【感想】吸血鬼のための狂騒曲(吸血鬼はお年ごろシリーズ)

赤川次郎 / 集英社文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
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ブクログレビュー

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  • み〜み〜

    み〜み〜

    吸血鬼の父と娘が推理する話。
    231ページ。先が気になる度は★3。
    表紙がハロウィンっぽかったので読んでみた。
    吸血鬼の血筋だと美しく長生きで運動神経も抜群なのが良いなと思った。

    目次には吸血鬼のための狂騒曲と吸血鬼のための料理教室があり、料理教室のほうは面白かった。

    人気なシリーズものらしい。






    以下ネタバレ!!!!!























    狂騒曲のほうは初老と少女の恋愛のいざこざという時点でただただ気持ち悪いとしか思わなかった。
    吸血鬼の父親の後妻が娘より若いのも気持ち悪い。
    年上すぎる男は女にとっては金とコネの繋がりだけで残念ながら恋愛感情は皆無だと思っている。男も年上すぎる初老女と恋愛できるのか?と聞きたい。金とコネがないなら同年代に何もかも負ける。性格とか相性なんてものは好きな相手に180度変わるものだから現実は厳しい。他の人に取られたくないから殺そうというキチガイは愛する人を作ってはいけないし、どうしても愛されたいなら愛する人へ全額残して死ねば愛を証明できると思った。

    料理教室のほうは、教室にのめり込む夫が仕事まで無断欠勤するようになり、心配した妻が吸血鬼に依頼するという内容。料理教室に潜入する時や、実は料理教室は危険団体だったというのも面白かった。
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    投稿日:2021.10.12

  • ちこ(´・ω・)

    ちこ(´・ω・)

    「吸血鬼のための狂騒曲」
    記憶を失った彼女。
    自分の欲のために手を出したというのに、必要が無くなった途端命まで奪う事はないだろうに。
    自分の事を違う者と勘違いしているとはいえ、根が素敵な人であれば人殺しをする様な人よりも全然いいだろうな。

    「吸血鬼のための料理教室」
    本業を疎かにして熱心に通う。
    開発が好きな者が少しでも洗脳されたら、こんな未来は普通にあり得るのかもしれないな。
    彼女は何も知らないのに、食い意地が張っていただけでとんでもない目にあったが懲りる事はないのだろうな。
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    投稿日:2019.06.17

  • 夢色

    夢色

    このレビューはネタバレを含みます

    【あらすじ】
    神代エリカは、「正統な」吸血鬼の父を持つ女子大生。早朝、霧がゆったりと湖に広がる中、一隻のボートが湖の真ん中まで進んでいた。「やめて!危ない!」と、言い争う男女の声。静寂が戻ると、ボートの中には男しか残っていなかった。その頃、エリカと千代子とみどりの三人は、友人の祐子の別荘に招かれ、林の中を早朝散歩していて―!?表題作のほか、『吸血鬼のための料理教室』を収録。大好評シリーズ第4弾。

    【感想】

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    投稿日:2017.08.17

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