【感想】モリー先生との火曜日

ミッチ・アルボム, 別宮貞徳 / NHK出版
(143件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
69
36
17
4
0
  • 死を見つめながら、生きるということ

    売れっ子の新聞コラムニストのミッチ・アルボムと、かつて彼を教えていた大学教授のモリー・シュワルツ。ふとしたきっかけで16年ぶりに恩師のもとを訪ねたアルボムは、その後も週に1回、モリーと一緒に様々なテーマで対話を行っていきます。

    ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されていた、モリー。アルボムが彼を訪ねるようになった時、すでに余命はわずかでした。多忙な日々を送るアルボムと、静かに自分の生をまっとうするモリー。ふたりの会話は、愛、コミュニケーション、仕事、許し、など多岐に渡り、だんだんとアルバムの人生観を変えていきます。しかし、アルボムが自身の人生を見直しいくにつれ、モリーの身体は動かなくなり、着実に死へと迫っていくのです。

    モリーが行った最後の授業に通底するテーマは、「人生の意味とは何なのか?」。読後も余韻が長く続く、そんな静かな力を持った1冊です。
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    投稿日:2015.10.20

  • 人に優しくなる本。自分の人生を見つめ直す本。

    人に優しくなる本。自分の人生を見つめ直す本。まさにそんな感じです。

    この本は、ALSを患ったモリー教授が
    久しぶりにあった最愛の生徒ミッチに向けた
    最後の講義が書かれています。

    モリー教授の優しい言葉・金言が本当に優しく、
    優しい気持ちにさせてくれます。


    ただ、私は「物質的な富」や「出世欲」も
    成長のモチベーションとして大切と考えます。
    この気持ちも人として成長させるエンジンになると思います。

    しかし、「死」を意識したモリーの言葉は、
    出世が全て出なく、お金が全てでないことを
    思い出させます。

    自分の人生や家族を含めた自分の周りの人を
    見つめ直して、優しい気持ちにさせてくれる。

    そんなステキな本でした!!

    疲れた時、ステキな先生に出会いたい時、
    この本はとてもお勧めです!!
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    投稿日:2017.04.17

  • ラグビー日本代表HC エディ・ジョーンズお勧めの一冊

    ラグビー日本代表の躍進をさせたHC エディ・ジョーンズお勧めの一冊。
    内容については、特にラグビーや勝負に関わる話ではないが、人生の意味について考えさせられる。
    著者とALSの老教授とのやりとりを通して通して、幸せな人生がどんな人生なのかを諭された。
    自分の意見を持ち、それを自分で考えながら実行していく事が大切だという事を教えてくれる。
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    投稿日:2016.04.09

ブクログレビュー

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  • hemulen

    hemulen

    「誰かと一緒にいるとき、ほんとうに掛け値なしにその人と一緒なのだ。まっすぐ相手の目を見、その相手がこの世でただひとりの人間であるかのように耳を傾ける。」(138ページ)

    結婚について、大事なことの一つは価値観がおなじであること。その価値観の中でも最大のものは、自分の結婚が大事なものだという信念。

    他の何にも通じるな…

    経済活動との引っ張り合いをしている、
    人生の意味.愛を真正面から語った本
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    投稿日:2024.06.28

  • 夏海

    夏海

    現在まだ3章くらいだけど、すでに良い。仙人やん。ミッチの人生に、モリーのような師がいたのは幸せなことだね。そんな人中々出会えない。他人なのが、またすごいと思うんだよなぁ、母親とか父親ではない誰かと、こんなに心開いて人生の醍醐味について語り合えるって中々ない。私だったら、月一のカウンセリングの先生かな。カウンセリングの域を超えて、人生の話ができる。でもなんか、ちょっとカッコつけちゃってた気がしてきたな。
    読み終わったけど、最高。モリー先生ありがとう♡
    モモとかと同じ、私が共感できる人生の大切なことについてのお話って気がした。でもこの価値観も、絶対ではないんだよなぁ、人によって違うよね。
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    投稿日:2023.12.01

  • トシノリ

    トシノリ

    1 どんな本?
    ALSに侵されて余命宣告を受けたモリー先生と
    教え子のミッチの全15回の火曜日を最終論文と
    して綴った本。物質社会に依存している我々の目
    を覚させる一冊。愛を誰かに与えたい。

    2 なんで読んだの?
    (1) 人生の目的を考えたいから。
    (2) 何をするのが幸せか知りたい。
    (3) 愛を与える方法を実践出来る状態になりたい。

    3 構 成
    全15火曜日195頁
    「恩師の生涯最後の授業は『人生の意味』」と始
    まり、「テーマは『人生の意味』それは今も語ら
    れている。」と死後の著者への人生の影響を綴っ
    て終わる。

    4 著者の問題提起
    人生の意味はなんですか?

