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神野直彦 / 岩波ジュニア新書 (24件のレビュー)
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みやもん
大学生の頃に購入して以降、社会人になってからもずっと積まれており、ようやく読んだ本。 すごく簡単に分かるところと、言い回しが難しいところとがある。 インボイスはこの頃から話題にはなってたんだと気付きを…得たが、仕組みを聞くといつも頭がこんがらがるので、頭の中をよく整理する必要があるなと改めて思った。 社会人が読んでも難しい部分はあるが、全体的にすごく丁寧に説明をしており、分かりやすい。 ただ、予算がどのように決められているのかや財務省の実情とかそういうところを知りたくて買ったので、少し物足りなかった。続きを読む
投稿日:2023.11.17
tommy
神野直彦『財政のしくみがわかる本』(岩波ジュニア新書, 2007) ▼ 高校生くらいでも読める財政(学)入門書。 ▼ 第2章の税の話が明快。 ▼ 第5章の国債の話が面白い。日本政府の国債はほぼ内国債で…あり、また資産も多くあるので、大した問題ではない。問題は、政府が予算の1/4を借金返しに充てている点、またそのことが所得再分配に反してしまう点にある、と。 「財政の借金が大きくなると、財政がこの所得再分配の機能を果たせないどころか、逆再配分の機能をもってしまうということです。なぜなら、国債をもっているのはお金持ちの階層です。したがって、国民からとりたてた税金を、国債の借金返しに使えば、一般の国民から税金をとって豊かな人々にお金を再配分してしまうという現象になるのです。 現在日本でおこなわれようとしている、財政再建のために消費税を増税しようという政策は、この典型です。なぜなら、消費税は負担が逆進的で、貧しい人に負担が大きく、豊かな人に負担が小さいからです。税金で貧しい人々に負担を求め、国債をもっている豊かな人々にお金を配分するということになるわけです。 つまり、本来の財政は、国民のお金を右のポケット(豊かな人々)から左のポケット(貧しい人々)に移すのが役割なのですが、財政再建のための消費税増税では、左のポケットからお金をとって、右のポケットに押しこむという逆再配分がおこなわれる危険性があるということです。」(137頁)続きを読む
投稿日:2022.06.25
masaniro2
言い回しがジュニア新書にしては難しく、例示も中高生には分かりづらいように感じたが、当のティーンエイジャー達はどうなのだろう。 挿入されているグラフはひと目でメッセージが伝わる価値のあるものだったが、…アクセスしやすい出典であれば、なお良かった。 政府や自治体のお金の原則が分かりやすかった。続きを読む
投稿日:2022.04.15
バジ
非常にわかりやすく、財政の役割、日本の財政の仕組みや問題点など理解できた。 とても良いと思ったら東大教授で財政審議会の会長という現場の方が書かれた本でした。 本来こうあるべきという日本の財政のおか…しなところにも切り込んでいて、単なる平易な本ではなく考えさせられる内容もあった。 初学者向け。続きを読む
投稿日:2020.06.18
mookeye
Amazonでもわかりやすいとの評価が多いが、同意できない。 文章が平易だからといって、わかりやすい記述とは限らないのではないか。 ジュニア層の読者が読んで、すんなり理解できるとは思えない。
投稿日:2019.11.30
osa-p
桃太郎さん、桃太郎さん、お腰に付けたものは何ですか。 日本一の黍団子だ。 江戸時代:一つください。お供します。 明治時代:一つください。家来になります。 →土地や労働を取引するようになったのは明治…時代。続きを読む
投稿日:2015.07.04
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