【感想】獣の奏者 III探求編

上橋菜穂子 / 講談社文庫
(201件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
81
73
30
0
2
  • これ児童文学ですよね、 たしか・・・・・・・

    獣を操って。空を飛ぶ、憧れる世界です。
    でも、自然ではない世界、それを壊してしまったら、壊していく大きな力に巻き込まれたら・・・・・・・
    ぜひ、前作から続けて読んでください。
    親子で楽しめる本です、

    投稿日:2013.09.26

  • イチオシ!!

    ファンタジー、冒険、親子愛、人生など、さまざまなことを感じさせてくれる物語でした。
    多くの人に読んでもらいたい小説です。

    投稿日:2013.09.29

  • エリンのその後が気になる人に。

    前2巻で一度完結(話としては)しているものの、続きが読みたい。あの後のエリンがどうなったのか知りたい。
    アニメ版でも前2巻までの内容なので、その続きが知りたい。
    そういう願いを叶えてくれるのが本書です
    母の死因となった闘蛇の全滅の調査をする事になり、その真相を探ろうとしていたら、大きな渦に巻き込まれて行く。
    探求編とある通り、色々な謎が明らかになって行きながらこの後の展開を期待せずにはいられない。
    そんな話になっているので、是非4巻目も併せてどうぞ。
    続きを読む

    投稿日:2014.01.29

  • すごい世界観

    続編とはいえこれだけの世界観をさらに上乗せしてくるとは・・・なんとすごい物語なのだろう。それぞれの立場に縛られ自分の思い通りに生きられない主人公たちが、それでも現状を変えていくために奮闘するその姿は痛々しくも美しく感動する。エリンたちがとった苦渋の選択の先にあるものは?最終巻で確認してください。続きを読む

    投稿日:2013.09.24

  • 続編待ってました

    文庫化するまで待ってました!だいぶ前作を読んでから時間が経っているので忘れていた部分もあったけれど、読んでいくうちに思い出せた。完結編まで一気読み。

    投稿日:2013.09.26

  • いろいろ考えさせられます。

    子供と一緒に見たアニメの原作を見つけて読み始めました。
    続編を電子で見つけたとき、迷わず買ってしまいました。
    物語として楽しくあっという間に読んでしまいましたが、人として、母として、大自然の中での在り方、生き方を考えるとテーマが大きくて、何ともいえない余韻が残ります。続きを読む

    投稿日:2013.10.22

Loading...

ブクログレビュー

"powered by"

  • たぬきつね

    たぬきつね

    一貫して、獣はそして人はどう在るべきか、一つの考え方を示してくれる。そのメッセージを、これ程魅力的なストーリーに乗せられる作者にただ脱帽です。

    投稿日:2024.02.19

  • きゅう

    きゅう

    とっても面白い❗本書を読むまで、何故続編が描かれたのか?と思っていましたが、読んで納得しました♫

    Ⅰ、Ⅱで描かれた謎の究明の為に、キャラクターを11年歳を取らせることで、キャラクターにより深みを持たせて、読者をより異世界へと惹き込ませます❗ファンタジーが好きな方は勿論、ファンタジーが苦手な方にも是非読んでもらいたいオススメの作品です♫

    束の間のひとときでしたが、第四章の『父と息子』で、イアルとジェシが生活している様子を読んで、少し温かい気持ちになりました❗辛い結末が待ち構えているようですが、続けて『完結編』に挑みます。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.15

  • じゅたろう

    じゅたろう

    前2巻で一旦完了した物語。少女から大人への成長の物語として。王獣と呼ばれる強大な生き物を操る能力を開発しながらも、政治的に利用される恐れとの狭間で悩みゆく物語として。ひとつの国の中で重要なキーパーソンとなっていく中で、正解の無さに悩む物語として。心ならずの面もありながら、前巻では流れを大きく変える重要な行動を起こし、多くの人を助けた主人公。その10年後から物語は動き出します。
    この巻では、平穏に留まっていた主人公の世界が、その国をめぐる周囲の状況によって、否応なしに渦に巻き込まれようとしていくように物語が動いていきます。禁忌を犯さずに現在を止めておくことが正解なのか、止めようのない大きな流れに巻き込まれてしまうのか、自分からその流れに乗り込んで不幸を防ぐことができるのか。今後、主人公が幾多の決断に迫られると思いますが、その時どのような答えを出すのか。その難しい問いの予感の第二部開始です。
    続きを読む

    投稿日:2023.08.28

  • yu

    yu

    1巻では闘蛇、2巻では王獣と向き合ってきたエリンに、
    守らなければいけない家族ができて、王国の歴史がだんだん明らかになって、ぐっと話が進んだ印象
    闘いのようなハラハラ感は1.2巻に比べて少なかったけれど、エリンの心情がどんどん変わっていく様子がおもしろい、、続きを読む

    投稿日:2023.07.15

  • kyoko

    kyoko

    獣の奏者3巻。

    2巻のあとがきによると、2巻で完結のつもりだったとのことですが、気になっていたことが3巻で
    明らかになり、続きが書かれて本当に良かった。

    文庫本の3巻が図書館になかったので、青い鳥文庫版の5、6巻を代わりに読みました。青い鳥文庫は挿絵があり、主要登場人物の顔も描かれていて、これはこれでいいなと思いました。

    続きを読みたいけど、終わってしまうのがもったいないと感じる作品。

    青い鳥文庫6巻の最後に著者と編集者の松田哲夫さんとの会談が載っていて、私が上橋菜穂子さんの作品にハマっている理由が言語化されていました。

    松田「この物語は、最初のページから、そこにいる人間が感じているように、風、光、においなどが感じとれるんです。苦手なファンタジーなのに、ここまでストーリーを楽しめたという経験は、めったにありません。」

    松田「上橋さんは、場面ごとの情景や状況を、あまり長くは説明しないですよね。エリンの感覚のままに、イメージで伝わってくる。それがテンポのいい文章になっていくんですね。」
    続きを読む

    投稿日:2023.07.11

  • まい

    まい

    2巻の終わりから11年が経ち、エリンが母になった後の話。
    闘蛇の謎の死の解明や、母からの手がかりをきっかけに知り得たカレンタ・ロウのこと。なぜ全ての闘蛇に特滋水を与えないのか。なぜ王租ジェは王獣規範を作ったのか。なぜ、なぜが沢山あり、全てを解明することは出来ませんでしたが物語の核心にかなり近付いたのではないでしょうか。

    本当はもっと余韻に浸りながらゆっくり感想を書きたいところですが続きが気になりすぎるのでここで失礼。ジェシカワイイネ
    続きを読む

    投稿日:2023.05.18

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。