左京区七夕通東入ル

瀧羽麻子 / 小学館
(91件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
16
28
24
8
2
  • 大学生あるある

    ストーリーはややベタですが、ありがちな展開が「大学生あるある」だと思います。

    世間的な印象そのままな文系女子と理系男子の恋物語は、これでもかというくらい典型的なパターンを追いながら進展していきます。

    はらはらしすぎるシチュエーションもないので、のんびり読書したい方に。
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    投稿日:2014.10.04

  • これを読むと理系男子が理解できるカモ・・あと、京都に憧れのある方にも・・・

    青春当時、秘かに憧れたフツーの恋愛物語が加茂の流れのようにサラサラと流れてゆくような小説です。
    若い頃に京都で生活されていた方にはイイかも・・・
    中心部を離れた京都の町並みが目に浮かんできそうな作品です。
    作者の学生時代の思い出なのでしょうか? 確かに内容には大きな山も谷もありません。
    というより、この作品には山も谷も要らないでしょ。タブン・・・
    読み終わると「左京区恋月橋渡ル」も読みたくなるカモですよ(笑)。
    個人的には恋月橋のストーリー展開の方が好きですが・・・(笑)
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    投稿日:2016.02.09

ブクログレビュー

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  • ろーるぱん

    ろーるぱん

    ちょっといまいちでした。
    全体的に盛り上がりに欠けるかな。恋愛の甘酸っぱい雰囲気かと思ったけど、大学生活の内容も多くきゅんきゅんはしなかったです。
    あと数学がライバルってのは仕事とわたしどっち?みたいな感じかなって思ったけど、共感出来なくて最後まで読めずリタイアでした。続きを読む

    投稿日:2021.09.25

  • merucannel

    merucannel

    かわいいお話だった。
    ふと落ちちゃう恋は本当にかわいい。
    中高生が読んだら京大目指したくなるかもしれない笑。
    万城目先生作品といい、今作といい京大出身作家さんの京都、というかほぼ京大?の描き方に愛を感じてしまう。知っている場所だから思い浮かべ易いというのも大きな要因だと思うけど、見える風景が楽しい。

    母校をこんなにわくわく魅せる方はいないから羨ましいな。
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    投稿日:2021.04.13

  • 珍味なロリ

    珍味なロリ

    読み終わって、思わず帯を投げ捨てました
    あるあるを拾い集めたザ・恋愛話みたいな自伝的に進んで、うん。あるある、あるある、あるある、、、って読み進めてたらどうにもそうじゃなかった。
    主人公はずっと走りっぱなしだし、背景は店の名前こそ出てないもののどこか大体わかるし、運命の人「たっくん」の曲者具合はよく知ってる人に似てる、あたしの好きな人もこんなだ。じゃなくて、こういう話にあるあるの肝心なとこが抜けてた。というよりはわざと抜かされてた、のかな、、そこが妙にリアルだった。あとがきまで読んでこれが自伝じゃなくて、むしろ「経験したかったこと」を書いてるって。
    途中まで、もうほぼ自分の話の様でした。みんなのあるあるなんだとか思いながら読んでたのが急にすごい大切に思えてきた。何も無かった時間、過去に言われたこと、周囲の声もそれに対する感情、綺麗な景色がただの景色じゃないことも、焦りと不安とゆるぎないそれへの愛を持った人、そんな経験があるあるなわけなかった。あたしの普通の毎日があたしの人生で、経験であって幸せだと思った。特別が普通じゃなくて普通が特別、今の微妙さもこれからの怖さも丸ごと感謝して大事にしようとまた今日も思いました。そんな風に思わせてくれる本、イノチミジカシコイセヨアタシじゃん
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    投稿日:2021.01.21

  • syukashizuka

    syukashizuka

    このレビューはネタバレを含みます

    探しに探した一冊。
    職場の本屋に無くて、出先の本屋にも無くて…これはもう注文出すしかないと半ば諦めていた矢先、ふらりと立ち寄った本屋で出会う事ができた。嬉しい。

    どこを取っても、良いシーン。
    花ちゃんが龍彦に惹かれていくのもそう、龍彦が住む寮の仲間と花ちゃんが賑やかに遊ぶのもそう、どれもが大学生らしくて好感が持てる。特に好きだったのは、4人で過ごす年末の1コマ。ヤマネの手の込んだ年越しそばをてんでばらばらな食器で啜り、龍彦と花ちゃんが二人で初詣に行く。空気の読めないアンドウを気の利くヤマネが引き留めて、初めて手を繋ぐ初々しい二人。作中では、恋のキューピッドは、龍彦と同じ研究室の美園さんとされていたが、私はアンドウとヤマネこそがキューピッドだと思う。

