All You Need Is Kill

桜坂洋 / 集英社スーパーダッシュ文庫
(204件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
43
78
54
12
0
  • 5つ星 大変お薦めの1冊です。

    あらすじは他の方が書いて頂いてますので、感想を。。
    読み終わって「これは!!」と思った久しぶりの作品です。ジャンルはライトノベルじゃなくて、普通のSFで良いと思うんですけどね。
    読み始めた最初は良くあるループ物と思いましたが、読み進むうちに、しっかり引き込んで食いつかせる作品です。先に進めば進むほどやめられないとまらない。
    個人的に大変お気に入り。設定もしっかりして、伏線というのかな、あちこちで「あぁそういうことか、、」というのも引き込まれていく大切な要因の一つ。
    その後の話とか色々気にはなるものの、何となく蛇足になりそうなので、続きも読みたいけれど読みたくない複雑な気分になってます。この話の中でもっともっと世界観に入っていきたい!と思わせるだけのものがあるように思います。
    ハリウッドでの映画化があるそうですが、まず原作を超えることはないでしょう。
    続きを読む

    投稿日:2013.10.20

  • 展開が気になる

    時間繰り返しものはいくつか見てきたけど、戦場に限定されたパターンは初めて。

    新兵であるキリヤは人類と敵対する謎の生物(?)との戦いで命を落としてしまうが、直後に出撃前日に戻ってしまうという現象に見舞われる。
    逃げても戦っても巻き戻される日々に、キリヤは無限の時間を有効に使う覚悟を決める。

    何故時間は繰り返されるのか?
    殺し殺される悪夢の中でキリヤは成長できるのか?

    そして運命の出会いへ。
    これほど危険で切ないボーイミーツガール小説はあっただろうか。

    続きが気になり一気読み必至!
    続きを読む

    投稿日:2014.01.01

  • 今のライトノベルでは中々ない展開

    気分爽快な終わり方ではなく、渋い終わり方でした(私好み)
    最後の展開は現代のライトのベルでは中々難しい終わり方だと思います。もしできたとしても続巻を出して台無しにしそう。
    展開がダイジェストのように結構サクサク進んでいくのも現代の作品との違いだと思います。
    また、最後のサブタイトル「キラー・ケージ」の意味を知った時、何とも言えない気持ちになりました。
    続巻が出ていないのが不思議なほどの傑作ですが、後の展開は読者の想像に任せて書きたい部分を書ききった作品だと感じました。

    ちなみに、以前から”読みたい”に追加していましたが漫画化されたものが想像以上に面白くて、原作を読もうと決心させてくれました。
    展開も漫画とほぼ変わらず、漫画の完成度も高いので、基本的には漫画でも十分と思います。
    しかし、ラグビーの話の詳細(どちらかというと話しかけた相手との因縁)や、ヨナバル先輩の女好きエピソード、夢を見る人々の存在、ギタイの起源の話など(おそらく)漫画にはない話があり、物語を深く知るためには必読です。
    (そこまで重要なキャラではありませんが)キャラが一人漫画には未登場なのも大きいですね。
    続きを読む

    投稿日:2014.05.03

  • いい意味でライトノベル

    「神林長平トリビュート」に寄稿していた桜坂氏に惹かれ半年前購入していた本書を、年末滑り込みで読了したけれど。どうやら、ハリウッド映画化やコミック連載など、メディアミックス的展開が進んでいるようで、流行に乗ったみたいでちょっと癪(^^;)。
    ストーリーは、繰り返す時間のループに捕らわれてしまった主人公が、そこから抜け出すための手段を探す物語。ループの中で出会ったある人物(うら若き女性)との出会いが、ループを抜け出すための鍵になるのだけれど…。
    若い女性登場ということで当然ながら予想されてしまう分かりやすい展開や、ループ発生のSF的理屈の掘り下げは丸めている(ちょっと「なんちゃって」感が…)など、厳密さを求めずちょっと情緒に傾けたライトノベル的な方向付けが行われているのだけれど、この作品については吉と出ている気がする。短いボリュームの中で、話のフォーカスがぶれずに、スッと最後まで読み通すことができた。結末もきれいで爽やかにまとまっている。あえて言えば全体がきれいにまとまりすぎの感があって、結末にもっと不条理感ややりきれなさを残してもいいかなとか、もう少しパワーを感じさせてほしいかなとか思うのだけれど、そこは計算も入っているのかな、とも感じた。確かにこれはハリウッド映画的かも。
    一点。電子書籍版で読んだのだけれど、文庫版にはあったはずのイラストがない。ライトノベルなのだから、小説+イラストが揃っての作品のはず。安倍吉俊氏のイラスト、以前、某アニメ/ゲームで結構はまったのもあったので、その点は残念。
    続きを読む

