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北方謙三 / 集英社文庫 (35件のレビュー)
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おとがわ
5巻 4.1 阿骨打にしろ方臘にしろ、上に立つ人間というのは立つべくして立ってると感じる。もちろん楊令も。蕭珪材楽しみ。 6巻 4.0 時が経つのが早い。王進が58になったと思ったら、セカンドジ…ェネレーションたちが次々に育ってる。 それにしても子午山の存在は異質すぎる。王進が達した境地に立ってみたい、何十年もかけて。続きを読む
投稿日:2021.05.04
masui_desu
新世代の始まりを感じる一巻。 梁山泊の英雄を父に持つ子どもたちが動き始める。 扈三娘、生き残ってくれたのも嬉しい。
投稿日:2021.02.14
Στέφανος
地空の光◆天哭の光◆地蔵の光◆地孤の光◆地英の光 第65回毎日出版文化賞 著者:北方謙三(1947-、唐津市、小説家) 解説:吉田戦車、1963奥州市、漫画家
投稿日:2019.03.03
toyosuke1206
このレビューはネタバレを含みます
水滸伝に引き続き、一気読み。 単なる国をかけた闘争を描くだけでなく、『志』という不確かなものに戸惑いつつも、前進する男たちの生きざまが面白い。壮大なストーリー展開の中で、たくさんの登場人物が出てくるが、それぞれが個性的で魅力的。よくもまー、これだけの人間それぞれにキャラを立たせられな。そして、そんな魅力的で思い入れもあるキャラが、次から次へと惜しげもなく死んでいくのが、なんとも切ない。最後の幕切れは、ウワーーっとなったし、次の岳飛伝も読まないことには気が済まない。まんまと北方ワールドにどっぷりはまっちまいました。
投稿日:2018.09.13
ヒューイチ
ホッと一息な一巻です。 南の騒乱が集結、北の巨星阿骨打が堕ちて禁軍は中身ボロボロ・・・そんな中、梁山泊には良い風が吹いている! 出世する者、年老いていく者、新天地に活路を見出す者、旧友と再会する者…など今作には見所が多数あるかと思います。 次作以降、逼迫していくための登場人物たちの充電期巻!続きを読む
投稿日:2018.03.16
マッピー
世代交代の時期なのだろう。 梁山泊が壊滅的な負けを蒙ってから10年。 公孫勝は自らが築き上げた致死軍を後進に譲り(上手い!)、戴宗も、もはや昔ほどには走ることのできない自分に気付く。 もちろん宋軍に…も同じだけの時間は流れ、方臘との戦いを終えた童貫もまた、自らの老いに気付かざるを得ない。 しかし、再び楊令と対戦するという強い意志が童貫を支えているといえる。 翻って楊令は、閉じこもっていた硬い殻から少しずつ本来の姿を見せ始めたような気がする。 それがこの先の楊令にとって、いいことなのか悪いことなのかはまだわからないが。 心配なのは扈三娘。 この巻では扈三娘の真情は語られていないが、それは作者があえて書かないだけなのか、それとも扈三娘の心が死んでしまっているということなのか。 女性でありながら、男性のように生きてきた彼女は、自分の中の女性を認めて、許すことができるのか。 さて、そろそろ次巻くらいから、物語が大きく動き出すだろうか。続きを読む
投稿日:2018.01.10
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