【感想】たかが英語!

三木谷浩史 / 講談社
(95件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
10
27
36
6
0

ブクログレビュー

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  • 海老ピラフworld

    海老ピラフworld

    三木谷さんが楽天の公用語を英語にしたことについて、なぜ英語科する必要があったのかどのように進めていったのかその思いなどが書いてある

    投稿日:2023.02.28

  • sakujin

    sakujin

    英語の習得は筋力トレーニングに似ているというのはわかりやすい表現だ。どちらも適切な頻度で適切な負荷を維持しなければならない。楽天が社内公用語を英語化すると発表した時、自分もニュースで見て驚いた記憶があるが、その後すっかり忘れてしまっていた。本書で英語化の宣言から移行期間の2年間に取り組んだこと、段階的に切り換えるといった会社の効率性低下を抑制するための運用への気遣い、そして宣言通り英語化した今、楽天が感じているメリットについて興味深く読んだ。自分の会社はまだまだそんな兆しはないけど、個人レベルではいいかげん英語ひとつも使えないのはまずいんじゃ、と内心焦りはじめてきたところだ。そんな心境の自分にはまさにうってつけのタイミングで読んだ本で、楽天社員を見習って英語の勉強を開始することにした。2020年いちばん最初に読んだ本がこれでよかった。続きを読む

    投稿日:2020.01.28

  • bqdqp016

    bqdqp016

    楽天三木谷社長が、英語社内公用語化をするにあたっての考えを述べたもの。実施にあたり、かなりの反対と困難があったことが理解できた。英語に関する話は、よく耳にすることがあるが、今後グローバル化する世の中で不可欠となる能力であるとの意見は皆同じである。成功している著名人の取り組みとして、興味深い。
    「(ハーバードのニーリー氏が楽天の取組を評して)野心的なグローバル化戦略のために「先回り」の意味合いの強い、準備としての施策であるという点。そして英語の能力を向上させるのに、一部のグループを選ぶのではなく、全社員で取り組もうとしている点。特に、eコマースをプラットフォームに、テクノロジーを基盤としたビジネスを展開する企業が、全員で取り組んでいるという点に私は注目しています。なぜならこの分野では、将来どのグループ、どの個人が一緒に仕事をすることになるか現時点で予測できないからです」p72
    「コンピューターサイエンスの専門書が「英語以外」で読めるのは、恐らく日本だけだろう」p121
    「日本企業にとっては英語を使うことで欧米企業に対して不利を感じることもあるかもしれない。ただ、不利だからといって日本語で貫き通していても何とかなった時代は終わった」p160
    「パソコンやインターネットを使いこなせる人と使いこなせない人の間にある待遇や機会の差として、デジタルデバイド(情報格差)が知られているが、英語を話せる人と話せない人の間にも似たような格差が生まれつつあるのだ」p177
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    投稿日:2018.11.12

  • ちむさーちょい

    ちむさーちょい

    社内公用語を英語にすると発表して話題になった楽天の、その方針を決めた張本人による本。そもそもきっかけは、世界経済におけるGDPの日本のシェアが現在の12%から2050年には3%程度まで低下するというゴールドマンのレポートを見たのがきっかけだという。

    楽天がグローバル企業への道を歩むのは選択の問題ではないということだ。その覚悟の元に行われているのだから、報道当初に見られた、やり過ぎといったような外部からの批判は大きなお世話だろう。

    そもそも、日本は事実上の単一民族国家で、国民全員がなんの疑問も無く日本語を使っている。しかし、日本語を使わなければならないという義務を負っている分けでもない訳で、言語は必要に応じて、最適なコミュニケーションを行うための手段である。タイトルのたかが…というのは、そういうことであろう。

    グローバル化という潮流が誰も止める事が出来ない現実である中で、日本語というコミュニケーション手段化は明らかに世界の異端であり競争上の劣位と言えよう。国民全体の英語力が脆弱な中、この位の事をしなくては、その不利な状況を解消する事は不可能だろう。楽天には頑張ってほしい。
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    投稿日:2018.10.08

  • y_doka

    y_doka

    「たかが」と「されど」を都合よく使い分ける詭弁の典型みたいな論法はまあ置いといて、いろいろストレートな思いは伝わってくるし、「ああ、自分も勉強しなきゃなあ」とは思わせてくれる本ではある。

    投稿日:2017.10.15

  • Dr.(読多ー)あんころ猫

    Dr.(読多ー)あんころ猫

    楽天が社内公用語を英語にすると発表した時はずいぶんと話題になりました。

    この本が書かれてから5年。

    楽天の英語公用化は今現在どのような形になっているのでしょう。

    「日本人同士が英語で話すなんてばからしい」なんて意見もあるようですが、楽天が英語の公用語を目指した目的はそこではりません。

    英語脳を作る環境づくりを組織全体で取り組んだのはさすがだと思います。

    大変面白かったです。
    続きを読む

    投稿日:2017.08.15

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