武士道エイティーン

誉田哲也 / 文春文庫
(216件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
73
96
29
2
0
  • 武士道にも大人の階段アリ

    基本は二人の主人公、香織と早苗の一人称語りで話がすすみますが、18才になって、お姉さん、道場の先生、学校の先生、後輩と語り部が増えてきます。青春時代の二人から、どんどん世界は広がって行く・・・いい意味でも悪い意味でも、いろいろな係わりが加速する18才。納得の一冊。 
    単なる高校剣道部活青春ストーリーではあればこの巻の中盤までで十分なのですが、そこは”武士道”。まだ道は続くのです。
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    投稿日:2016.02.29

  • 武士道シリーズ第3弾

    いよいよ第3章。二人は高校3年生になりました。
    「17」での約束が果たされるのか!?
    とにかく読んでみて下さい。
    「16」「17」ときたら「18」も出さないわけにいかないよね的ないい加減な出来かと思いきや期待を全く裏切らない内容でした。
    「16」「17」「18」と一気読みでした。
    スポーツもの独特の爽やかさと、何もしていないのに得られる達成感、満足感。
    読み終えて「う~~ん」と頭を抱えて考え込む作品もいいですけど、笑顔になれるような作品もまた良いものです。
    それにしても高校3年間でこんなに成長するもんなんですね。遥か昔の自分の高校時代を思い出すと羨ましいかぎりです。
    もつべきものはやはり「友」なんでしょうか!?
    高校を卒業して物語りも完結かと思ったら、なんと続編が発刊されました。
    今から読むのが楽しみです!
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    投稿日:2015.08.11

  • ついに決戦の時きたる

    良きライバルだった二人も高校三年生
    積み重ねてきた全てにけじめを付ける決戦の時をむかえます

    決戦、そしてそれぞれの道を歩き出す二人
    高校生という子供とも大人ともいえないその瞬間だけの輝き
    その3年間に自分の目指す剣道を求め、紆余曲折を乗り越えて
    ぶつかりながら認め合いながら進む二人の少女の
    大人のような打算がなく真っ直ぐで青臭くて爽やかな姿に感動を覚えます

    このエイティーンでは今までと違い
    脇役たちにスポットを当てたスピンオフストーリーが挟まれますが
    なかには次のシリーズ最終巻に繋がる話もあるので必見です
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    投稿日:2015.09.26

  • 1~2作目読んだなら、これも手に取らずにいられない

    すっかりこの武士道シリーズにハマってしまったので、1作目から5日目にして3作目まで読了です。主役級の2人はどう強くなっていくのか!総決算の対戦はどうなるのか!もう読まずにはいられませんでした。武士道って何?というテーマに対してもより深く示唆を与えてくれる3作目です。続きを読む

    投稿日:2016.02.19

  • 磯山の良さが滲み出てきます。

    楽しかった。
    シックスティーンのときには、なんだかなぁ。。。と思っていた磯山の男らしさも、今では素敵に見える。
    そんな磯山が、いつかは小さい子に柔道を教えたいなどと、かわいらしい夢を持っていて、なんだか感激。
    この本に出てくる先生がみんな心に武士道を持っていて、とても素敵でした。
    早速続きを読みたいと思います。

    続きを読む

    投稿日:2015.11.24

  • 沁みる

    シリーズ3巻揃ってページターナーだった。
    幾人かのサイドストーリーが沁みる。

    投稿日:2016.02.25

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ブクログレビュー

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  • たけやん

    たけやん

    「シャラッ、ンメェェヤッタァーウラァァーッ!」という剣道気声にもすっかり馴染んだエイティーン。武士道シリーズ第三弾。共に剣道・武士道を歩んだ香織と早苗もラスト1年の戦い。濃厚な一年が描かれると思いきや、脇を固める登場人物のスピンオフが結構挟まれており、何となく肩透かし...と思いきや、やはり面白い。スピンオフがスピンオフに繋がるところなんて流石。そして誉田さんは個性派女子を描くのが本当に上手。第一作では「変な二人」と思った香織と早苗が、こんなにも素敵に成長し愛着が持てるようになるとは....次作がラスト。続きを読む

