【感想】金田一耕助ファイル19 悪霊島(下)

横溝正史 / 角川文庫
(25件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
2
12
5
4
0

ブクログレビュー

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  • ゆきなし

    ゆきなし

    このレビューはネタバレを含みます

    出た!!!ショッキングな出来事が起こったと同時に気が狂ってのちにさつじんを犯す女だ!!!
    数年後の磯川警部と三津木くんがどうなってるか見てみたい。幸せであって欲しい。

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    投稿日:2024.03.22

  • WOOO

    WOOO

    面白かった。登場人物も個性豊かで特徴的で、言動が劇調で頭にみんなが動いている様子が浮かんでくる。本当に想像を刺激して、思い浮かばせるのがさすがと思う。その書き方が楽しい。

    投稿日:2024.01.27

  • カエルの子分

    カエルの子分

    このレビューはネタバレを含みます

    一時期一気にシリーズを通して読んだが、唯一この悪霊島の上巻が手に入らず、下巻だけしばらく棚に積まれていた。
    やっと上巻が再販されて、久々に横溝正史を読んだ。

    やはり面白い。
    金田一耕助シリーズは常に一定の面白さがあるが、長編ということもあり続きが気になる展開だった。
    犯人はお決まりのパターンなので意外ではないが、蒸発した男たちの行方や誰の息子なのかとか色々な予想もできて面白かった。

    せっかくなら犯人と竜平が話すシーンが欲しかった。裏で決着つけるのではなく。

    それにしても磯川警部というか奥さんが悲しすぎる…

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    投稿日:2023.07.20

  • Lepus in December

    Lepus in December

    悪霊島
     第16章 人と犬
     第17章 噫無残
     第18章 蓑と笠
     第19章 もしも烏が騒がなかったら
     第20章 鵼のなく夜に気をつけろ
     第21章 弾劾
     第22章 隠された二枚の手紙
     第23章 シャム双生児の秘密
     第24章 墓を暴く
     第25章 紅蓮洞
     第26章 女郎蜘蛛
     第27章 地底の対決
     第28章 雲隠れ
     エピローグ
    野性時代 1979年1月~80年5月
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    投稿日:2023.02.26

  • もぐ

    もぐ

    ミステリって読んでるうちに「こいつが怪しいな!」って目星をつけるじゃないですか。で、それがひっくり返されるのが楽しかったりするじゃないですか。でもこの話はそういうのがないのでそこは拍子抜けするかもしれないですね。ただ孤島のおどろおどろしい雰囲気はめちゃくちゃ好きです。続きを読む

    投稿日:2023.01.23

  • じゅう

    じゅう

    「横溝正史」の最後の長篇推理小説『悪霊島』を読みました。

    「横溝正史」作品は2008年9月に読んだ『本陣殺人事件』以来ですね。

    -----story-------------
    昭和42年。
    「金田一耕助」は、瀬戸内海に浮かぶ刑部(おさかべ)島に再開発計画を持ち込んでいる島出身の億万長者「越智竜平」の依頼により人捜しをするため、島がある岡山県にやって来ていた。
    しかし捜していた男は、海で瀕死の状態となって発見される。
    「金田一」は友人である岡山県警の「磯川警部」から、男の最期の言葉を録音したテープを聴かされる。
    そこには「あの島には恐ろしい悪霊が取り憑いている…腰と腰がくっついた双子…?の鳴く夜は気をつけろ……」という不気味なダイイング・メッセージが録音されていた……
    -----------------------

    舞台となっている刑部(おさかべ)島は、岡山の水島沖にある島で、水島の他、倉敷や玉島、児島、井原、下津井、鷲羽山等も舞台となるし、登場人物が岡山弁を話しているので、場所が容易に想像でき、入り易い作品でした。

    それにも関わらず、読んでいて、なんだか疲労感を感じる作品だったのも事実。


    閉鎖された空間(本作品は島)での濃密な人間関係、

    快楽を求めるが故のドロドロとした愛憎関係、

    猟奇的な殺人事件、

    戦中戦後のどさくさによる混乱、

    等々、「横溝正史」作品の定番テーマが盛りだくさんというほど盛り込んである作品なのに、、、

    なんでかなぁ… 推理要素が稀有だったことや、島の自然(洞穴や崖、谷等)や事件の背景が作り物っぽくてリアリティがないこと、それにドロドロした愛憎関係が濃すぎて、ちょっと嫌悪感を感じたのが原因かな。


    映画では、シナリオが端折ってあったせいか、そこまでイヤな感じはしなかったんですけどね。


    ということで、上下巻で700ページ近い作品でしたが、読後の充実感がなかったなぁ。残念。

    「金田一耕助」シリーズの最後を飾る作品としては、ちょっと淋しかったですね。
    続きを読む

    投稿日:2022.04.19

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