【感想】珍妃の井戸

浅田次郎 / 講談社文庫
(219件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
39
67
93
13
2
  • 歴史ミステリー

    名前の読み方には最後まで馴染めなかったが、ストーリーと登場人物は魅力的で面白かった。
    「蒼穹の昴」「中原の虹」の外伝的な印象を受けた。

    投稿日:2014.11.18

ブクログレビュー

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  • ニャンちって

    ニャンちって

    今回のこの巻はなんかサスペンス仕立てで、
    蒼穹の昴からの顛末もわかって面白かった!
    次は中原の虹の①巻へ!楽しみ楽しみ!

    投稿日:2024.03.15

  • Limei

    Limei

    「蒼穹の昴」の続編。
    清朝末期、光緒帝の妃•珍妃の死の真相がミステリー風に描かれています。続きだけれど前作と雰囲気が違ってまたおもしろいです。

    それぞれの人の思い、それぞれの国の思惑。相手の本当のことなんてわからないのに思い込みで自分が正義だと思っている人たち。
    それぞれの立場の正義。
    自分の、自国の損得しか考えていない人たち。
    相手を見下す人たち。
    それでは誰も幸せになれないようで悲しいなと思いました。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.02

  • パンコ

    パンコ

    蒼穹の昴シリーズ第二部。義和団事件の中起きた珍妃殺害事件をめぐるミステリー仕立て。蒼穹の昴のスピンオフのような印象を受けた。義和団事件が過去の事として描かれているが、そこも蒼穹の昴として春児や西太后の話を読んでみたいと思った。続きを読む

    投稿日:2023.11.02

  • cinejazz0906

    cinejazz0906

    清王朝末期の義和団事件の混乱のさなか、第11代皇帝(光緒帝)の寵愛を一身に受けた美しい側室(珍妃)が、紫禁城内で無惨に命を奪われた。・・・「珍妃は西太后に殺された」という通説を翻し、日英独露の高官たちによる犯人捜しと真相の迫る、『蒼穹の昴』に続くミステリ仕立ての歴史ロマン。 “誰が珍妃を殺したのか?”・・・あまりにも切ない事の真相に触れたとき、時代に翻弄されて生きる人間の業の深さに、どうしようもない焦燥感に苛まれる、愛と感動の一篇。続きを読む

    投稿日:2023.10.29

  • ぽん

    ぽん

    何気なく蒼穹の昴を読み始めて、いやーハマりました、蒼穹シリーズ‼︎
    で、第二弾です。蒼穹の昴の最後の方がちょっと呆気なく終わってしまった感があったので、後日談的なこちら第二弾で埋め合わせできました。中国史の残酷さと神秘性にどっぷりです。続きを読む

    投稿日:2023.09.05

  • がまこ

    がまこ

    一冊とは思えない密度の濃さだった。それぞれの登場人物の立場や強いキャラクター性もあり、読むのが止まらなかった。ミステリーの体裁ながらも、当時の情勢や、清国の悲しさも絡んで胸を打つ展開だった。文章なのに情景が浮かぶような、素晴らしい表現と思う。続きを読む

    投稿日:2023.06.16

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