名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよみ

吉永南央 / 文春文庫
(44件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
3
17
15
3
0
  • お草さんの珈琲が香ります。

    自分の為にうそをつく人、他人の為にうそをつく人、少しずつ大切なことを隠してすれ違う人達の心をお草さんがもう一度向き合うことが出来るように奮闘します。
    目の前の人たちのこじれてしまった心を溶かすために、心に住む大切な存在に語りかけるお草さんが優しいけれど何とも切ないです。

    小蔵屋の魅力的な商品についての描写が控えめで、個人的には少し残念でしたが、じっくり入れたコーヒーと、さぁ~っと入れたコーヒーを飲み比べてみたくなりました。
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    投稿日:2014.09.17

ブクログレビュー

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  • hisakarei

    hisakarei

    オール讀物2012年5月号霜月の虹、に書き下ろし5編(長月,ひと雨ごとに、睦月に集う、弥生の燈、皐月の嵐に、文月,名もなき花の)を加えて2012年12月文藝春秋から刊行。2014年7月文春文庫化。ミトモ珈琲商会の父娘問題、田中青果店の産地偽装、雨が降ると軒下に動く美容院の看板の謎、等の小さな事件とゲンエイ円空仏に関わる複雑そうな15年越しの謎に草が関わります。おせっかいというか、踏込み過ぎとも見えますが、草さんの踏み切りと善意でやっちゃってます。ハラハラしながらも、悪くない方向へ進む展開が素敵です。続きを読む

    投稿日:2021.01.10

  • だも

    だも

    テレビドラマになりそうなお話だなと思ってたら、作者のwikiで本当にドラマ化されていたことを知った。
    (原作は、1、2作目の「萩を揺らす雨」と「その日まで」)
    見てみたかったな。

    ドラマの公式ページで見たお草さん(富司純子さん)は、イメージしてたお草さんより華がありまくりでした。
    (ごめんね、お草さん。)
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    投稿日:2020.08.30

  • tpochi0717

    tpochi0717

    このレビューはネタバレを含みます

    和食器とコーヒー豆を扱う小蔵屋を営むお草さんこと杉浦草の日々の事件簿。

    お草さんがコーヒー豆をおろしてもらっているミトモ珈琲商会の社長が娘の令に就任してから
    すれ違う親子関係に更にきれつを入れようとしている社内の存在に気づいたこと。

    コーヒーの師匠であるバクさんのお店でかつて知り合った若き青年萩尾との再会。
    新聞記者となった萩尾が追っていた八百屋の産地偽装の真相。

    親友の由紀乃の親戚の元高校教師で郷土史家の勅使河原先生とその娘の美容師のミナホ。

    正義感が強すぎるあまりに時に暴走してしまう萩尾の不器用さが
    彼とミナホがかつて18歳のときの過ちを
    今でもひきづっていた真実。

    ミナホは萩尾の気を引きたくて、藤田と共謀してお寺で偽装の歴史的発見を萩尾にさせたが
    それを本気にした萩尾、そんな彼の無邪気さも知らずに懲らしめるために世の中に発信することになってしまった勅使河原先生の誤算。

    それぞれの思いがすれ違って解けないくらいに絡まって
    いつまでも呪いのようにそれらから逃れられなかった人間関係。

    切ないのう。でも彼らはまだ若い。
    いつだって、関係はやり直せるはずだなあ。
    お草さん今回もお見事。

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    投稿日:2020.08.07

  • あお

    あお

    シリーズ読み返そうとまとめ借りしたけれど
    続けて読むと舌に残った苦味が徐々に濃さを増してしまうのかも。
    次を読む前にいったん小休止しよう。
    [図書館·再読·4月28日読了]

    投稿日:2020.04.29

  • jinbei

    jinbei

    あまりにもたくさんの人の思いが交錯し、読んでいてこんがらがってしまいました。何度か戻って読み直して、確かめたりして…。
    私には、短編の方が読みやすかったです。

    投稿日:2018.06.28

  • mokamoca

    mokamoca

    小蔵屋を営むお草さん。第3弾。
    周りで起こる不可解な事などに、ついつい見ぬふり出来ず、首を突っ込んでしまう。
    今回は新聞記者の萩尾が中心に話が進む。
    どうも彼には何か隠していることがある。
    おせっかいが実を結ぶが、なかなかその道のりは遠い。

    2018.6.13
    続きを読む

    投稿日:2018.06.14

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