【感想】よるねこ

姫野カオルコ / 集英社文庫
(9件のレビュー)

総合評価:

平均 3.0
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ブクログレビュー

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  • さてさて

    さてさて

    あなたは、文芸小説の五つの分類を知っているでしょうか?

    私は女性作家さんの小説ばかりの読書をこの四年半ほど続けてきました。すでに750冊以上の小説を読みレビューを書いてきた私ですが、そんな小説たちはその内容によって幾つかに分類することができます。それが、次の五つの分類だそうです。

    “時代小説。ミステリー。恋愛小説。ホラー小説。その他。”

    なるほど、私が読んできたあの本、この本がそれぞれの分類に分かれていくのを感じます。もちろん、一つの要素だけで書かれた小説の方が少ないとも思います。”時代小説”にだって”恋愛小説”はあるでしょうし、”ミステリー”と”ホラー”の親和性は高そうにも思います。そんな五つの分類を見ると、私の場合は、圧倒的に”恋愛小説”と”その他”が多い一方で、”ホラー”は極めて数が少ないことに気づきます。作家さんを選んで、あとはページ数で選書をしている私ですが、知らず知らずのうちに偏りがあるものだと改めて思いました。バランス良く読んでいかないといけませんね(笑)

    さてここに、そんな私の弱点を補強する”ホラー”に分類される作品があります。”いまだかつてないホラー小説の新領域。あなたはまだ本当の読む「怖さ」を知らない…”と煽る宣伝文句にそそられるこの作品。なんだかポップな不気味さを漂わせる表紙に不思議感も抱くこの作品。そしてそれは、収録された九つの短編があなたの想像力次第でどんどん怖くなっていく”ホラー”な物語です。

    『あなたのお母さまは、ほんとうにひかえめな、おやさしい方ね』と『假屋家を訪れる客人』にたいてい言われると思うのは主人公の假屋実也子(かりや みやこ)。『挨拶の仕方や食事作法などは、三年通った幼稚園で身につけた。母からではない』という実也子は、『母が実也子に教えたのは、猫を見た話』だと思います。ある時、父と知人を送り出した時、『猫は向こうのほうへ歩いていった』と母親は言いますが、『門や門柱のほうを見る』も『猫など』いません。『猫なんか、いた?気がつかなかった』と言う実也子に、『今いたわけじゃない。学校にいた猫』、『寄宿舎にいるとき、見たのを、ふと思い出しただけ』と母親は答えます。それに、『女学校に猫がいたの?』と実也子は訊きますが、母親は『こんなに朝早くに人の家に来るもんじゃない。食事どきがすんでから来るものだろうに』と『客人や父を悪く言う』だけで答えてくれません。そして、薬剤師でもある母親が出かけた後、『ひとりで留守番を』する実也子は、戦前からある假屋家の壁面を見ます。『一面の棚になって』いる壁には、『古い天秤や、つやをすっかり失った硝子瓶』などとともに、『かわいそうな王女様の版画の入った物語の本』なども置かれています。『魔法がつかえる呪文をみつけられるような気がする』と思う実也子。そして、実也子は、『背表紙の題の部分がはがれ、糊を塗ったガーゼのような布が見えてしまっている本』に目を止めます。『子供が大きな三角形にもたれている絵が描かれた表紙』のその本には『三角のあたま』という書名が書かれています。『帽子をかぶった子供は、先生が持つような指示棒を持ち、三角形にもたれて題名を指していた』というその本には、『二組 假屋緋左子』と母親の名前が記されていました。『母も学校に通っていたころがあったのだと』実感する実也子は、『万年筆の青の褪色に、戦前というむかし』を思います。そして、『どんな物語なのだろう。いたずら小僧の話かも』と思う実也子が手に取ると、そこには『数式とグラフが満ち』、『sin、cos、tan』と記述のある本は『関数の参考書』でした。『自分が小学校で習う算数の時間には見たことのないような長い式』などが記された『ページを繰る』なかに、『あれ?』と、『ページがくっついているところ』に行き当たります。『故意に開かなくなるように、くっつけたようになっている』ページを見て、『鋏で切れば…』と思うも『母であれ、母でない者であれ、自分以外のだれかが、ページを封印したのは、なにか理由あってのこと』と思う実也子は『切ることはでき』ません。そんな時『玄関のチャイムがな』ります。『お母さんのおともだちよ。師範でいっしょだった寺井です』と現れた女性に母親が出かけていることを伝えると実也子と会話を始めます。そんな昔話の中で、『寄宿舎に猫がいた』という母親が語った話をすると『寄宿舎の猫?呪いの青猫のこと?』と『大人の顔に』なった寺井は『よくある学校の怪談よ』と、『戦前。昭和十三年…』と話を始めます…という最初の短編〈よるねこ〉。表題作として物語世界に読者を誘う雰囲気感に満ちた好編でした。

