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サミュエル・スマイルズ, 竹内均 / 知的生きかた文庫 (241件のレビュー)
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総合評価:
bookbookbook
3
天は自ら助くる者を助く
明治の人達は皆これを読んで勉学に励んだ。 今の時代に読んでも全く色あせることのない真理がこの本に詰まっている。 例えば1章〈自助の精神〉から抜粋。 『奴隷のような心を持った国民は、単に国のリーダーや制…度を変えただけでは囚われの身から解放されはしない。』 『すべては人間が自らをどう支配するかにかかっている。それに比べれば、その人が外部からどう支配されるかという点は、さほど重要な問題ではない。』など こんな時代だからこそ読みたい一冊!続きを読む
投稿日:2013.09.24
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2
スマイルズの世界的名著 自助論
150年もまえからこのような今の自己啓発本と同じような物が出ていたのに驚きですね。初心に戻りたい時に読むと良いかもしれません。
投稿日:2013.11.07
つんどくん
私にとって大切な一冊
私の人生で本当に大切な一冊です。 最初に書かれている言葉「天は自ら助くる者を助く」は、私の心の支えになっています。 この本を読んでからすごく努力をするようになりました、特に仕事に必要な資格試験などは積…極的に取得するようになりましたし、難しい資格試験の問題にくじけそうになってもこの言葉を思い出しながら努力しました。 自らを助けようと努力している人を天は助けてくれる、何もしない人はだれも助けてくれないんだと自分に言い聞かせています。 明治の時代から読み継がれてる本です。やはりいい本はいつまでたってもいい本です。 ほんとうにおすすめです。ぜひ読んでみてください。続きを読む
投稿日:2016.12.17
naoto
1
ロングセラーにはそれなりの理由がある
150年以上もまえから多くの人に読まれ続けている。時代を国(文化)を越えて読まれているには、それなりの理由があると思う。
投稿日:2014.04.21
UZB
自立して努力する大切さ
サッカーの本田圭祐選手も愛読している本。 時代、立場を問わず、変わらず通用する人生訓が書き連ねられている。 紙でも持っていたが、迷わず購入。 愚直に誠実に努力する大切さがよくわかる。
投稿日:2013.10.30
obelist
古典です
中村正直の西国立志編の原著ですね。懐かしい。 星新一の明治・父・アメリカで知ったと思う。 現代人には、こちらの方が読みやすいでしょう。 説教くささも感じるが、やはり時代は変わっても、エッセンスは不変…なのだと感じてしまう。 若いうちに是非。続きを読む
投稿日:2013.11.03
"powered by"
正木 伸城
メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1759336361344340335?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
投稿日:2024.02.19
kazu
古典でもあるので少し構えていたがとても読みやすくほぼ一日で読了。清々しさが残った。 印象に残ったところ 国民全体の質がその国の政治の質を決め、自助の精神の浸透具合がバロメーター 人が自らをどう支配す…るかが大事で外部からどう支配されているかは重要ではない 人間の価値を見るにはその人が目下の者にどう振る舞うかを見れば良い 気付き 民度=国民一人一人の質×人口 外圧を跳ね返す内圧が大事でその人の自分軸となる 弱者に対する態度が人間性を表す 自分の行動に、意識に取り入れたいこと 失敗しても落ち込み過ぎず、快活さを持って努力し自らモチベーションを上げる 簡単に手に入れた知識は身に付かず薄っぺらいものになりやすいため心に浮かんだ考えや見聞きした事実は書き留め血肉とする 他人に自説を押し付けず、求められて披露する謙虚な気持ちでグイグイ行かない冷静さを保つ 何でも手っ取り早く効率的には最近の流行りだが、時間をかけ試行錯誤した中から生み出されるものでないと薄っぺらく脆いものになる。 国民性や民度はそこに住む人々の精神の高潔さによるとのこと。政治の堕落も然り。何とも耳の痛い話。 誰かのサポートが必要なシーンは必ずあるが、それを得て生かすのも日々自ら内面を鍛えていなければ期待できない。 何事も自らの気持ちの持ちようが結果に大きく作用する。 正しい自分軸を身につけることが肝要。続きを読む
投稿日:2024.02.12
minorityhub
このレビューはネタバレを含みます
