五匹の子豚

アガサ・クリスティー, 山本やよい / クリスティー文庫
(21件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
8
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  • 有名ではないがクリスティーの傑作!

    あらすじ
    名探偵ポワロの前に一人の女性が現れた。彼女の母は16年前に父の殺人犯として捕まり獄中死していた。しかし、あることをきっかけに母の無実を信じた彼女はポワロに16年前の真実を見つけることを依頼してきた。16年も前に起こり、犯人は誰から見ても明らかだとされたこの事件の真実をポワロは推理できるのか?


    あまり有名な作品ではないですがミステリー好きの人にはクリスティーの最高傑作にあげる人も少なくない評価の高い作品です。
    この作品のすごいところの一つは推理のための重要なセリフがほんとに大きく何度も出てくるところでしょうか。事件の解説を聞くとこのセリフからこんなことが導けたのかとすごい驚かされます。
    ミステリー好きなら必読の一冊だと思うのでぜひ読んでみて下さい。
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    投稿日:2014.06.14

ブクログレビュー

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  • bukurose

    bukurose

    高名な画家の父を母は殺した。裁判の席で母は悟りきった面持ちだった。16年後、自分の遺産を相続する年齢になり当時5歳だった娘は「母は無実だ」という母からの手紙を育ての親の叔母から渡される。娘はポアロに真実を探って欲しいという。

    ポアロが関係者の性格を豚になぞらえる。画家の父とその友人兄弟と母は近所に住み何代か続くお屋敷の子供たちだった。友人兄弟の弟は株やで「この子豚はマーケットへ行った」、兄は薬草を研究していて「この子豚は家にいた」、最後の絵のモデルになった若いエルザは「この子豚はローストビーフを食べた」、母の腹違いの妹の家庭教師は「この子豚は何も持っていなかった」、嫉妬から顔を傷つけてしまい最後まで負い目を追っていた妹は「この子豚はうぃー、うぃー、うぃーと鳴く。

    描くモデルにすぐ浮気してしまう父。若いモデルと母と父。母に昔から思慕していた隣家の兄弟。最後の絵の中のエルザは輝いていたが・・恋愛模様から解かれた真実は? 16年前の絵を描く様子が再現され舞台劇のようだ。

    1942発表
    2010.11.15発行 図書館
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    投稿日:2019.09.18

  • borahina

    borahina

    久しぶりのアガサクリスティー。ポアロが
    過去に起こった殺人事件の関係者五人の証言から
    真犯人を突き止める話。

    本格ミステリって、こういうもんなんだな
    とわかる良作。

    投稿日:2019.05.16

  • yookanae3

    yookanae3

    やっぱりアガサクリスティーは面白い。

    そして、この作品の殺人は派手さは無いが、ゆっくり死にゆく情況も描かれててポアロ作品の中でもかなり残酷だと思う。犯人の心の闇がその分深いせいか。エイミアスは恐らく最期、犯人に気づいてたな。。

    最後の謎解きの場面では、依頼人カーラの心理描写がポアロの語りと並行して描かれてて、これも面白いんだよなぁ。両親が側で聴いてて、一緒に真実を知ることができたとしたら幸せですね。

    メレディスは常に他人から無視される人間、とか、ポアロの口を借りて語られる辛辣な人物評価も健在。

    登場人物の心理描写が細かく深く、余韻が続く作品。図書館で借りたが、手元に置いて何度か読み返して読みたい。
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    投稿日:2018.09.11

  • yurie

    yurie

    人物描写がすごく良かった!色々な人の目線からみるそれぞれの人物像があって、確かにそうだなと。私は周りが本当は自分のことをどう思ってるか知る必要はないと思ってるんだけど、殺人事件となるとそれを解き明かす必要が出てくるわけで。
    普段なら知ることのなかった他人を無理矢理にも暴き出す、殺人事件のロマンはそんなところにあるのかも知れないと考えた。
    若さの命の描写がとても好き。
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    投稿日:2018.07.10

  • nob274

    nob274

    完全に作者の罠にひっかかってしまった。最後まで読むと真実の手がかりは色んな所に散りばめられてるのに、見事に一番手前のところでひっかかってしまった。
    お見事。

    投稿日:2018.07.08

  • rickun

    rickun

    16年前に起きた、妻による夫殺害事件。被疑者も既に他界したものの、被疑者の娘から再捜査を依頼されたポアロ。当時現場に居合わせた五人の証人から話を聞いて真相を明らかにしていく。
    構成が面白い。五人もいればそれそれ異なる見方をするもの。湊かなえがよく使う構成。クリスティ作品はただのミステリーではないと言われる所以か。
    ミスリードに引っ掛かったものの、読後感は悪くなかった。
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    投稿日:2018.06.01

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