    “深夜の寄宿舎を徘徊し、出会った者のたましいを奪うという巨大な青い猫の噂。どこにでもある「学校の怪談」のはずだったが、母は女学生時代にその猫を見たことがあるのだという…。平穏な日常に潜み、ふいにその姿をのぞかせる恐怖。その本質を描く、著者初のホラー短編集”と”ホラー”という内容紹介の三文字が蠱惑的に読者を誘うこの作品。2000年4月号から2002年4月号の「小説すばる」と、1996年9月号の「月刊カドカワ」に連載された短編を集めた短編集となっています。それぞれの短編に関連は一切ありませんが、” 全話に猫がワンカットは出てくることにしよう”という編集者からの提案もあって全ての短編に『猫』という文字が登場します。そもそも短編タイトルが記されたページにも『猫』のシルエットが象徴的に描かれており、雰囲気感は『猫』感たっぷりです。こう書くと『猫』を大々的に取り上げた作品集と思われるかもしれませんが実際には表題作の〈よるねこ〉以外は極めて形式的なものです。三つほど見てみましょう。

    ・〈女優〉: 『猫のような軽いものが動く音じゃなかった』

    ・〈通常潜伏期間7日〉: 『睫毛の長いシャム猫がウィンクをしているイラスト』

    ・〈通りゃんせ〉: 『羽のはえたピンク色の猫に乗って飛んでいくことができる』

    このような感じです。表題作の〈よるねこ〉こそ、多数『猫』という文字が登場しますが、他の短編では1から3ヶ所程度見られるだけであり、また実際の『猫』が登場するとも限らず、あくまで雰囲気感から申し訳程度に入っているという感じです。『猫』に期待された方には残念ですが、一方で『猫』が苦手な方にも安心してお読みいただけるのがこの作品です。いずれにしてもせっかくの姫野カオルコさんの演出でもあり、是非読みながら『猫』という文字を探してみてください。

    では、次に九つの短編から私が気に入った三つの短編をご紹介しましょう。

    ・〈探偵物語〉: 『抽斗から名刺を取り出』し『依頼者にわたした』のは主人公の『探偵』。そんな『探偵』は、『某電器会社に勤務している』という豊木悦二から『婚約者』の三沢由紀子に『もう会わないほうがいい』と言われた理由を調査して欲しいという依頼を受けます。『ほかに相手がいるのを確認すれば、ぼくは納得できる』と言う豊木に、『二週間、尾行してみましょう』と早速『依頼を引き受け』た『探偵』。そして、『会社の社員通用門から、同僚らしき女ふたり』とともに出てきた三沢の尾行をスタートした『探偵』は…。

    ・〈X博士〉: 『大学の裏門を出て』、『某国大使館の壁にぶつか』り『細い路地へ入る』…という先に『なんだろう、これ』と『古い建物』を見つけたのは主人公の康介。『こんなの、前からあったっけ?』と『すすけた壁に小さな窓がひとつある』建物を見る康介が反対側へ回ると『庇の下に表札がかかってい』ます。『亞細亞奇術魔法團』という文字を読んで首を傾げる康介は『開くはずがない』と思いつつノブをまわします。『えっ?』と思う中に開いた扉から『黴臭い匂いが鼻孔に流れ込』みます。そんな先に『なにか御用ですか?』と一人の男が姿を見せます…。

    ・〈ほんとうの話〉: 『すべてほんとうの話をいたします』と語り出したのは主人公の『私』。『四方を山に囲まれた小さな町』に住んでいた幼い頃の『私』は、父母が仕事で留守にする中、『父母の知己であるチサキのおばあさん』に不定期に家に来てもらっていました。『昭和四十一年四月二十二日』、『チサキのおばあさんは来ない日』に『宿題プリント』をしていた『私の、すぐ耳元で声がしま』す。『痛い!』という声の主を探す中に、また『痛い!』と聞く『私』ですが誰もいません。そんな翌日、学校で『みつさだまさこちゃんが、死んだことを知った』『私』は…。

    三つの短編は、雰囲気感が全く異なる中に展開しますが、内容紹介にもある通り”ホラー”という言葉が作品を繋ぎ合わせていきます。私は”ホラー”に分類される作品は読まないことに決めています。何故なら夜中にトイレに行けなくなって健康に支障を来たす事があってはならないと思うからです。一方で私は女性作家さんの小説を全て読む!とプロフィールで誓ってもいて、ここにいつも葛藤があります。いつか読まなければならないのなら少しずつでも読んでいこう!という思いもあって、今年も柴崎友香さん「かわうそ堀怪談見習い」を読みました。”怪談”がまとめられたという内容に、キャー!怖いよー!となりながらも読破した私。そこにおどろおどろしいものを想像していた私は、なるほど、本当に怖いものというのは、人の勝手な想像の先にある世界だということを理解しました。それこそが、私たちが勝手に想像を巡らせて作り上げていく恐怖の世界でもあります。そして、この姫野さんの作品でも考え方としては同じ世界がそこにありました。そんなこの作品のことを姫野さんは”ハリウッド映画には向かないホラー小説集”だとおっしゃいます。その定義こそが、

