さよならクリストファー・ロビン

高橋源一郎 / 新潮社
(46件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
6
18
13
2
2

ブクログレビュー

"powered by"

  • kariy0n

    kariy0n

    眠りにつく前に語られる曖昧な世界
    たくさんの童話がちりばめられているけれど
    ぼくたちはだれかがかいたおはなしのなかにすんでいてそんざいしない
    ふわふわとした言葉たち
    虚無?
    眠くなったよ
    よくわからないよ
    さようなら高橋源一郎
    ≪ 続いてく お話の中 きみとぼく ≫
    続きを読む

    投稿日:2018.11.11

  • yamada3desu

    yamada3desu

     なんか久しぶりに著者らしい作風の作品を読んだような印象。
    「けいほう」や「アトム」からはあの震災も連想される(ちょうど震災を挟んだ前後に「新潮」に掲載されている)。
     6篇の短編集のようにみえるが、全短編で一つの作品ととらえた方がわかりやすいかと思う。
     ラストの汽車(あるいは汽車の中らしき状況)あたりの状況設定や物語の構成は「ゴーストバスターズ」を思い出させもした。
     五つ星を付けるには、もう少しググっと圧倒されるものが欲しい。
     そう思えるのは、僕の中に「高橋源一郎ってこんなもんじゃないだろう!」という確信があるから。
    続きを読む

    投稿日:2018.01.06

  • longirostris

    longirostris

    当に高橋源一郎の小説、としか自分には形容できない… 浮かんでは消える断片。意味を持つことを拒否するかのような言葉たち。それなのにひたすらに心地よい

    投稿日:2017.10.17

  • り

    表題作だけ。あ〜高橋源一郎ってこういうの書きそう〜、と印象そのまま。クリストファーロビンって誰だっけ……あっそうか、彼ね!…えっじゃあ一人称の「ぼく」はやつか?! という落ちに終わってしまった。正しい読み方はたぶんこれじゃない。続きを読む

    投稿日:2017.04.18

  • 奈良ヒロキヒロキ

    奈良ヒロキヒロキ

    【星降る夜に】
    『二十五年…わたしは、自分の口から出たことばに驚いた。二十五年も書きつづけていたのだ。誰も読まない小説を! その間に、もっとなにかできることがあったのではないだろうか? 山に登るとか、動物園に行って熊を写生するとか。もう少し、有益なことが。』

    【お伽草子】
    「『せっくす』というのは、人がわかりあうためにすることの中で、もっともいいもののひとつだ、同時に、もっとも、むずかしいもののひとつなんだ」
    「どうして?」
    「ことばをつかわないからだよ。ことばは、わかりあうために、人が使うものの中で、いちばん簡単なものだからね」

    「簡単ないみのことばはないのかい?」
    「あるよ。『アルランス』とか」
    「どういういみなんだね」
    「『一時間目の授業の時、先生に、頭が痛くて、熱があるみたいなので保健室に行っていいですか、ってきいて、保健室に行って熱をはかったら、三十六度ちょっとしかなくて、すぐ教室に戻りなさいって保健の先生にいわれること』だよ」
    「そのことばのいみが、簡単なのかどうか、わたしには、わからんが、熱がないのに、すぐに保健室に行くのは、パパは感心しないね」
    「わかった。ねえ、こういうことばって、使ってはいけないの?」
    「きみは、どうして、そういうことばを作ったのかね。『ティーズィッテ・ナン!』とか」
    「決まってるじゃないの。他に、ぴったりしたことばがなかったんだもの」
    「オーケイ。『コネタキイ・イカンマクヤヒ』だと思うんだが、パパは」
    「なに、それ?」
    「『自分でことばを作るのは、おおいにけっこうだが、寝る前に、明日、学校に持っていくものを、ランドセルに、自分で入れてからにしてもらいたい』といういみだよ。それに、『フルエノウヨチ・ダシアタカ』でもあるしね」
    「わかったよ。そういうことばを作ると、質問ばかりしなきゃならないから、めんどうくさいってことだね」
    「その通りだ。でも、わたしがいったことばのいみは、『そろそろ、お昼ごはんにしようじゃないか』ってことさ」

    『手で髪の毛を触る。それから、顔。目、鼻、唇を触る。ずっと触っていって、足の爪に、到着する。ぼくは、寝る前に、必ず、それをやるんだ。おまじない。
    確かに、そこに、ぼくがいる、というおまじないだ。』
    続きを読む

    投稿日:2017.01.28

  • つちや ぼたん

    つちや ぼたん

    くまのプーさんにクリストファー・ロビン、アトムに天馬博士とお茶の水博士…。
    作者によって一度嚥下され、新たな物語の形を得て綴られる。
    ファンタジックで、綿菓子のような読み心地です。
    誰かとなりにいてほしいときに読む本。続きを読む

    投稿日:2016.02.18

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

本棚の開き方(スマートフォン表示の場合)

画面左上にある「三」ボタンをクリック

サイドメニューが開いたら「(本棚アイコンの絵)」ボタンをクリック

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。