ナイルに死す

アガサ・クリスティー, 加島祥造 / クリスティー文庫
(66件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
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29
14
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ブクログレビュー

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  • hy343

    hy343

    エルキュール・ポアロシリーズ#16。

    例によって作り過ぎな気はするけど、解決感はあるし、犯人を巡って独特のペーソスも漂っていて、確かに傑作である。

    何だろうなあ、作り過ぎっていうのと、貴族の遊び(筆のすさび)、スノッブ(死語?)っぽいところがクリスティーをどうも好きになれない理由かな。続きを読む

    投稿日:2019.07.01

  • pony

    pony

    子供の頃、ナイル殺人事件の映画のCMで作品の存在自体は知っていたけど初めて読んだ。

    楽しめることは間違いないが、もはやこれはミステリというよりミステリ風味の人間ドラマかな。そこに異国の地の雰囲気が加わっていい味わいになっている。ただ小説内ではリゾート感はあるもののそれほどエジプトの描写はないので、映像にするとより映えるんだろうなと思った。

    なかなか事件が起こらないし、珍しく犯人も分かったしミステリとしてみるとどうか?と思わなくもないが、それを軽く凌駕するほどドラマとしては優れてると思う。アクロイドとかオリエント急行、ABCなどとは違う角度でのアガサ・クリスティの代表作として充分に楽しめました!
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    投稿日:2019.06.27

  • quatorze

    quatorze

    このレビューはネタバレを含みます

    それは大河のように壮大な物語。

    ナイル河の豪華客船で殺された新婚の資産家。夫の前の婚約者であり、殺された女性の友人が犯人なのか。消えた真珠の首飾りの行方は。船に乗っている特務機関員が探しているのは。ポアロの予感は当たるのか。

    この大作を読むのは骨が折れるかと思っていた。しかし、クリスティがぐいぐいと読ませる。絡み合う人間関係が、ドラマとなって引っ張ってくれる。これは確かに映画でやりたくなるだろう。犯人には途中で気付くかもしれない。それほど意外でもないから。でもそれは決して最後まで読む気持ちを失わせるものではない。殺人犯だけではなく、誰もが、ある思いを抱いて、船に乗り込み、この逃げられない場所で必死になっている。登場人物のそれぞれは、ある意味とても作られたキャラクターだが、隠された事情が明らかになるうちに、なんだかリアルに感じてくる。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.06.11

  • 剣竜

    剣竜

    このレビューはネタバレを含みます

     アガサ・クリスティーの大作小説です。
     ご存じエルキュール・ポワロが、ナイル川を下る豪華客船上で起った殺人事件を解決するという物語ですが、なんと事件そのものが起るのは、物語も中盤に入ってからです。
     それまでは事件に関わる人物達が丁寧に書き込まれていきます。それは群像劇としても見所がありますが、きちんと後半の事件の伏線やダブルミーニングがちりばめられていますし、旅行記としての面白さもありますので読み応えがあります。
     物語の中核を担うトリック自体もなかなか面白いですが、なにより後半の怒濤の勢いで様々な人間のドラマがそれぞれの落としどころに落ち着く様が圧巻です。

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    投稿日:2019.05.03

  • adach2k

    adach2k

    2019/4/4読了。全くのクリスティーファンです。
    なかなかの長編大作。登場人物の部分と客室の部分のページをコピーして読み進めると一段と楽しく読めました。
    それでもクリスティーの巧みな仕掛けに引っかかり脱帽でした。最後のサイモンとベルフォールの結末はちょっとと
    言う感じを受けましたが、まあああゆう終わらせ方もありかなと納得。
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    投稿日:2019.04.05

  • a-symmetry

    a-symmetry

    長編。分厚い。最初の人物紹介も長いしそもそも登場人物が多い。(でもヘイスティングスは出てこない。)

    しかし、これは誰のイメージかな、と考えつつ読み切ってしまえば後はテンポ良くかつスリルに満ちた展開!
    2回目以降は人物紹介にも細かな仕掛けがあると気づけるよ、という解説の方、きっとその通りなのだと思います。

    ちょっと最後は悲しい?けれど、読み切った達成感と満足感を味わえる一冊!
    続きを読む

    投稿日:2018.11.19

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