    投稿日:2014.01.12

  • ラノベの枠を突き抜けて

    SFジャンルのライトノベルですが、戦闘描写や隊員同士の会話(下ネタ頻発)などは一般小説と変わりありません。逆に、設定やリタの人物造形にはライトノベルの良さが生かされていて、SFとしては読みやすい作品に仕上がっています。
    同じ時間を繰り返す(ループする)というテーマはよく見かけますが、本書はループもののSFとしてだけでなく、1人の青年の成長物語としても楽しめました。また、敵である「ギタイ」の設定(どうして地球にやってきたのか)など、独特の世界観も魅力です。
    続きを読む

    投稿日:2014.01.15

  • 繰り返す、戦場という名の日常。

    あることをきっかけに、日常から戦死までを繰り返すことになった主人公。

    そのループの中で、彼はある女性との「再会」を果たす。

    私は、その場面を読み返すたびに、思わず涙ぐんでしまう。
    彼らが背負い、重ねてきたものを思って。


    SFはあまり……というひとにも、苦手意識を取り除いて読んでほしい。
    あと個人的には、まだ公開されてませんが、トム・クルーズ主演のハリウッド映画版は全くの別物だと思ってます。
    (『DRAGONBALL EVOLUTION』みたいな。)
    続きを読む

    投稿日:2013.09.25

Loading...

ブクログレビュー

"powered by"

  • 芹沢 透

    芹沢 透

    「人類は、突如地球外から現れた謎の敵と戦っている。主人公も初年兵として大規模な作戦に出撃し戦うが、戦場で命を落とす。

    目がさめると【今日】は出撃の前日。
    なぜ?
    時間が戻っている?
    何が起こった?

    何度も【出撃前日〜当日】を繰り返す。このループはどうして生まれたのか。どうすれば抜け出すことができるのか・・・?」

    私が主人公だったら精神的に参ってしまって逃げ出すだろうなぁ。「戦う」「勝つ」と決めて進んでいくところが強くて尊敬した。

    ギタイ側の無駄のなさには賞賛を通り越してもはや恐怖する。目的を達成するためだけの装置だ。完璧。

    この話、ギタイ側が「敵」として描かれているけれど、今地球人が人間以外の生命体にしている事だし、今後地球以外の生命体にする事だよね?

    自分(達)が生き残るためには他者(達)の命やエネルギーを奪わなければならない。奪ってでも手に入れなければならない。私は主人公側よりもギタイ側に感情移入して悲しいような虚しいような気分だ。
    続きを読む

    投稿日:2019.08.09

  • borahina

    borahina

    タイムリープもの。
    ギタイという怪物に蹂躙される、地球。
    統合防疫軍に所属する初年兵キリヤ・ケイジは
    一体のギタイを倒した後からタイムリープに巻き込まれる。その原因は何か?抜け出すことが出来るのか?

    もともとラノベ。映画化もされた。
    こういうラストなのね。無難なところ。
    続きを読む

    投稿日:2018.12.24

  • 永杜

    永杜

    初めての戦場で会った、戦場の牝犬。
    敵を殺して自分も死んだ…はずだった。

    目が覚めたら、2日前に戻り。
    主人公でなくとも、何が起こったのかと思います。
    そして繰り返される日々に、そりゃ手際もよくなり
    経験値も1人で稼げるものです。
    とはいえ、明日を考えねばならず、そこから抜け出して
    次を見なければなりません。

    そんな状態を打破する方法を知っていたのが彼女ですが
    彼女もここまで行き当たるのに、どれだけの回数と
    どれだけの方法を繰り広げていったのか。
    これはこれですごいものがあります。

    クライマックスに関しては、まさかの展開というか
    あちらだけの特性ではなかったのか!? という驚きが。
    実行に移すには、かなりの覚悟と決意がいる最後。
    貰っても、それは空しい以外何物でもないものかと。
    続きを読む

    投稿日:2018.10.19

  • ljsz

    ljsz

    沁みた。良い。
    主人公以外から見れば一瞬の間に過ぎない、
    とても内面的な物語。
    映画もいいが舞台も合いそうだ。
    舞台は、戯曲は、「今はもうない」ものを表すのに適している。

    筒井康隆が著書の中で紹介していた。
    これに影響されてジャンルものを書いてみたとのこと。
    続きを読む

    投稿日:2018.10.14

  • yasuyukima

    yasuyukima

    ソニーリーダーストアのクーポンで購入。初めてちゃんと一冊読んだ電子書籍。
    ラノベ扱いされているらしいが、普通にSF。どこかで知っているアイデアのように思うけど、引き込まれて、一気に読んでしまった。
    画とはぜんぜん別物。「世界が認めた名作」とは言い過ぎやろ…続きを読む

    投稿日:2018.10.10

  • iRoakg

    iRoakg

    「あれ原作はライトノベルだよ」という同僚の衝撃の一言で購入。概ねストーリーはコミック版と同じでした。原作の方が、より丁寧に説明され、細かなエピソードも多かったですが。映画もアマゾンプライムで観れるんだよなぁ。うーん。続きを読む

    投稿日:2018.09.22

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

本棚の開き方(スマートフォン表示の場合)

画面左上にある「三」ボタンをクリック

サイドメニューが開いたら「(本棚アイコンの絵)」ボタンをクリック

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。