【感想】新装版 虚構の城

高杉良 / 講談社文庫
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
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ブクログレビュー

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  • kaorukaeru

    kaorukaeru

    労組のない企業の社員が、労組のことで左遷され
    技術職から遠ざかるが腐らず、そして・・・
    ある社員の出来事、社員の思いと行動
    読んでいてそんな流れかぁと思いながら読みました

    投稿日:2019.04.17

  • ポストイット

    ポストイット

    2019年3冊目。高杉さんはサラリーマンを描く小説の王道だろう、と思い楽しみに読みました。が、今まで邪推な物語を読んでいたせいなのかな?自ら破滅する道に進み、悲観し挫折に陥ってしまう、というストーリーに苛立ち覚えました。起承転結の〝結〟が、あとは読者の想像にお任せします、的な感じなので雑に思え、読み終わった後がしっくりこなかったです。
    そして一昔前の小説なので、男女間の関係などが古く感じます。知っている漢字だけど読めない、見慣れない熟語が出てくるのである意味勉強になりました。
    続きを読む

    投稿日:2019.02.24

  • 越後の鬼人

    越後の鬼人

    時代背景はちと古いが、昭和のクローズドなバンカラ企業の内実が分かるようで面白い。デビュー作で荒々しいので、次回作にも期待!

    投稿日:2017.10.24

  • seiyan36

    seiyan36

    1939年生まれの著者が、1975年に発表した作品。即ち、著者が36歳位に書かれた作品になる。

    最後に、「オチ」があり、余韻がある。


    ●2024年1月23日、追記。

    本作の内容は、次のとおり。

    ---引用開始

    大手石油会社に勤める若手エンジニアの田崎健治は、公害問題を解決する画期的な技術を開発し、将来を嘱望されていた。しかし、些細なきっかけで同期に裏切られ、畑違いの通産省担当に左遷されてしまう。経済成長期の花形産業に渦巻く欲望に翻弄されるエリートの栄光と挫折を描いた、記念すべきデビュー作。

    ---引用終了
    続きを読む

    投稿日:2015.07.19

  • ma2373

    ma2373

    「海賊とよばれた男」で出光に興味をもったので、同じ出光をモデルに書かれた本書を読んだ。会社組織の中で苦悩するサラリーマンの生き方が描かれている。男女の関係も大きなポイントになっているので、なんとなく島耕作シリーズを思い浮かべてしまう。書かれた時代が1980年ということもあり、ストーリーなども含め古いものを感じなくはない。高杉良のデビュー作ということであるが、個人的には「金融腐食列島」などが好きだ。しかし、ある意味平凡なサラリーマン(といっても優秀な人物ですが)を描いているという点で「半沢直樹」などにはないリアリティーは感じられた。続きを読む

    投稿日:2014.04.25

  • kohtaroh

    kohtaroh

    久々経済小説。しかもふっるい本。
    石油会社で働くエリートサラリーマンの物語。栄光から左遷、情事に転職そして離婚。めまぐるしく進む展開にグイグイ引き込まれる。

    初版は1981年で俺が10歳。著者のデビュー作で代表作。古いのに古さを感じずに楽しめる一冊やで。続きを読む

    投稿日:2013.09.14

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