角田光代 / 角川文庫 (128件のレビュー)
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総合評価:
getsu
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自分の足で歩いていこう
田舎の温泉町で生まれ育った女の子。東京の大学に出てきて、卒業して、働いて。今度こそ幸せになりたいと願い、さまざまな恋愛を繰り返しながら、少しずつ少しずつ明日を目指して歩いていく……。 (角川書店の紹介…分より) 主人公にはまったく共感できなかったし、イライラするし、ヒリヒリ痛いし、だけど自分と重ねて読んでしまっていたのが不思議。 「自分を知る」というか「自分を認める」っていうのは大変だなぁと。 読み終えてタイトルに納得。続きを読む
投稿日:2013.10.07
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じゅん
ある女性の赤裸々な半生。正直『愛がなんだ』よりキツい恋愛模様に挫けかけた。"一緒にいた時間のことを、ほんの少しでも疑うのはやめよう。私も彼も、同じくらいたがいを必要としていた時間がたしかにあったのだと…信じていよう"のくだりで足元ぐらついた。続きを読む
投稿日:2025.01.26
まの
主人公がまるでわたしみたいで、男を失って空っぽになって翌年にはまた違う男の色になる彼女を見ていると、心が連動するように動かされた。読んでいる途中、苦しくなって家を飛び出したり、夜空を仰いで涙をこぼし…たりしてしまった。泉には、幸せになってほしいな。続きを読む
投稿日:2024.12.04
おびのり
2001年の作品 両親が駆け落ちして住み始めた温泉街から、東京に出てきた18歳の少女 何か足りないわけではない 幸せになりたい、ただそれだけ 自分を好きだと言ってくれる男にほだされる いつも危うい恋愛…に自分を振り回す 読んでて辛くなるのだけれど 彼女は、旅に出て、引越しをして立ち直る 全く支離滅裂な半生のようで、もっと良いところ もっと幸せを求め続ける女子達の代弁かもしれない 32才本厄中 最後に自分という柵を超えていきそうなのだ続きを読む
投稿日:2024.07.04
蝶子
いくつもの恋と無数の音楽を通じ、「私」が今と向き合う物語。 「私」が受験勉強の合間のたばこに始まり薬物や二股など、折々で「よくない」遊びに耽るのが、見ていて痛々しく、共感は出来ないながらに、この人生が…どうか良い方向へ転がっていってほしいと願わずにはいられない。 また、多くの恋を経ていく「私」とは対照的な町子の恋愛も描かれ、二人は長く交流を続けるが、それがお互いにとって影響を及ぼしはしないのが、小説としては不思議ながらもリアリティがあり頷かせられた。 角田光代作品にはありがちな終わり方であるが、他の作品に比べ少しオチが弱いように思われ、それが全体の印象をややぼかしてしまっておりやや残念。続きを読む
投稿日:2024.02.20
turlinco
久しぶりに角田光代の強烈な小説を読んだ。2001年にマガジンハウスから単行本で刊行されたそうで23年前になるけど、脇目を振らず真っ直ぐに突進するちから強い内容だった。もうこんな話は書けないんだろうな。
投稿日:2024.01.24
かまろん
主人公のいずちゃんは自分の生きる狭い世界から抜け出したいという思いを原動力に、様々な恋をしながら必死に生きている。安定を求めがちな自分にとって新しい世界に飛び込む思いきりの良さは、生き方として見習いた…いところだなあと思った。続きを読む
投稿日:2023.05.14
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