    本筋と同じくらい良かったのが、剛くん。
    花のゼミ友で、彼の見せ場はクリスマスにある。しんと冷えるバス停で、花に真摯な目を向けた彼の雄姿を私は忘れない。シーンの完成度で言ったら、この物語1番かもしれない。

    「左京区恋月橋渡ル」が一味違って見える。
    何で一見冴えないヤマネの恋を花ちゃんが快く一生懸命応援したのか、龍彦が丸くなった事にみんなが喜んでいるのか。この物語を読んだ後では、酷く普通の事に思える。これぞ友情。花ちゃんの親友のアリサには、「何を考えてるのか分からない」と言われて敬遠された龍彦だが、彼のさりげない優しさや、さりげなく女心をくすぐる物言いからすると、日の光の下に出れば、間違いなくモテると思う。花ちゃん、油断大敵。是非、続きを読みたい。

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    投稿日:2020.11.14

  • maomao

    maomao

    好奇心旺盛でオシャレが大好きな花。
    人数合わせで参加した合コン以来、たっくんが気になって仕方がない。
    少しずつ、少しずつ、どんどん好きになっていく。たっくんとちょっと何かあるだけで舞い上がってしまうの花が初々しくて可愛い。
    これぞ甘酸っぱい恋。

    たっくんの友人 工業化学科のヤマネが好きなものは爆薬と酒、ガタイの大きなアンドウは遺伝子と酒。いつもワイワイみんなで集まって飲むお酒は美味しくて楽しいだろうなぁ。
    自分の好きなことを伝えようと目をキラキラさせて一生懸命に話す様子にキュンときます。
    穏やかに募ってゆく恋心と青春をもう一度味わえる1冊でした♪
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    投稿日:2020.11.02

  • cidenon/土曜朝10時読書配信

    cidenon/土曜朝10時読書配信

    『うさぎパン』が良かったので、さっそく別の作品を手に取ってみた。

    女性作家が書く女子大生の恋愛ということで、少女マンガみたいな甘すぎる展開になってないかと危惧していたが、そんなことはなく爽やかな小説だった。

    同じ京都大学を舞台にしていても、森見登美彦の作品とはこんなに違う雰囲気になるんだなあと新鮮な気持ちになった。

    主人公の花は、男性が書く女の子像とははっきりと違う。
    ファッションにこだわりがあって、バイトは古着屋、お酒も飲むし、クラブに踊りに出かけることもある。
    いろんなことに興味を持っていて、過去の恋愛は飽きっぽいせいか長続きしなかった。

    私みたいな地味な男からすれば、彼女はいわば「リア充」で、ちょっと住む世界が違う。
    だから、私が花を好きになることはない。

    でも彼女は、恋人のたっくんのことばかり考えて振り回されたりするものの、ヤマネくんやアンドウくんといった周りの人のことも見えていて、二人だけの世界に閉じこもらないという恋愛をする。
    これがベタ甘にならないためのミソだと思う。

    それを成せるのは、たっくんによるところも大きい。
    数学に夢中で、一度没頭するとどこか遠い世界に行ってしまう。
    素っ気なく見えて、さらっとときめくセリフを吐いたりする。
    一言でいえば猫っぽい。
    女の人はやっぱり、ベタベタされたり甲斐甲斐しく世話されるより、こういう感じの方が好きなんだろうか。
    男から見ても、打ち込むものがある一方で落ち着いていてかっこいいし。
    たっくんがあっさりしているから、飽きっぽい花も追いかけられるんだと思う。

    好きなシーンは、たっくんの研究室の教授に振り回されてかねてからの計画が台無しになるも、アンドウくんが新しい妙案を思いつくところ。
    このときの花は、マイナスの感情の絶対値をそのままプラスに持って行ったような前向きさがあって素敵だった。

    一方で気になったのは、たっくんたちとは4年生になってからの付き合いなのに、彼らとのイベントばかりでそれまでの人間関係が花にあまり見られないこと。
    女子大生って複数人の女子で固まってるイメージがあるのに。

    作品全体の雰囲気は暖かくて、それには当然文章が影響している。
    『うさぎパン』同様、平易な言葉遣いに自然な文章の流れ。
    装飾に欠けるところはあるものの、過不足のない読みやすい文章。
    きっと著者とは言語感覚が似ているんだろうなと思う。

    「左京区」はシリーズ化されており、現在3作目まであるようなので、続きも読んでみたい。
    続きを読む

    投稿日:2020.10.07

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