【感想】コーチングのプロが教える 「ほめる」技術

鈴木義幸 / 日本実業出版社
(30件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
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  • ただほめてあげれば良いってわけじゃない。何がポイントかを教えてくれる良書!

    読み終えてみて、確かにこれは「ほめる”技術”」だなと感心しました。

    相手がどんなほめ方をすれば、より効果的か。
    自分と相手との立場、関係、性別、そして相手の性格がどんなタイプか。
    特に性格を4つに分類して、相手がほめられたことに対してどう受け取っているか
    という部分は目から鱗で思わず唸ってしまいました。

    よくほめてくれる上司がいるけれど、なぜかあまり心に響かない。
    逆について部下のやる気を引き出すためにどう接してあげるとより効果的なのか。
    もちろん仕事での付き合いのある人だけでなく、
    自分の子供や夫・妻に対しても関係をより良いものしていきたい。
    そんな誰しもが抱く問いにしっかりと答えてくれています。

    著者自らの体験談やセミナーの生徒の体験を実例として
    数多く語ってくれている点も、より自分の立場に落とし込む際の助けになります。
    内容的に働き盛りのビジネスマンの方であれば尚更共感できると思います。

    読み終えてなんだか自分もちょっと元気が出てくる、
    たまに読み返したいなと思える本です。

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    投稿日:2015.10.13

  • なるほど

    色々なタイプの人間がいて、なるほど!
    言われたらウレシイやろうな~。
    上司に言われたらやる気でるやろうな~。
    と思う事が多く、なかなか面白かったです。

    投稿日:2015.04.08

  • ただほめりゃいいいってもんじゃないんですね。

    アクノレッジメント=存在承認。
    をキーワードに、褒めることによるマネジメントを様々な角度から教えてくれる本です。

    入口はある課長さんのエピソードから始まるのですが、聞くと「あるある」と思わず言ってしまいそうなシチュエーションです。
    そこから、ほめる・認める、が何故必要なのか、のテクニックが多く記載されています。
    無意識に実行している方もいらっしゃるかもしれませんが、それを体系的に整してくれています。
    ただ、ほめるのではなく、相手のタイプに合わせて「ほめ方」を変える。
    そうすることで、相手に「伝わる」褒め方になる。
    そして、あくまでもスタンスはForMeではなく、ForYouの精神で行うこと。
    一度実践をしてみようと思います。
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    投稿日:2016.05.01

ブクログレビュー

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  • 山川欣伸

    山川欣伸

    本書では「アクノリッジメント」という概念が取り上げられています。これは、日本語に訳すと「存在承認」といった意味合いになるでしょうか。私たちは、存在を認められたと感じたときに、心が満たされ、認めてくれた人のために動こうと感じます。だからこそ、相手を承認しているんだと言葉や態度で伝える技術が必要になってくるというわけです。タイトルとなっている「ほめる」は、その技術の代表的なものです。

    著者の鈴木義幸氏は、コーチングのプロであり、多くの人々の成長をサポートしてきた方。鈴木氏は、ほめることがどうして効果的なのか、どんなほめ方が良いのか、どんな場面でほめるべきなのか、などを具体的な例やエピソードを交えてわかりやすく説明しています。ほめられるのを待つより、ほめる人になる。そうすれば、自分も相手も幸せになれるというメッセージが本書には込められています。

    私が、この本をお勧めする理由を以下にあげます。

    ・ほめることがどんな効果をもたらすのかを、科学的な根拠や実例で知ることができる。
    ・どんな場面でほめること有効なのか?シーン別に学ぶことができる。
    ・「褒める」をどんな言葉で伝えられるか、具体的な表現やコツで理解できる。

    本書を読んで私は、ほめることが自分の心理状態や人間関係にどう影響するかを理解でき、自分と相手の両方がモチベーションや目標達成に向かえると思いました。

    まとめとして、この本は、ほめることの素晴らしさや効果性を知り、ほめることのスキルや習慣を身につけるための実用的なガイドブックです。ほめることに興味がある方や、ほめることをもっと上手になりたい方にお勧めです。
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    投稿日:2024.01.11

