【感想】ノーゲーム・ノーライフ 2 ゲーマー兄妹が獣耳っ子の国に目をつけたようです

榎宮祐 / MF文庫J
(26件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
4
15
2
0
0
  • 見た事も無いしりとり

    一巻があれだけ面白かったので、二巻はどうなるかと不安でしたが、十分面白かったです。前半は天使、後半はネコ耳の獣人種との対決です。この巻の白眉は天使とのしりとりでしょう。いやあ、すごい事考えるもんですねえ。

    それと、二巻は前半で一区切りつきますが、後半は三巻との連作になります。三巻も面白いので是非

    しかし、ラノベにしておくのがもったいないなあ。本作でも使われているラノベの定番ネタは、数年もすれば風化して、読むにたえなくなってしまいます。一般小説で書き直してくれないかしら。
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    投稿日:2013.09.29

  • 広げる思考と、狭める推察

    ・「ゲーム」と呼ばれる全てのものに異常に強いが、社会不適合な兄妹が、「ゲームが全て」な異世界へ飛ばされてしまい、飛ばされた世界で国土を取り戻し、神へゲームで挑もうとする話。
    本作は前半・後半で話が区切られいます。前半は「現実ではほぼありえない事実にまでいかに思考を広げられるか?」という部分に、後半は「現実にあったことの事実からいかに確実な事実へ推察を絞り込めるか?」という部分にそれぞれ焦点が当たっているように思えます。

    ・テンポよく話が展開され、1時間半くらいの読書時間でした。

    ・作中に出てくるゲームにおいて、「ルールを聞いた時点で、自分ならどのような戦法をとるか?」ということを考えてから読み進めるのがお勧めです。自分の思考の狭さを実感できることうけあいです。。。

    ・ゲームやギャンブルが好きな人には大変楽しめる作品だと思います。
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    投稿日:2014.07.05

  • 面白いキャラ続々登場

    王様になった二人、ひょんなことから獣っ娘がいることを知り東部連合を獲りにいきます。
    そのための知識を得るために図書館を乗っ取っていた表紙の娘と勝負をすることになります。
    天翼種とか言うそうで一般的な天使の背中についている翼が腰についているようなビジュアルで髪の色が光を受けて変わるとのこと。
    なんでも戦闘種族だそうで結構過激な言動をします。
    仕掛けられた方がゲームの内容を決められるので相手の有利なゲームで肉体的なスペックが話にならないほど違う相手にどうやって打ち勝つかがミソですね。
    他種族同士は仲が悪るくこの娘もそうですが出てくるキャラ皆いい性格していて面白いですねw
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    投稿日:2015.03.15

  • これを読んだら3巻を読まずにはいられないだろうという展開

    ついに異種族とゲーム開始――!!...だけど東部連合が相手ではない。
    この巻でのメインのゲーム相手は別の種族である。
    だが狙いはあくまでも東部連合ということは確かで東部連合のキャラも終盤に登場、前巻と同様に主人公の並外れた洞察力・華麗な推理が炸裂します。
    そしてこの巻の最後には予想もできない急展開が待っていて、次巻に続く!となっているので、もし1巻を読んでこの巻を買うかどうか検討中なら、3巻も購入することを前提に考えた方がいいかもしれません。
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    投稿日:2013.11.22

  • 種族間格差がひどいムリゲーです。

    主人公たちがチートすぎると思っていたが、そのチートがあってようやく勝負ができるレベルとか、種族間格差が想像以上に酷かった。

    しりとり勝負の内容に関してはめちゃくちゃ過ぎて突っ込みどころは山ほどありますが、とにかく勢いで乗りきれます。
    個々の細かい部分に目をつむって全体を見ると裏の裏の裏の裏の裏の読み合い、仕掛け、駆け引きは読み応えありです。

    しかし、今巻の最後の引きはひどいwおかげで3巻まで一気読みさせられました。
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    投稿日:2014.03.18

  • 主人公達の豹変がカッコいい!

