【感想】誤飲

仙川環 / 小学館文庫
(23件のレビュー)

総合評価:

平均 3.1
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11
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ブクログレビュー

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  • suzuka

    suzuka

    短編集、登場人物が他の短編にも出てくる。
    いろんな人のつながり、薬にまつわる話。
    さらさら読める。
    けど、何も残らない。

    本を読むのが苦手な人には、おすすめかも。

    投稿日:2020.07.05

  • sarubobo-papa

    sarubobo-papa

    「薬」を軸とした人間模様の医療ミステリー。

    第一章 藤本洋文
    第二章 小野恭子
    第三章 木島博人
    第四章 林崎洋子
    第五章 松原延彦
    第六章 沢村亜美
    第七章 小野厚之
    第八章 三田秋枝

    八つの作品は全て同じ舞台で錯綜する。
    相手を騙して薬を飲ませたり、あるいは不正に薬を入手しようと奔走するも、事態は深刻になったり、思いがけず転機になっていくお話。

    暗いばかりの結末だけでなく、希望も織り交ぜられているところが良いと感じました。
    続きを読む

    投稿日:2018.11.16

  • 林檎飴甘

    林檎飴甘

    薬は使いようによっては毒にもなる。
    決められた用法や用量をしっかりと守らないと逆に健康を害することになったりする。
    物語は「薬」をめぐる連作短編集だ。
    それぞれの物語に登場する人物たちは微妙に他の物語とリンクしている。
    医療ミステリーシリーズとあったけれどミステリー感は少ない。
    隠された心の暗部が描かれている心理サスペンスのような気がしないでもなかった。
    それぞれに描かれている人たちの身勝手さやずるさ、愚かさや陰湿さにも非現実的なリアルさもあり面白かった。
    深く掘り下げた物語が好みの人には物足りなさもあるだろう。
    けれど短編集が好きな人にはいいのでは?と感じた。
    続きを読む

    投稿日:2017.03.31

  • yaiyai35

    yaiyai35

    薬がテーマの連作短編集
    サクサクと読み進めた面白い話しでした
    たった一つの薬がこれほどまで人を振り回すとは毎日薬の仕事をしている自分にとって面白かった。
    ただ登場人物が好きになれないタイプばかりでも亜美と木島ははじめはイライラさせられたけど、がんばってシアワセになってほしいな続きを読む

    投稿日:2017.01.11

  • naonokoto

    naonokoto

    読みやすいよー、と勧められて読んだ本。確かに読みやすい。けどあんまり残らない。あっさりしすぎてるのと都合よくつながりすぎてるのと。人物像もみんな浅い。まあ、わけのわからない薬は飲んじゃだめだよね。

    投稿日:2016.10.12

  • kimikokumiken

    kimikokumiken

    薬に関しての、人それぞれの必要な症状に合ったものが、選ばれているか?
    人によって、薬は、害になる物もあるし、個人個人の思いが、違う。
    ちょっとした、人生のボタンのかけ違いで、人間関係が、崩れていく様を連作短編集として、描かれていて面白く、あっと言うも読めてしまった。
    睡眠薬、向精神薬、経口避妊薬、抗ウイルス薬、精力剤などなど、、、普通に、手に入る物だけど、、、、副作用も、、と言う最後の話のオチも、、、なるほど、、、という描き方だった。
    続きを読む

    投稿日:2014.10.25

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