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モーリス・ルブラン, 平岡敦 / ハヤカワ・ミステリ (73件のレビュー)
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総合評価:
ゆきおんな
アルセーヌルパン大好きです。
子供のころ夢中になって読みました。 最近になって原稿が見つかったというニュースを見て電子になるのを待っていました。 昔ほどワクワクしながら読めなかったのは、歳をとったせいでしょうか。
投稿日:2013.10.24
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メメ
ポケミス、装丁買いです。 ルパンよりホームズ好きで、今更ながらの初ルパンでした。めちゃくちゃ紳士で格好いい。 でもやっぱりホームズの方が好きですが、これを機に他のルパン作品も読んでいこうと思います。
投稿日:2023.10.29
kaz
子供の頃に読んだ懐かしさをかんじなから、読み終えた。 キャラクターの名前が覚えられなくてなかなか話が頭に入ってこなかった。 早川ポケットミステリーの装丁はgoodでした!
投稿日:2022.06.20
moryuko
このレビューはネタバレを含みます
小学生の頃、ポプラ社から出てる児童向けシリーズで読んだのがファースト・コンタクト。 その後、「ルパン=ルパン3世」となったのだが、 「ルブランのルパンが読みたい」 と思い、図書館で借りました。 やっぱり面白いです! ストーリーの推敲が甘く、唐突な展開もありますが、 「何度も推敲を加えながら作品を仕上げていくタイプ(訳者あとがきより)」 で、亡くなる前の作品だそうなので、きっとご本人的にはもっと推敲して書きたかったのでは? と感じます。 付録がまたイイんです! 「怪盗紳士ルパン」また読みたくなりました。
投稿日:2014.09.09
187
著者没後70年目に出版された、かの“怪盗紳士ルパン”シリーズ最終作。もうそれだけで読まなきゃダメ。「奇岩城」や「カリオストロ」のような傑作じゃないけど、引退して慈善活動にいそしむルパンがいい味だしてま…す。ただ、翻訳に難アリ。続きを読む
投稿日:2014.06.29
あこ
小・中と大好きだったルパンシリーズ。 ハマったのはホームズよりも先。ホームズはなんか 怖そうだったので、結局まともに読んだのは高校なんだよなあ。まあ、ドラマは観てたんだが・・・。 奇厳城・青い瞳の少女…・813の謎、などなど何度も何度も読んだなあ。とにかくわくわくした。 つーわけで楽しみにして読んだのだが・・・・。 うーん・・・・。まあおもしろくない、とはまではいかないんだが、正直あんまわくわくしなかった。 子どもの心を失ったから??? 同時収録の一番最初の短編の方がおもしろかった。 コラさん、四人のお友達、別に誰が好きとかでなく 楽しく過ごしていたいだけ、とか言ってたわりに、 ルパンなら愛するようになるとか、意味分からん。 つーか、なぜ湖に飛び込む、そしてまんまと浚われるんだ??あのへんの展開の突然ぶりがなんだかなーっと。 ルパンもルパンで、コラさんがあなたが好きですビームをだしまくってるのに、なぜ王妃にしたがるのだ? ここもまた意味わからん。 まあ、犯罪者の連れにはできない、とか、まあいろいろ葛藤はあるんだろうが。 でも、結局最終的にはらぶらぶやし・・・・。 うーん。 ホームズって映像化とかしてもおもしろいけど、 ルパンってあんま映像化とかきかないし、確か映画もあったような気がするけど、ヒットしてないような気もする。作品としては両方ともおもしろいと思うんだけど、 やっぱホームズの方が世界が広がりやすいのかしら?続きを読む
投稿日:2014.05.16
yomika
「最終章」だけど「入門編」でもあるんです。 レルヌ大公の一人娘、コラは父の突然の自決により孤独の身となる。莫大な持参金とともに彼女を王妃にしたてようと画策する人々に翻弄される彼女を支えたのは、アン…ドレ・ド・サブリーこと、かの怪盗紳士アルセーヌ・ルパンであった。今世紀になって発表された古典的推理小説、怪盗紳士ルパンシリーズの最終章。 シリーズを読破していない者が言うのもなんですが、本書のルパンはセクシーでいい男に仕上がっています。自分の中では男性の黒革の手袋にセックスアピールを感じるのですが、ルパンはまさにこの黒革の手袋が似合う男。様々な修羅場をかいくぐってきた人間の達観が生むある種のクールさ、守るべき女性に心惹かれながらも裏街道を歩むゆえの切ないあきらめがない交ぜになって、陰影のあるセクシーさを醸し出しています。本作のマドンナ、コラちゃんがその愛情をルパンに終始真っ直ぐに向けてくるだけに、それをストレートに受け止められない彼の苦悩が相乗し、彼の大人の男としての魅力がいや増すように思えるんですよね。 さて、本書。このコンパクトな装丁に思いもよらぬ粋な計らいがなされています。本編の後になんとルパンシリーズの記念すべき第一作「アルセーヌ・ルパンの逮捕」が収録されているのです。大西洋航路の定期客船の乗客として紛れこんだルパンを描く短編です。 初登場のルパンは、ここですでに並々ならぬ盗みと変装の才能を見せていますが、その印象は若い。その若さには青臭ささえ感じます。対して、その証拠品を手にしていた本作品のマドンナ、ミス・ネリーがルパンの正体を知ったとき、彼女が最後にとった行動には映画的なセンスもあったりするわけですか…。いずれにしても、この第一作のあっと驚く展開は、少なからず本作発表当時のミステリファンたちの興奮を呼んだに違いありません。 改めて、本編「ルパン、最後の恋」と第一作「アルセーヌ・ルパンの逮捕」を見比べてみます。この第一作の青臭いルパンが、いかにして大人のセクシーさ全開の最終作のルパンへ変貌していくのか?!この間彼はいくつの、そしてどんな修羅場を潜り抜けてきたのか?!当然、シリーズ読破したくなりました。奇しくも本書は、ルパンが男として「年貢をおさめる」か否かが気になる最終章であると同時にその来し方をも知りたくなるルパンシリーズの入口ともなっているのでした。続きを読む
投稿日:2014.03.01
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