    “だれがどんな顔をして、なにが起きてどうなったのか、できごとの核心は読み手の想像力と感受性にゆだねられる物語”

    という言葉通り、視覚や聴覚に激しく訴える恐怖ではなく、読み手の想像力が恐怖を作り上げていくというスタイルをとっています。そんな怖さを想像してしまう描写をひとつ抜き出してみましょう。上記で内容を少し紹介した〈ほんとうの話〉の中で、『痛い!』という声が聞こえる場面の記述です。

    『宿題プリントの、算数の式をたしたりひいたりしていた私の、すぐ耳元で声がしました。「痛い!」それは、チサキのおばあさんの声でも、父母の声でもありません。女の子の声で、けれど、だれの声なのかわからない…。きょろきょろと、だだっぴろい部屋を、私は見わたしました。すると、また、「痛い!」と、はっきりと聞こえるのです』。

    ここには、血飛沫も、お化けも、そして生首も登場しません。単に『痛い!』という声が聞こえるという主人公の『私』の思いだけがここにあります。しかし、主人公の『私』につられて読者も間違いなくこのシチュエーションに身構えてしまいます。『痛い!』と言っている声の主は誰なのか?もしかして…とここから先は読者の想像力が飛翔すればするほどに怖さが増していきます。この作品に収められた九つの短編の”ホラー”、それは姫野さんがおっしゃる通り”読み手の想像力と感受性にゆだねられる物語”なのです。

    そんな九つの物語は、読者を飽きさせないように構成にもかなり変化がつけられています。『探偵』が依頼に基づいて一人の女性を尾行する一見ミステリーな物語を見る〈探偵物語〉、『日曜23:43』、『月曜14:05』…と曜日と時間指定で主人公の行動が記される〈通常潜伏期間7日〉、そして『すべてほんとうの話をいたします』と主人公が読者に語りかける口調で展開する〈ほんとうの話〉とさまざまな語り口から”ホラー”な世界を感じさせてくれます。残念ながら少し高度すぎて”ホラー”の落とし所に気づくことが難しい作品もいくつか存在するのと、イマイチ(失礼)と感じる作品もありますし、”ホラー”という言葉ほどには怖くはないのかもしれません。しかし、少なくとも上記で取り上げた三編は間違いなく面白く読むことができたように思います。

    “他人より自分がいちばん怖ろしい”

    そんな風に語る姫野カオルコさん。九つの短編から構成されたこの作品には、作者の姫野さんが”読み手の想像力と感受性にゆだねられ”た”ホラー”な物語が収録されていました。今から20年以上も前の作品にも関わらず時代感が感じられない不思議感の中に展開するこの作品。少し理解が難しい作品は敢えて読み飛ばすのが吉と感じたこの作品。

    読み手に委ねられるタイプの”ホラー”は怖さの制御も読者次第なのかもしれない、そんな風にも感じた作品でした。
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    投稿日:2023.11.15

  • ぴょん

    ぴょん

    ゾーッとする短編8編。
    暑い夏にピッタリじゃないか。
    『よるねこ』うぅ、よくわからなかった。
    『女優』手段を選ばないのね。
    『探偵物語』知らなくてもいいことはある。
    『心霊術師』うちにも来て欲しいような。
    『X博士』何かに夢中になりすぎて、我を忘れないようにしよう。
    『ほんとうの話』タイトルからすでに怖い。
    『通常潜伏期7日』歯茎から……。
    『獏』他人のことはわからないもの。思い込みもかなりあるよなぁ。
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    投稿日:2015.07.31