    5 命題に至った理由
    モリー先生との火曜日の対話

    6 著者の解
    愛を与える事

    7 重要な語句・文
    (1) 愛さ、愛は必ず勝つ。
    (2) 人生に意味を与える道は人を愛する事周囲
    のために尽くす事
    (3) 友達はずっと隣にいてくれない。ずっと居て
    くれるのは家族だ。
    (4) お金や地位に人生の意味を求めても幸せには
    ならない。

    8 感 想
    私の精神状態が良く無い時に読んだので感動は
    薄かったが、読みたい事を読む事が出来た。
    刺さったのは人生に意味を与える道。愛と貢献
    が大事な事だと良く分かった。
    深く知りたい事は愛し方。どうすれば愛を与え
    る事が出来るだろう?
    人に勧めるなら物質的なものに拘らない事。幸
    福への道じゃ無い。
    タイトル通りのモリー先生との火曜日を綴った
    暖かいとても意味ある本だった。
    9 TODO
    (1) 家族に毎日愛してるを伝えよう。
    (2) 周囲の為に出来ることをやろう。(雑用?)
    (3) 人の話をしっかり聴こう。

    10 問 い
    幸せとは?

    11 答 え
    人間関係にある。
     
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    投稿日:2023.05.10

  • Leitor

    Leitor

    効率性や目に見えるものに心も奪われ、満たされない気持ちの中で如何に生きていけば分からなくなる中、読みながら何度も何度も心が揺さぶられた本。20世紀を代表する本の一つとして後世まで読まれると確信するし、もっと広く読まれるべき本の一つ。
    与えられることを与えること(それは物でもなく、経験や知識、人の話を丁寧に聞くことも)の大切さを深く考えた。

    そして死を学ぶこと、それが生きることを学ぶことであること。
    「死を目の前に控えてここに座っている私に言えることは、かねや権力をいくら持っていても、そんなものはさがし求めている感情を与えてくれはしないっていうこと。
    それをいちばん必要としているときにね」

    モリー先生は、わたしたちは「いまの文化」に騙され、流されているという。でも、モノも、お金も、名声も、権力も、人を幸福にしない。けれど「いまの文化」はそれさえ手に入れればバラ色の人生が待っていると私たちに教える。そして人々はそれに騙されている。

    身につまされる思い。

    行動を変えようと思う。
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    投稿日:2022.10.02

  • masamzo

    masamzo

    師弟愛、否、愛とは何か、その真剣かつ純粋な、モリー先生とミッチの対話が胸を打つ。難病ALSに侵されたモリー先生。死へのカウントダウンの中、何か達観した感じで、ミッチとの対話が進む。

    投稿日:2022.09.27

  • 楽描人カエルン #グラレコ写経

    楽描人カエルン #グラレコ写経

    このレビューはネタバレを含みます

     ALSに罹患した老教授の最後を看取る。そこで生まれるドラマを写し撮ったものが本書である。
     日常こそが感謝すべきものである。より良く生きるための活力を得られる。そんな内容である。
     この本は「史上最強のセミナー」の中で紹介されていた。ずっと心の奥にひっかかっていたのだが、最寄りの図書館に所蔵されているのを知って読んだ。
     人が感動するとき。それは罪悪感を感じるときだという。自分たちは健康である。自堕落な生活を送っている。一方、ある人は進行性の病気にかかっている。死期が近づいていることもわかっている。さらには受け入れている。
     つまるところ「感動」させるお膳立てができている。故に感動するしかない。なぜ感動するのか。それはより良く生きるためである。反省がうながされるからである。それは活力になるからである。
     今回は他者からこの力を受け取った。次は自分の番である。

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    投稿日:2022.09.18

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