  • moana

    moana

    苦手分野を克服すべく、この本を読むことに。
    「ほめる」方法について、相手のタイプに応じて変えていく必要があるという点が一番勉強になった。
    そのためにはもっと後輩たちをよく観察する必要がある。自分の仕事が精一杯でも、それを常に頭に置いて仕事ができるように意識をしていこうと思った。
    読んでよかったし、この本は借りていたけど手元に置いておきたくて購入。いつでも読み返せる。
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    投稿日:2023.11.01

  • そらは

    そらは

    以前にも一度読んでいたが内容をかなり忘れてしまっていた。
    仕事に留まらず、人間関係全てに通ずる内容だと思う。定期的に読み返したい。
    特に、人がなぜアクノレッジメントを求めるのか、それがどれほど切実な思いなのかということは忘れないようにしたい。

    私は人を褒めること自体への抵抗は少ない人間だと思うので、あとは各人に合わせたアクノレッジメントができるようになれば良いと思う。
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    投稿日:2023.01.05

  • hatoyuka

    hatoyuka

    ほめることはアクノレッジメント(承認)のひとつ。無理していいところや成果を見つけてほめる必要はなくて、存在、行動、自分が感じたことを伝えることで承認になる。

    仕事に負担を感じて自分に余裕がなくなってしまい、子どもたちの存在や行動をしっかり受け取ってフィードバックする余裕がなくなってしまうことが嫌だったのを思い出しました。

    大切な存在だよ、いつもちゃんとみているよ、の気持ちを言葉でうまく伝えられない分、写真や動画、毎月の彼らの写真を使ったカレンダーなどで「承認」を伝えていたのかもしれないな…と思いました。

    でもやっぱり、言葉で伝える、面と向かってコミュニケーションする、そんなことこそが大切な気がする今日この頃です。
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    投稿日:2021.06.13

  • がちこ。

    がちこ。

    「ほめる」技術、とありますが、
    実際はほめるだけではなく、
    ほめるを含めた
    アクノレッジメント、承認。

    世の中には、隙あらばアクノレッジメントをしようとする人間と、アクノレッジメントされたくて待っている人間と2種類しかいない。

    また、相手のタイプによって、アクノレッジメントのアプローチも変わってくるということで、身の回りの人を思い浮かべながらタイプ分けしてみると、簡単に分かりやすくタイプ分け出来たので、これからも実践的に活用ししたいと思った。

    職場や家族、人間関係を円滑にするために、コーチングを基にしたアクノレッジメントをこれからも実践しようと思いました。
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    投稿日:2021.05.09

  • aya00226

    aya00226

    アクノレッジメント=承認。褒める、もこの中に含まれる。褒めなくても承認すればよい。
    褒めることは技術。練習が必要。
    承認は、相手がどれだけ自分に影響を与えているか、を伝えること。
    部下と飲食をする場では、重要感を伝える。

    顧客には贈り物をする。本、記事、出張土産、絵葉書、など。わざわざ自分のために時間を使ってくれた、ことが価値がある。部下にも贈り物をする。
    相手に関心を持つ=どんなネクタイをしていたか、靴はどんな?髪型、など。まずはこれから。

    あいづちは、大げさに打つ。話す気にさせるあいづち。
    相手の言葉を繰り返す。リフレインは存在を承認すること。リフレインされると、味方と思いやすい。

    コントローラー=コントロールされたくない。過剰な誉め言葉より、周りを承認する。リーダーとしての力量を認める。出身校や家族など。周りに承認を与えるほうが効果的。織田信長タイプ。
    プロモーター=褒めるほど気に登る。感嘆符をつけてほめる。羽柴秀吉タイプ。
    サポーター=コツコツ努力するがアピールしてっこない。ある日突然辞表を出すような人。不満を貯めさせない。明智光秀タイプ。
    アナライザー=専門性に対する認知。間口の広い質問はしない。意味もなく褒めても効果はない。褒めるときは理由と具体性を褒める。相手のペースに配慮する。

    女性はさりげなく褒める。
    年上の部下は、相談することが承認になる。任せる。
    上司には、報連相、報連相、称賛、が承認になる。

    人が抱える大半の不満は、周りから大切にされていない、ところ。夫婦喧嘩のすべてはここからきている。自分から提供すること。感謝していることを真剣に伝える。

    アクノレッジメントは、生き方の問題。すきあらばアクノレッジメントしようとしている人と、されることを待っている人。
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    投稿日:2021.01.26

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