していくのか、楽しみになります。
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    投稿日:2013.12.07

  • ベゾスも時間があれば本屋を利用する

    ジェフ・ベゾス率いるアマゾンはどうやって生まれたのか。比較されるのはスティーブ・ジョブズだろうがベゾスはジョブズほど不思議な人ではなさそうだ。ジョブズの情熱がアートと技術の交差点で飛び抜けたものを作るというのに対し、ベゾスからはそこまでの執着は感じない。もちろんアマゾンの焦点は顧客へのサービスという点に集約されるのだが。

    ベゾスの印象は非常に優秀な人、元々技術者でありながら早くから起業することを考えていたようだし、インターネット取引で書店という所に目を付け、シェアを取れば後から利益はついてくると拡大路線にひた走る。恋人をさがすのにもディールチャート(取引条件を予めリストアップしたもの)を使い、ロス・ペローの様な女性を捜したのは巧く機能しなかったようだが、インターネットの可能性に気づき同じくディールフローチャートを用いて書店を選んだのは当たった。また当初は地域は拡大せず電子取引のシェアを上げることに集中しあっという間に世界最大の書店を作り上げた。よく知られるワンクリック特許もアマゾン=ベゾスの特徴をよく表しているが、正直な所これを特許と認めるのはどうかしてる(利用者としては素晴らしいデザインだが)と思う。

    ベゾスは当初利益に焦点を当てなかったが、一方で顧客にどう見られるかと言う評判は凄く気にしている。自分たちのためには金を使わず顧客サービスに使っていると思わせることだ。また従業員も一部を除くとアマゾンで働くことに対するロイヤリティが非常に高い。時給10ドルちょっとのために推薦状3枚、論文2通にSATの点数と大学の成績証明を提出させる。そういうアマゾンカルトに入信できない人は早々に退社するらしい。

    アマゾンは調べるのには便利なのだが個人的には本屋が好きなので共存してくれればいいね。ちなみにベゾスも時間がある時は本屋を利用すると言っている。
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    投稿日:2014.01.01

  • ジェフ・べゾス天才!

    この本をよんだら、湧き上がってくる感想、それは「ジェフ・べゾスすごい!」この一言に尽きます。

    彼の先見の明は恐ろしいほどです。

    私自身は、去年シアトルのアマゾンのオフィスビルに行きましたが、そこの雰囲気はなんとも言えない力を秘めていました。

    その謎がこの本を読んで解けました。

    この本を読んだら、アマゾンをもっと知ることができます。

    この電子書籍のサイトでアマゾンの宣伝になってしまいましたが、ぜひ読んでください。

    あなたを成功へと希望への原動力となるはずです。
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    投稿日:2014.04.04

  • 面白い

    ただ単にamazonを多く利用しているが今までの成り立ちや運営に関する方針などが
    書いてあって面白い。
    そこを考えながら買い物するのも面白いかも!

    投稿日:2016.11.21

ブクログレビュー

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  • toshi1231

    toshi1231

    2012年の作品だから、AmazonがKindleを急速に展開し始めたころ。既に本の業界は激変し、音楽業界にも大きな影響を与えていた頃。その後、AWSによりAmazonの事業はガッチリと安定し、その資金力、プラットフォームのカバレッジを活かして、ありとあらゆる領域に進出し、各業界ではDeath By Amazonなる言葉が語られるようになるに至る。
    本書は、ベゾズという人間に焦点をあてたもの。比較的裕福な環境に生まれ、若いころから理系の秀才、コンピュータ、ネットワーク技術者として頭角をあらわし、金融系の会社でその技術力を活かしたのちに、Amazonを創立する。大変な頭脳の切れ味と事業に対する執着心を持つ、まさにアントレプレナーの典型的な人。少し昔の作品ではあるが、十分に楽しめました。
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    投稿日:2022.02.15

  • こどもおねむ

    こどもおねむ

    最初はベゾスの生い立ちから始まりかなり眠かったが、読み終えると彼を語るには必要な事だったと思う。
    特に印象的だったのは、レビューや相乗りに対する考え方だ。悪いレビューは顧客が間違った商品を買わないように、相乗りはアマゾンが品切れしても顧客がいつでも買えるようにと、顧客第一主義に繋がっている。今まではこの目線では見れなかったから衝撃を受けた。
    またアマゾン最大の強みの物流センターも、創業時から重要視しており、R社やY社では太刀打ち出来ないわけだと納得。他のベゾスの本も読んでみよう。
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    投稿日:2020.07.02

  • tatsu1213

    tatsu1213

    このレビューはネタバレを含みます

    ・「後悔最小化理論」
    歳をとって人生を振り返った時、どちらの道を選んだ方が後悔しないのかと考えること。
    ・シリコンバレーのスタートアップでは「なにができないのか」を知らない人間の方がなんとかしてしまうのでいいとよく言われる。
    ・ベゾスの哲学
    顧客第一主義
    きちんとしたものができるまで、発明・再発明を粘り強く続けること
    長期的に考える
    毎日が初日

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    投稿日:2019.07.14

  • nene

    nene

    時間がなくさらっと読みました。アマゾンの話なので今だと少し古いかと思いましたが、いつ読んでも価値があるものだと思いました。

    投稿日:2019.04.06

  • hiyusuke9

    hiyusuke9

    Amazon率いるジェフベゾスの生い立ちから、Amazonが成功するまでを書き記した一冊。

    こういう本はFacebookやグーグル、ヤマト運輸など有名な企業であれば沢山出版されているからなんら珍しいものではない。

    しかし、今回本を読んだ時には自分の状況が特別だったからか印象が異なった。

    自分の将来をノートに書き記していて、丁度1兆円の企業を創りたいと決めたのだ。

    1兆円はとてつもない額あるが、この本を読んで、ふと達成したいと感じたのだ。

    顧客志向のAmazonは自分にとって非常に勉強になるものばかりであった。こういう風にしてサービスを改善するのかと驚かされた。

    顧客志向からさまざまなサービスを作ってきたAmazonをこれからも参考にしていきたいと思った。
    続きを読む

    投稿日:2019.02.21

  • toshi-t

    toshi-t

    書籍の副題にある「ジェフ・ベゾス率いるAmazonの隆盛」のおとり。ジェフ・ベゾスの半生記でもある。あまり素性を明かさないジェフ・ベゾスを知ることのできる本であり、Amazonの成長の記録でもある。

    投稿日:2019.01.13

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