新・思考のための道具 知性を拡張するためのテクノロジー―その歴史と未来

ハワード・ラインゴールド, 日暮雅通 / パーソナルメディア
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
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  • これはコンピュータに関する創世記?

    タイトルと中身が全然違ったので、最初はびっくりしたが、グイグイとストーリーに引き込まれていく内容でした。18世紀から1980年代中ごろまでのコンピュータ史、というよりも、電子計算機史でした。後半には、若いころのビル・ゲーツやスティーブン・ジョブスも出てくるが、本書の中ではひよっこです。
    NHK特集にあった電子立国日本のワールドワイド版といったところでしょうか?
    おしいかな、落丁が3箇所ほどあったのが残念でした。
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    投稿日:2013.11.17

ブクログレビュー

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  • 波瀬龍

    波瀬龍

    【由来】


    【期待したもの】
    ・あとがきが追加された程度らしいが、図書館にあるなら、サラッと再読もよいかと。

    【要約】


    【ノート】

    投稿日:2018.10.28

  • 本≒人生

    本≒人生

    各章の記述は密度が濃いが、新版になって、オチが見えなくなってしまっているのが、本当に惜しい。初版の1985年当時の本としては、知性をアーグメント(拡張)する機械としてのコンピュータという切り口で成功を収めている。しかし、その後の20年の進歩、とりわけインターネット+ケータイの日常化に見られる今を切り取り、未来のビジョンをあぶり出すことには成功していない。

    以上、辛口に書いたが、旧版の部分は科学読み物としては大変に骨太で読み応えがある。丹念に原著と関係者に取材しているため、新たな発見も多い。

    以下、気になった記述。
    ・ファンタジー増幅器、知的ツールキット、相互交流可能な電子コミュニティという道具。
    ・重要な課題は、機器がどこまで賢くなれるかを考えるよりも、私たちの想像力次第でどのようにも変わる、こうしたマシンとの関わりを考えていくことだろう。
    ・2種類のモチベーション:1.複雑な計算をやらせる 2.人間の推論の本質を記号のかたちで捉える
    ・リックライダーの発見:考えるための時間の85%が事前準備に使われていた
    ・本当に難しいのは、新しい作業や思考の方法に、人間の方がどう馴染んでいくかということ。
    ・コンピュータ支援によるコミュニティを作り出して、知性ばかりでなく、コミュニケーションを増強することも出来るようになる。
    ・オーグメンテーション・システムを学ぶことに抵抗を示した人間は、いったんそれを受け入れてしまうと、今度はそれを手放すことにも同じように抵抗する。
    ・1968年『通信装置としてのコンピュータ』(4つの特徴。1.オンラインによって相互交流のための相手を関心から選べる。2.コミュニケーションがより効果的になる。3.反応が早い、ユーザを補完する。3.より混みいったメディアで提示できる。4.チャンスの増大)
    ・コミュニケーションの過程とは、心のモデルの外面化の過程である。話し言葉、文字、数字、印刷物などはどれも、モデルを外面化し、他者の同意を得るための人間の能力を大きく進歩させた。
    ・道具づくりには二つのやり方がある。一つはヴァイオリンのようなもの。もう一つは鉛筆のようなもの:アラン・ケイ
    ・コンピュータに実行可能なシミュレーションを制約するのは、人間の想像力の限界だけである。
    ・ゲームは過程、ワープロは結果をユーザは求めている。
    ・レトリックが生まれたのは、印刷技術が現れてから150年後のことだった。
    ・ネットとウェブは全く異なるレベルの存在。
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    投稿日:2011.06.28

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