人生には足を止めて休んでいる時間はない。他人からの援助と自らのいっそうの精進はともに欠かせない。 ある人間にできることは、同じような環境に置かれ同じ目的を追求したとすれば、他の人間にも実現できること。並みの能力にもかかわらず粘り強く努力と研究を重ねた末に名声を得た者の方が多い。勤勉と努力が素晴らしい成果を生み出すことは間違いない。 偉大な成果は、決して一瞬のうちに得られるものではない。そのため、少しずつでも着実に人生を歩んでいくことができれば、それを本望と思わなければならない。 どんな仕事でも、それを好きになるよう心がけて自分自身を慣らしていこう。 諸君が天性の才能に恵まれているなら、勤勉がそれをさらに高めるだろう。もし恵まれていないとしても、勤勉がそれに取って代わるだろう。 いつも自分の不幸を嘆いている連中の多くは、自らの怠惰や不始末、無分別、そして努力不足のしっぺ返しを受けているに過ぎない。 人間の長所といっても千差万別で、その多くは中途半端で不徹底なしろものだ。だが、本当に鍛えられた優れた長所を持ち、それをいかんなく発揮する人間なら、世間が見逃すわけがない。 金をどのように扱うか、どのようにして金を手に入れ、蓄え、使うか。これは、我々が人生を生き抜く知恵を持っているかどうかの最大の試金石だ。人間のすぐれた資質のいくつかは、金の正しい使い方と密接な関係を持っている。寛容、誠実、自己犠牲などはもとより、倹約や将来への配慮というような現実的な美徳でさえ、金とは切っても切れない中にある。先見性があり注意深く心を配る人間は、優れた思慮分別を持っているにちがいない。現在の生活のみにこだわることなく先を読んで未来に備える人間には、浅はかな考えの持ち主は一人でもいないはずだ。そのような人は節制にも心がけ、いかんなく克己心を発揮するだろう。この克己心という美徳ほど、人格形成に強い力を与えるものはない。 今の生活が快適ならそれを維持し、あまりよくなければ改善していくべきだが、それには確実な方法が一つだけある。勤勉、倹約、節制、そして誠実という美徳を実践することだ。不自由に縛られた不満だらけの生活から抜け出すには、この四つの美徳を実行する以外に近道はない。しかも多くの人間が、実際にそうやって暮らしを向上させ成功とをつかんでいるのだ。金を倹約して使うというのは、優れた人格者の基礎となる資質、すなわち分別や先見性や克己心を備えている証拠だ。 本からいくら貴重な経験を学んだとしても、しょせんは耳学問の域を出ない。それに反して、現実生活から得た経験は真の知恵となる。わずかな知恵でさえ、膨大な量の耳学問よりはるかに値打ちが高い。すぐれた書物は確かに有益で、学ぶべき点が多い。だがそれも、精神をみがき上げる方法の一つに過ぎない。人格の形成には、むしろ実地に体験したり素晴らしい手本に学んだりするほうが効果が大きいだろう。 自分より優れた人間か、せめて同程度の人間を友とすべきです。人間の価値は常に、友の価値によって決まるのですから。 立派なマナーとは立派な行動の別名であり、それは礼儀正しさと親切心から成り立っている。人と人とが有意義で愉快な交際を続けるには、親切心が重要な役割を果たす。 心から親切にふるまうだけで周囲に好感と喜びを与えられる。少々親切心を出したくらいで人生ががらりと変わるわけではないが、わずかな親切でも、それを繰り返すうちに、こちらの気持ちが相手の心に蓄積され、しまいには考えもつかなかった大きな効果を生む。 適切なマナーの習得は、ビジネスで人と交渉する機会の多い人間には不可欠な条件だ。いくら勤勉で誠実を絵にかいたような人間であっても、行儀作法が落第点なら人柄の良さまで帳消しにされてしまう。 人によって考え方が違うという事実を、われわれはまず認めなくてはいけない。実際に意見が衝突したら、がまんにがまんを重ねて粘り強く話し合うべきだ。 不断に修養を積み、より多くの人間と接するよう努めれば、われわれは自分本来の人間性を少しも損なうことなく礼節や洗練された態度を身に着けられるだろう。貧富の差や、また生活条件の違いにもかかわらず、人は誰でも広く豊かな心を持てるはずだ。
投稿日:2024.01.06
リョ
最近若い人を指導する立場になって、もしかしたら自分の仕事に対する価値観や人生観が時代錯誤なのかな、と思っていたところこの良書に出会った。 人間なんて近道しがちな、謙虚であるべきことを忘れがちな、誘惑に…負けがちな生き物なのだから本書は普遍的な重しとして貴重な存在だ。 若いうちに読んで欲しい。160年も読み継がれる理由がある。 ただし、戦争で勇敢に戦うことを称賛していたり、文学が人生に与える影響力を過小評価しているところは(?)。 スマイルズの主観、時代背景もあるのだろうが… 続きを読む
投稿日:2023.11.18
ゆうか
自分もこうありたいと思うが、中々出来ない。 それが出来た偉人たちはやっぱり凄いと再確認した。 自分を肯定し、努力を惜しまず、驕らず誠実に生きていたい。
投稿日:2023.10.28
えいじ
語弊がありそうだが、読書感想文が書きやすそうな本。どうすればよりよく生きられるかが大項目としてあって、そこから細かい項目に振られている。明日からできることもあるし、長期間心がけておくべきこともある。原書にどこまで沿っているのかは分からないが、面白い本だった。
投稿日:2023.09.21
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