【感想】子どもたちは夜と遊ぶ（下）

ミステリーはとても苦手なので 今回も例に漏れずほぇーって言ってたら読み終わってしまっていました ちゃんとびっくりはしたので許して欲しい 誰かに
しかし石塚恭司がどうしても好きですね こういう男に弱すぎ…る続きを読む

とても夢中になれた作品で、面白かったです。

恭司というキャラクターが個人的に好きです。
もう少し恭司の事を書いてほしかったなぁという気持ちが少しあります。

辻村深月のホラーミステリーの傑作。主人公の浅葱がかっこよすぎる。とにかく読みやすくて続きが気になって仕方ない。驚きと恐怖の連続。ラストは最高ではないかもしれないが、全体的に言えば、圧倒的。

上巻で頭に植え付けられた信じてたことを下巻ではことごとくひっくり返された。途中シックスセンスみたいだなって思った場面があったけど、シックスセンスよりもプロットツイストがあって、終わり方も予想できない終…わりだった。多分辻村深月の作品の中だとツナグと同じくらいダントツで好き。途中何回かあれ？と思ったところはあったが、それでも下巻で明かされていく思いもしなかった事実に背筋がざわついて、最後まで一気に読んでしまった感じ。続きを読む

孤塚も月子も浅葱も登場する全ての人を大切にしたくなる、そんな本でした。それぞれ性格は全く違くて孤塚が好きなら浅葱は苦手になりそうなのに、不思議と全員を愛したくなる。
孤塚の真の人の良さ、努力家なところ…
月子の可愛らしさ、自分の芯を曲げないところ
一人一人違えど、皆を包み込んで抱きしめたい
浅葱が人を殺したとしても浅葱を嫌いになんてなれない。見捨てることなんてできない。
だって浅葱が、浅葱のことが好きだから。続きを読む