    投稿日:2019.08.26

  • kanegon69

    kanegon69

    いよいよ、いよいよ再び早苗と香織の頂上決戦の巻!ワクワクしながら読んだ。いやぁ、このエイティーンは真っすぐのストレートというより、多彩な変化球を混ぜてきた感じだ。非常にキレのいいスライダーと目の覚めるようなフォークで空振りさせられるような感じだ。何が言いたいかと言うと、今回は早苗と香織以外の脇役の人達のとっても意外で面白いスピンオフがたくさん詰まっていた。

    早苗のお姉さんの緑子と岡巧のラブストーリー。このシリーズにはあまりないと思っていたので、思わず急に胸キュンしちゃった。(笑)桐谷先生の物語もよかった。でも何といっても、私は吉野先生の物語がもっとも心に残った。すごく心が熱くなってしまい、このエイティーンでもっとも好きな章だったかもしれない。

    エンディングも素敵な終わり方でした。香織と早苗の関係、すごく読んでいて心地よい。あぁ、互いに認め合って、必要としあって、大切に思っているんだろうなぁとじんわりしてしまいます。この先が気になってしょうがなくなりました。

    と思ったら、解説で有川浩さん登場!続編書くんだったら解説引き受けると、半分脅しいれているところが笑ってしまった。有川さんの解説というか分析はすごかったなぁ。女性作家からみてもこの香織と早苗の描写ってそう映っているのかと、感心しました。有川さんを唸らせるとは、誉田哲也さん、やっぱり凄すぎる。

    まずは完結編のジェネレーションにいき、こうなったら他のシリーズも読むしかない、いや読ませていただきたい、とすっかり虜になってしまいました。
    続きを読む

    投稿日:2019.07.12

  • ますたぁ

    ますたぁ

    武士道シリーズ3作目
    とうとう高校3年生
    お互いに今いる高校で全国で戦う意思を固めてという展開は胸熱
    さらに吉野先生の行動もそれを受け入れる小柴先生もいいな
    いや、マジでやってることは少年マンガだよな

    ただ、前作までは早苗の方が主人公っぽいと思ってたけど、やはり香織も今作では王道的な主人公に見えてくる
    まぁあれだ、早苗は現代的なスポーツマンガの主人公で、香織は昔の熱血スポ根漫画の主人公ってことだな
    その両方が成り立っているところが凄いと思う


    あと、二人の視点以外にも緑子、玄明先生、吉野先生、美緒視点のお話も追加

    玄明先生の短編はかなりよい
    なぜ桐谷が「キリタニ」ではなく「キリヤ」と読むのかが明かされたところは思わず目を見開いてしまった
    なるほどねぇ、キリヤねぇ……
    あと、途中で出てきた少年は「吉野先生じゃね?」と思ったら吉野先生パートでその詳細が明かされて納得

    やはりこのシリーズ、剣道を「制する」「おさめる」手段として捉えているんだね
    で、その成り立ちや現代での用法を含めて「武士道とは?」を描いていると

    早苗とレナの決闘、香織の不良との対決、桐谷家の稽古の仕方、吉野先生の過去の事件、桐谷先生と吉野先生の交わり
    現代の剣道というスポーツとは明らかに一線を画すものが根底にある


    解説の有川浩もよかった
    「頭かち割ってでも取り出しに行く」という文章が有川さんっぽい(笑)
    続きを読む

    投稿日:2019.06.06

  • kamitako

    kamitako

    読み始めは蛇足と思われたが、脇役のエピソードが思いのほかジワジワとくる感じがいい。
    香織と父親との遣り取りがもう少しあっても良かったが、前作以上にはならないだろうから、まあこれでいいか...。取り敢えず「武士道ジェネレーション」を仕入れに行って来よう。続きを読む

    投稿日:2019.04.06

  • jinma46

    jinma46

    武士道シリーズの伝統を守って二人語りにしてほしかった。ただ、緑子さんの切ない話は良かったかな。そして語られるエピソードのなかった小柴先生…( ̄▽ ̄;)次があると良いですね

    投稿日:2019.03.31

  • フッタ

    フッタ

    続編なので、入りがスムーズ すぐ読めてしまう。それぞれの視点で物語が書かれているので、最後にそれぞれのその時の思いがわかる。同じ場面を別の人の頭の中から見ている感じ、ずっとそんな感じで書かれているので、3人、4人分の主人公の話を読んでいるみたいな感じになる。続きを読む

    投稿日:2019.03.22

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