    今巻では前巻で少し触れた天翼種との具現化しりとりというゲームがメインになります。このゲームはしりとりで言ったものが存在するなら消失し、存在してないものなら出現するという内容です。
    物語の最初は天翼種のスペックのあまりの高さに無理ゲーにしか思えませんが、それを覆す兄弟に驚かされること請け負いです。
    この巻を読んで思ったのはこの本のいいところの一つに主人公達がさっきまでふざけていたかと思うと、急に豹変しカッコよくなるところだと思います。
    これは物語ではよくある特徴だと思いますがその豹変が他の作品よりも早く大きいところがこの物語をより面白くしていると思います。
    また、最後の展開はここまで読んできたがためにすごい衝撃的なものになっています。3巻までで一度きりよく終わるので、3巻まで一気に買うことを勧めます。
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    投稿日:2014.03.20

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ブクログレビュー

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  • moop

    moop

    シリーズ2冊目。作品特有のエロ表現はノルマだと思って読み進めている。タイトルは獣耳だが、今作で挑むのは知識を蓄えた天翼種。改めて具現化しりとりの考え方が凄い…。簡単なルールだからこそ、そのルールに則って如何にして勝つかという面白さに引き込まれる。ジブリールも仲間に引き入れ、人類全ての命をかけて獣人種とのゲーム、の前に消えてしまった空と一人になってしまった白。さてどうなるか。(3/18-21)【2024-15】続きを読む

    投稿日:2024.03.21

  • pokorit

    pokorit

    エルキアの王位についた空と白に必要なのは、この世界ディスボードに関する知識。だが国立エルキア大図書館は、位階序列六位の天翼種(フリューゲル)である、ジブリールに占拠されていた。大戦期は首を、今は知識を収集するフリューゲルが行うゲームは、具象化しりとり。仮想空間で、存在するものは消え、存在しないものは現れるという。タブレットに入っている異世界の書4万冊を賭けた空と白に、勝利を疑わないジブリールは自らの全てを賭けた。空と白はステフと共にジブリールに挑む。

    後半は位階序列十四位・獣人種(ワービースト)戦へのプレリュード。かつてのエルキア王国領土の半分を奪った相手、東部連合との勝負に向けて、空と白は情報を集める。前国王が無謀ともいえる闘いに挑み、そして残したものとは。

    アニメでも繰り返し見てしまうエピソードが収められた巻。ジブリールは好きなキャラクターなので、途中の物理がおかしいことには目を瞑る。
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    投稿日:2024.03.15

  • tacom

    tacom

    このレビューはネタバレを含みます

    獣耳メインかと思いきや、天使メイン。
    戦い方とかよく考えられるなーという感じ。
    面白く読ませていただきました。

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    投稿日:2020.05.14

  • まさし

    まさし

    このレビューはネタバレを含みます

    いづなを俺もモフモフしたい!!
    ということで、とっとと3巻を読み進めたいと思います。
    基、2巻の感想もしっかり書きます。
    具現化しりとり。なかなか面白いアイデアです。しかし、超新星爆発に巻き込まれなければ死なないとは、フリューゲル卑怯過ぎる。残っている15種族は、よくこんなのと戦って絶滅しなかったな。巻が進んだらその辺の話も出てくるのだろうか。と言うことで、モフモフを求めて3巻を読もう。

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    投稿日:2017.12.10

  • 読生

    読生

    なんだか楽しそうなしりとりしてますね。
    命がけの勝負じゃないならいろいろ楽しんでみたいところですが、かなり危ないね。何より痛いのはつらい。
    なんだかシナリオ的だった文章は、少し改善されているように思うけど、——の多用は相変わらず。
    どんなに効果的な表現法も、使いすぎれば陳腐になる。

    R-18は回避しても、R-15は回避できてない気がするな…。
    続きを読む

    投稿日:2017.08.08

  • ちこ(´・ω・)

    ちこ(´・ω・)

    図書館に住みし知識を持つ者。
    このしりとりは、参加せず成り行きを見るだけなら面白そうかもしれないな。
    ただ、普通に言葉を繋げるだけじゃなく言葉の意味も理解したうえで発しないと詰むゲームというのは難易度がかなり高いだろうな。続きを読む

    投稿日:2016.01.18

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