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高田崇史 / 講談社文庫 (11件のレビュー)
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総合評価:
つたもみじ
天草四郎と島原の乱
シリーズ第二弾。今作のテーマは天草四郎と島原の乱。前作からの流れで熊本に飛び、天草に渡った甲斐、貴湖、竜之介の3人。そこで起きていた殺人事件に巻き込まれつつ、歴史の真実に斬り込んでいく。ミステリとして…は物足りない感じでしたがテンポは良かった。 島原の乱に関してはキリシタンの弾圧・殉教のイメージしかなかったのですが、キリシタンの方も、自分達以外を異教徒として弾圧したり神社仏閣を焼き払っていたりと、宗教戦争の様相もあり興味深かったです。続きを読む
投稿日:2014.04.19
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pbh23864
天草四郎時貞。 歴史の教科書にその名を残す少年は 本当に一揆の首謀者だったのか? そもそも島原の乱はキリシタン一揆だったのか? 少しは物語性も出てきたような・・・ でもやっぱり歴史薀蓄スト…ーリー続きを読む
投稿日:2022.08.27
miyous
天草四郎に興味がなかったので心躍るような感動はなかった。 四郎の名前の由来がローマ字からきているザビエルの洗礼名の当て字だとは思わなかった。 でもキリスト教が女なのに男の名前を授けるのだろうか?? 両…性だったのか?? と読み終わった後も読者が吟味できるような構成になっているのがいい。 色々な人の思惑が後世に歪んだ事実として伝えられているので正解はないのでエンドレスで考えることができるけど、今回は聖徳太子のような真新しい説はないのが残念。続きを読む
投稿日:2021.07.25
のりのり
昔で言う青春小説のような、明るい子供っぽいトリックのミステリーだったが、歴史的な部分は、結構読み応えがあった。本当に天草四郎は、日本の歴史の中でも謎の多い人物で、興味をそそられる。
投稿日:2021.01.02
jun
このレビューはネタバレを含みます
天草四郎は何故「四郎」なのか?という問いに対し、ザビエルとの関係で解を見出した点は見事だと思った。他には、キリシタンに改宗する動機があったこととキリスト教徒による仏教徒に対する迫害に関しては勉強になった。それ以外は特になし。
投稿日:2013.01.05
ikuko
シリーズ二作目。 QEDシリーズをいくらか軽めにした感じですね。蘊蓄も含めていろいろな意味で…。 今までいろいろなご当地ミステリーを読んだけれど、なぜかこの人の本は、実際に行ってみたくなります。これは…私だけかな…?続きを読む
投稿日:2012.12.04
みかりん
カンナシリーズ2作目。今回の舞台は天草。天草・島原の乱を率いた天草四郎の謎に迫る。 ライトノベル的なキャラにちょっと苦手な印象を受けた1作目だったけれど、2作目にきて、ちょっと慣れてきたかという感じ…。薀蓄はさほど深くないような。でも、四郎の名の由来はナルホドと思った。まぁ、それもこじつけかもしれないけれど、、、。続きを読む
投稿日:2012.10.26
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