【感想】吸血鬼ドラキュラ

菊地秀行, B.ストーカー, 天野喜孝 / 痛快 世界の冒険文学
(4件のレビュー)

総合評価:

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  • ヴァンパイア マニア コレクション

    ストーリーを紹介するならば B.ストーカー原作吸血鬼ドラキュラと同じになります。これは著者様が確信的に原作を簡略化して分かりやすく仕立てた訳本であり、“普通の”訳本より薄くボリュームダウンしていますが内容はそのまんまです。
    始めの一瞬だけオリジナル構成か?と思わせますが、原作に忠実に進行します。特徴となる日記形式も随所に取り入れ、印象的な場面やセリフも的確に折り込んでいます。
    当然ですがBストーカが原作を著した時、これほど世界中の人々がドラキュラを知っている事を前提にせず、ホラー特有のジリジリ感を出すためか結構回りくどい展開があります。細かい描写は名作になる為に必要な要素でしょうが今更読むと少々つらく、ましてラノベ感覚では続きません。そんなヤワな読者のために、「オレ原作読んだよ」と言える精度と読みやすさを両立させた狙い通りの一冊です。

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    投稿日:2013.12.19

ブクログレビュー

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  • 香具師山啖呵堂

    香具師山啖呵堂

     菊地秀行さんの翻訳は翻案ということで、ドラキュラをクリストファー・リーで、ヘルシング教授をピーター・カッシングのイメージで描いたそうです。また、登場人物をキャラ立ちさせるにあたり、オリジナルのエピソードも少し加えたそうです。
     完訳至上主義から翻案はバッシングされる傾向にあるようですが、翻案も立派な解釈であり文化だと私は思います。
     そしていつか完訳版も読んでみたいと思います。

    SF KidなWeblog
     さすが古典的名作!『吸血鬼ドラキュラ』、面白いですね~~。
      https://sfkid.seesaa.net/article/491106972.html
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    投稿日:2022.08.30

  • NOVA

    NOVA

    劇画タッチの菊池秀行バージョンはやはり読むものをどんどん引き込んでいく。子ども時分に読んだが、詳細はすっかり忘却の彼方だったため、新鮮な思いでページを繰ることができた、

    投稿日:2010.12.29

  • うめ

    うめ

    吸血鬼といえばブラム・ストーカー。
    菊地先生が文をかかれた(翻案?)本で、対象が中学生とかその辺の学生向けだからか、ちょっと文章が先生っぽくないw

    投稿日:2007.07.30

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