【感想】エッジ 下

鈴木光司 / 角川ホラー文庫
(24件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
6
7
5
4
0
  • 想像力が張り巡らされる

    フリーライター、恋人、霊能者、物理学者と説明に出てくる登場人物を目にした胡散臭さは気にする事なかれな秀作。これまで自分がどこかの博物館でみたような壁画とか骨とかミイラとか、そういったものが頭のなかを駆け巡る読ませるストーリー展開。時間を忘れて読み進めること間違いなし。続きを読む

    投稿日:2013.09.24

  • 読者の想像力が試される独特の恐怖感

    上巻に引き続き数学、物理学ネタを散りばめ、ある物理現象が引き起こす恐怖に対峙する人々を描きます。

    少々破綻気味のストーリーと科学的考証はさておき、この宇宙は微妙なバランスの上に成り立っていて、そのバランスがいつ崩れるかは誰にも分からない、という著者のメッセージは確かにその通りだと思いました。

    その日は明日かもしれない。そう、明日も日は昇ることが当たり前ではない、と考えた時に背筋にぞっと走る感触こそが著者の狙った恐怖なのでしょう。

    読者の想像力を試される作品だと思いました。
    続きを読む

    投稿日:2013.12.28

  • 良い

    リングと違った恐怖を感じられる下巻

    投稿日:2013.09.24

  • さらに面白い

    下巻ではひとつずつ謎の真相が明かされていきます.思わず??となる細かい突っ込みは別にして,ますます引き込まれていきます.もちろんSF好きでなければ拒否反応が出そうな内容ですが,そうでない方には面白いしお薦めです.続きを読む

    投稿日:2013.12.12

  • なかなか面白かった

    いつの間にか、ホラーがSFになっていたけど(笑)
    読みごたえありました!

    投稿日:2016.05.07

ブクログレビュー

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  • よいち

    よいち

    このレビューはネタバレを含みます

     序盤は規模の大きさにわくわくさせられたが、ラストの展開は無理矢理感が否めない。
     終盤で、鳥居も第3の乳首を持っていると明かされたが、交通事故以降現れた能力ということではなかったのか??あと、推測でしかないことが断定的に判断されていることが多く、違和感を覚えた。無理やり納得させられていると感じる部分が多かった。
     テーマが好きなだけに、少し残念。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.12.12

  • ようふい

    ようふい

    人や法則の消える謎が解き明かされるにつれて少しは面白さを感じたが、上巻の広がりと比較すると、下巻は物足りなく感じた。

    投稿日:2021.07.26

  • にいちゃん

    にいちゃん

    このレビューはネタバレを含みます

    数年前にAudibleで聞いたけど改めて読んだ。
    こんなラストだったっけ?
    無理矢理感がいなめない。
    なんで父親が精二になったのかもいまいちわからないし、そういえば相転移が起こることになったのかも。
    宇宙や科学、そして失踪事件の話は好きなのでテーマは最高なんだけど。
    だけどホラーだと思えば納得かな。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.01.22

  • salinger99

    salinger99

    このレビューはネタバレを含みます

    上巻からの物語を引き継いで徐々に判明していく全貌がとても恐ろしく描写される。
    冴子の父、羽柴、北村の息子などなど冴子の周囲の人物の最後に涙する。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.11.24

  • nur1202

    nur1202

    (上下巻共通)
    出だしの雰囲気はよかったのに、途中がものすごい残念。
    大事件やらパニックやらが下巻までほとんどでてこないっていうね。
    これなら、上下巻にせずに 1 冊くらいの分量でもよかったんじゃないかと思うんだけれど。
    そもそも、コンピュータのくだりがダメダメすぎる気持ち。
    プログラマなら、まずはウィルスを疑うだろうし、そもそも計算結果が違うのが物理的に違うとは言えないだろうって思うのがすじではなかろうか。(^^;
    その違和感だけで、物語に集中できなかったなぁ。
    逆に詳しくない人なら気にせず愉しめたのかもしれないけどね。
    続きを読む

    投稿日:2016.11.27

  • jkrabi

    jkrabi

    人の失踪、πの計算値が変わるなど、世界の終わりの兆しが現れ徐々にその異変が大きくなっていく地球滅亡系小説。ジャーナリストの女性主人公とテレビプロデューサーが謎を追っていく話。
    著者持ち味の世界観、ハラハラ感は楽しめたが、大きすぎたスケールの話で色々おっつかなくなってしまった感有り。

    リンク、らせんの著者の作品と言うのに、なぜこんなに出版されたのかを知らなかったのかな?と思って、読んでみたが、「うんそうかも」感。
    続きを読む

    投稿日:2016.01.04

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