【感想】J・Jおじさんの千夜一夜物語(植草甚一スクラップ・ブック7)

植草甚一 / 晶文社
(3件のレビュー)

総合評価:

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  • ありとあらゆる分野の怪しい話、面白い話が満載でした

     初めて読みましたが、あまりに広範囲すぎて、目が白黒してしまいました。
     何の勉強でも二年くらいやると、その歴史が知りたくなる、とのフレーズは、確かにそうかもしれないなぁと思います。ただ、真剣に二年やらないとダメでしょうがね。
     はたまた、スリ仲間の隠語について列挙して記載されているところがありました。こんな単語は何処で仕入れてきたのでしょうねぇ。また、その手口についても詳しく記載されており、この部分だけでも読む価値があるというもの。
     それにしても、世界中には色んな話が転がっているんだねぇ。人種の比喩である、クロネコとシロネコの話も面白かったですよ。
     本のラストには、植草甚一日記と称し、手書きのものが記載されていました。電子ブックでは少々読みにくかったですが、これも魅力的な1冊でした。
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    投稿日:2024.08.04

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    [ 内容 ]


    [ 目次 ]
    1 それはどこにあるか?(ある復讐と挫折のものがたり;現実社会からはみだした三人の青年;ニセ札犯人にメダルをやるのかい ほか)
    2 ジョン・レノンの残酷物語(ニカ男爵夫人と黒人ミュージシャンたち;ホテルの主人と黒人バー・テンとの話;めくらのトランペッターを主人公にした「一滴の忍耐」というジャズ小説の話 ほか)
    3 サディズムの話をしているカウンターの三人組(ベル・エポックのフランス少女;ソフィアとゾルタンの話からの借りもののブルース;ヘンネスキンとロロブリティンコの一夜 ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]
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    投稿日:2010.06.13

  • lib-yuki_event

    lib-yuki_event

    植草甚一がみずから物語の精と化して、狩り集めてきた世界のありとあらゆる話をふんだんに聞かせる。1976年刊の新装版。
    (「MARC」データベースより)

    資料番号:010819878
    請求記号:914.6/ウ
    形態:図書

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    投稿日:2008.10.24

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