  • Daniel Yang

    Daniel Yang

    ホラーとミステリー八編からなる短篇集。

    夏で、暑いので手にしてみました。

    ネタバレに気を付けつつ、順に読んでいきます。

    よるねこ  「こうして温かい味噌汁をかけると、ごはんも温かくなる」と、無頓着に娘の食事に気をつかう母親。娘の視点で追うホラー。  
    身近な、特に肉親を扱うホラーって怖いですねぇ。って、ネタバレに注意してるから、何にも書けないね(^^;
    女優  普通に恋人がいる二十八歳の達哉と、彼の恋人とをめぐるサイコホラー。  
    この一冊の中では、僕が一番気に入った作品です。なぜ気に入ったかと言うと、女優が……って、やっぱりネタバレになるから、なんで気に入ったか書けない(ノ_<。)これだけミステリが氾濫している中にあって、全く斬新な展開に唖然とした一編でした。唖然として、唖然としたところに、再び恐怖が伝わって来る波状のサイコホラーでした。
    探偵物語  探偵の依頼主は若いサラリーマン。依頼内容は、彼の婚約者を調査すること。婚約者の心の影に迫るミステリー。  
    真実とは、真実みのある嘘なのか。婚約者の心遣いが……って、やっぱり、ネタバレになるからこれ以上書けない(×_×)
    心霊術師  「吉田は力持ちだったので、倉庫に勤めていた。」と、とぼけた記述で始まるスペース・ファンタジー?  
    いい加減、ネタバレ注意が面倒になったので、感想は、ホラーネタ以外のところからm(v_v)m 当たり前のことなのですが、人の幸せは、本人の心の内にあるものだと気づかされました。たとえこの一編が、スペース・ファンタジーであろうとも、なかろうとも……
    X博士  渋谷区の大学に通う康介が、休講で空いた時間にふと訪れた路地。ひっそりと佇むレトロな小屋で、康介が遭遇するホラー  
    小屋のレトロな様子が生々しく伝わってくる短編ホラーらしいホラーでした。「妖しげな魅力には注意しよう」と心に命じてしまいました>*O*<
    ほんとうの話  女性の独白、子ども時代を過ごした田舎町から、東京に出て、勤めるまでの独白で綴る、ホラー。  
    これも、いわゆる短編ホラーらしいホラーです。ですが、僕には語り部が、他人の死に接する感情を量る感慨が印象深い作品でした。子どもに必要なのは、無理に死を悼ませることではなくて、成長を促すことなのだな。と、少々的はずれなホラーの感想でした。
    通常潜伏期七日  インターネットウェブサイトに取材した、高校生「みつる」くんの物語。  
    怖いのですが、またもやとんちんかんにホラーではない部分で感想をm(v_v)m 僕には新しいメディアに接して、成長を遂げるみつるくんの瑞々しさが好ましく思えた一編でした。さらに、とんちんかんですが解説。「濾過性病原体」とは、細菌濾膜を通過してしまうほど小さな病原体の意味で、現在はウイルスと呼ばれています。可視光の波長よりもすごく小さい(アッベの公式d=0.61λ/nsinαに、λ=400nm、n=1.5、α=π/3を代入して計算してみよう!)ので光学顕微鏡でも見ることが出来ません。十九世紀末に細菌濾膜で漉した濾液でも感染してしまう牛やたばこで、存在が確認されたようです。この「小さな病原体」を実際に見られるようになったのは、電子顕微鏡が実用化された1930年代以降のこと。つまり、発見から約四十年間はほんとうに「濾過性病原体」でしかなかったのですね。そこで、本作品に登場する文献は、二十世紀初頭に記されたものではないのかな。と推測します。う~ん。やっぱり蛇足でしたねm(v_v)m ちなみに、現在はタンパク質は濾過するけれど、ウイルスだけは通さない膜なんてのが開発されて、医薬品の製造に利用されているようです。すごいですね。最新科学もすごいけれど、ウイルスの発見から遡ること百年。見ることもできない、認識もされていない病原体のワクチンを作ったジェンナーもすごいですよね。
    獏  アナウンサー試験に二度失敗し、つまらない毎日を送っていたまなみを襲うホラー  
    ネタは、よく聴くホラーなのですが、二重、三重のトリックが仕組まれていて、最後は……。携帯電話を持つのも怖くなっちゃいますね。

    僕は、ふだんホラーは読まないのですが、前作「特急こだま東海道線を走る」文藝春秋2001/10/30での人間描写や、長編としては一番最近の「整形美女」新潮社1999/01/20で描かれた性役割の考察などが面白かったので挑戦してみました。そういう意味では、「ほんとうの話」や「女優」が僕にはフィットした作品でしたが、いわゆるホラー好きの方はどのような作品を好むのでしょうか。
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    投稿日:2015.05.16

  • 睡

    ときどきハッとするような話があり……。
    身につまされる話はつらかった。ホラーというよりショートショートみたい。

    投稿日:2014.09.05

  • こじまる

    こじまる

    最後まで読み進められず、挫折。この人の世界観はちょっと苦手かも??
    もうすこし別の本も読むといいかも。

    投稿日:2013.08.17

  • るね

    るね

    うーん……帯書きに釣られて買ったのだが、言うほどでもなかったかな、と。この著者の他作品は読んだことがない(また今後も読むことはないだろう)のだけれど、これはホラー短編集と銘打つだけあって確かにこの著者なりに「怖さ」を描いたものが入っている。しかし通常のホラー短編とは違い、それほど直截的に「怖さ」が書かれているわけではない。何となく曖昧、だが読後によくよく考えてみると……てなものなのだろう。まだ読み終えた直後なので、これからじわじわと沁み出してくるのかもしれない。続きを読む

    投稿日:2010.04.13

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