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濱嘉之 / 講談社文庫 (45件のレビュー)
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総合評価:
shohji
警視庁情報官シリーズ第2弾。
1作目より小説として柔らかさがUPしている。公安出身の作家さんということで非常にリアルに警察内部の縦関係を描いている。 相変わらず格好良くきまり過ぎの黒田純一警視だが何とも切ない最後になってしまった…。今回は自衛官や警察官まで次々と中国人美女に惑わされてしまう展開でありながらリアリティを失っていないことが面白いというより怖い。 ストーリそのものよりも防衛問題、中国情勢など複雑な問題も丸わかりのミステリとは別の謎解きの面白さなのだと思う。特にまさかの中南海潜入の場面は読み応えがあった。 全体を通してハニートラップという題名どおりの内容なので男性と女性では受け止め方は違ってくるのではないかと思われるが私は楽しんで読むことができた。それにしても(どこまで本当のことなのかは勿論わからないが)プライベートでも油断できない仕事をされている方々は大変だなと感じた。 色んな意味で勉強になるシリーズなのでこのあとも読み続けていきたいと思っている続きを読む
投稿日:2017.11.28
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よし
警視庁情報官黒田のシリーズ2作目。今回は登場人物やその関係性を掴むのが難しかった、、国家機密を扱う職業に携わる人達は常にハニートラップに気をつけてるものなのかな?人間関係を築くのも警戒が必要だから神経…すり減りそう。あとどのくらいの美女なのか気になる笑続きを読む
投稿日:2022.09.02
亮
初めて読む著者だが、異色の経歴の持ち主。 警視庁入庁。警備部警備第一課、公安部公安総務課、警視庁警備局警備企画課、CIRO、公安部公安総務課、生活安全部少年事件課を勤務。 さて、そんな著者が描く…物語。 従来の警察物とは毛並みが違う。 KGBが得意としたハニートラップを軸に展開される。 描かれる主人公が、一匹狼の公安ではなく、組織人としての手腕が素晴らしい。 物事を瞬時に見抜く現状把握力、分析力、また全体像と背景の関係から派生する案件にどの人間を使うことが最善なのか人事力、また、次世代を育てるために自らのノウハウを出し惜しみをしない。 マネージメントに長けた人間がいると組織は安泰だな。 小説だけども、良い意味でハウトゥー本でした。続きを読む
投稿日:2020.01.08
shinpapa
19-このあとのシリーズもこんな都合よく行くんやろうな。国粋系の主張をしたいためのフィクションという気がしてきた。
投稿日:2019.02.16
2006takahiro
色仕掛けによる謀報活動ー「ハニートラップ」に溺れた日本の要人は数知れず。国防を揺るがす国家機密の流出疑惑を追う警視庁情報室トップの黒田は、漏洩ルートを探るうちに、この「罠」の存在に気が付いたが…。
投稿日:2018.05.29
saga-ref
自衛官と警察官が副題のハニートラップに絡め取られていく様は、読んでいて切なかった。もっとも公安警察が、身内の不幸という事情があったにせよ、人定せずに罠に落ちていくのはリアリティに欠けるかも知れない。後…半の黒田率いる警視庁情報室が容疑者を追い込み、身柄を確保し、取調べするまでの過程が小気味よく、全体的に満足のゆく読書となった。著者の経歴が存分に発揮された物語と言えよう。続きを読む
投稿日:2017.11.16
バス好きな読書虫
シリーズ第2弾。 濱嘉之3作目なのだけど、どうにも文体が好きになれない。感情的な表現はほとんどなく、事実関係を淡々と描いていくのが手法なのだろうけど、3冊読んでも、慣れない。 防衛情報の漏えいを追う黒…田たち。刑事ものと言うより、スパイもの。でも、作品は平成20年の事件を描いており、情報を使った捜査は古臭く思えてしまうのが、こういう小説の難点なのかも…作品年代をきちんと踏まえて、読まないとダメだと反省。そして、何より、この人の作品の女性を軽視したような描写が多いのが、やはり嫌い!シリーズ全巻、手元にあるけど、読み続けるかどうかは非常に悩む…続きを読む
投稿日:2017.06.15
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