【感想】チョコレートコスモス

恩田陸 / 角川文庫
(431件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
184
147
60
7
2
  • 読みだしたら止まらない天才女優二人の対決

    恩田陸版「ガラスの仮面」というのが一番わかりやすいかも。
    芸能一家育ちのスポットライトを浴び続けてきた天才女優と
    本能的に演技の世界へと引き寄せられた天才初心者の少女のお話です。

    読者を作品の中にぐいぐい引っ張っていく恩田陸さんらしい作品。
    ネバーランドとか夜のピクニックが好きな人はきっと好きです。
    私は三冊文庫を読みつぶし、とうとう電子書籍版を購入しました。

    買って後悔はしないと思います。
    続きを読む

    投稿日:2014.05.13

  • タイトル?

    芝居というものを現場でみたことがないのですが,こんな世界が本当にあるなら,ぜひ観てみたい。そう思わせる作品です。「ガラスの仮面」とは違った方向で,芝居とは何か,演ずるとは何かを考えさせられます。

    も,とにかく面白かった。多少説明くさいところはありますが,おなじテーマで演ずることに
    どれくらいバリエーションがあるか,などはとても興味深かったです。

    しかし,このタイトル! 最後にタイトルとの関係は出てくるけれど,まったく本筋とは関係ないし,タイトルから内容をまったく想像できない。
    思い入れはあったのかもしれないけれど,タイトルだけは失敗だったのでは・・・?
    続きを読む

    投稿日:2015.10.18

  • 天才すぎ

    天才女優の話。ちょっと凄すぎる。
    けど、それはそれで面白い。

    投稿日:2013.09.24

  • これはガラかめだ!

    一言で言うと、これは活字版『ガラスの仮面』です。

    主人公二人を脳内キャストで実写化、もしくは美内センセイの絵を想像しながら読んでみましょう。
    結構はまります。

    投稿日:2013.09.25

  • 2人の天才

    今まで読んだ恩田陸作品はファンタジー寄りの作品(常野・ネクロポリス)で新鮮な感じがした。

    読み始めると止まらない、読み終わっても続きが読みたくなる。特にオーディションのシーンは熱い。響子と飛鳥がそれぞれ自分の中の迷いの中から何かをつかんで大きく変わる姿に、演じている姿に引き込まれてしまった。この舞台がどうなったのか知りたいし、今後の2人がどう変わっていくのかが読みたい。あとがきに第三部まで構想はあるとの事なので続きが出るのが楽しみ。三部まで出てほしいな。続きを読む

    投稿日:2013.09.26

  • 今後の成長が楽しみ♪

    『ガラスの仮面』を思い出しました。まだ芝居を始めたばかりで、自分の才能に全く気付いていない飛鳥が、どんな風に天才ぶりを発揮していくのか、ワクワクしながら読めました。続編も読んでみたいな。チョコレートコスモスというタイトルにもに惹かれて購入したのですが、なるほど、『コスモス』の意味が深いです。続きを読む

    投稿日:2013.10.11

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ブクログレビュー

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  • 雪

    芝居の世界に対する熱意が伝わってきて、舞台見に行きたくなった。天才がぶつかり合うシーンは凡人の自分には到達できない世界を覗き見れて面白い。続編ずっと待ってます!

    投稿日:2024.03.23

  • Limei

    Limei

    舞台にすごく興味があるわけではないし、559ページというボリュームだし、大丈夫かなと思って読み出したら‥
    まるでオーディションを受ける彼女たちの演技を見ているかのような臨場感で熱気と興奮が伝わってくるよう。
    役者2人の人柄と演技に惹きつけられ、心震え、読むのが止まらずあっという間に読み切ってしまいました。

    演劇の世界。舞台の世界。役者の世界。
    未知の世界ですが、本当におもしろい!
    続きを読む

    投稿日:2024.03.13

  • 1860825番目の読書家

    1860825番目の読書家

    このレビューはネタバレを含みます

    長い間積読しておりメルカリ出品前に読みました。共感できるポイントがなく、あまり面白くなかったです。演じたことがないし、舞台自体も身近ではないからでしょうか。演じる前にいろんな本を読み込んだり過去の演技を見て勉強して再現すると言うのはよく聞きますがそんな簡単にできるわけじゃないだろうし実際自分には到底できないと思うので、俳優さんたちはすごいなあと思いました。練習して上手くなるものなのだろうか…??
    蜂蜜と遠雷もあまり好きじゃなかったので恩田陸さんとは相性が悪いのかも?

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.03.07

  • gigi

    gigi

    『ガラスの仮面』の恩田陸アレンジといった感じ。ただ、演劇を通した少女の成長物語なんだけど、オーディションや舞台の本番で演出や作品に対する解釈がちゃんと展開されるのが面白い。

    『欲望という名の電車』のブランチが良かった。映画のイメージが強かったので、演出で変わるというのはこういうことかと。

    主人公のアイデンティティにもこれから変化がありそうで、次作を期待してます。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.07

  • ビンゴ

    ビンゴ

    恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」を読んだあとにこの本に出会ったのだが、この2冊はすごくよく似ていると思った。
    蜜蜂と遠雷はピアノについての、本作は劇団の話になるが、この人の文章を読むと本当に音が聞こえてきたりすぐそばで演技を見ているかのような気持ちになる。臨場感ある描写に夢中になってしまった。続きを読む

    投稿日:2024.03.04

  • りょくちゃ

    りょくちゃ

    気づいたら芸能、舞台に関するサイトを観ていて観覧に応募していた。
    読み終わったのはその観覧の帰り道だったけど、私のような一般人には分からない苦悩や思惑、情熱がきっとこの世界にはあるんだろうなぁと思う。

    空手って響きからしてやっぱり良い。

    続編出ないかなぁ
    続きを読む

    投稿日:2024.02.15

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