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赤川次郎 / 角川文庫 (4件のレビュー)
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JINTA(じんた)
お馴染みのキャラクター、片山刑事と妹晴美、三毛猫のホームズ、石津刑事が別々に事件に巻き込まれ、同時進行的に話が進んでいく。このシリーズでは初の試みだと思う。それぞれの事件の関係者もいわくありげで面白い…ストーリーだった。続きを読む
投稿日:2023.09.09
ぱぱいや33
このレビューはネタバレを含みます
ホームズ、片山、晴美、石津がそれぞれ違う事件に巻き込まれた一日、という珍しい設定。みんなが絡まないからちょっと寂しい感じだった。事件が多い分、一つ一つ薄い感じだし。ホームズのやつが一番興味深かったかな。こんな借金で一家心中なんて、今でもあるのかしら。こういう激しい取り立ては今でもあるのか。
投稿日:2020.05.18
makoto nanba
三毛猫ホームズシリーズ第26弾 警視庁捜査一課では毎回10人程度で宝クジを買っていた。 いつもはかすりもしない宝クジなのに今回はなんと100万円当選したのである。 一人当たり10万。 栗原課長は上機嫌…で換金して来るように伝えたが、実は栗原課長は宝クジ購入の日に出張で警視庁には居らず代わりに義太郎が千円を出したのであった。 義太郎は当選金の辞退を告げるがすっかりヘソを曲げてしまった栗原課長はプライドもあってお金は絶対受け取らない。 今後の事もあるから無下にも扱えず、仕方ないので食事会を開いて栗原課長を招待するこになった。 食事会当日。義太郎は都内観光に繰り出し殺人犯に遭遇、晴美は強盗犯の相棒に間違われ、石津はショールームで死体と発見、ホームズは自殺志願一家逃避行。 いつものメンバーは別々のトラブルに遭遇。何も無いのは栗原課長だけ。。。果たして食事会は開催出来るのか。。 面白かった。久しぶりに三毛猫ホームズのシリーズを一歩進める事が出来ました♪ いつも一緒の三人と一匹だが今回はみんな別行動。これはこれで新鮮でしたね。 とんだ休日を過ごす事になった面々がそれぞれトラブルを解決すべく奮闘しながらもどこかユーモラスな安息日。読みながら十分楽しめました♪続きを読む
投稿日:2012.06.13
kaizen
猫を飼うようになるまでは、赤川次郎を読んでも、記憶に残った作品がありませんでした。 三毛猫シリーズは猫が出てくるので、楽しみに読んでいます。 特に、安息日は、面白く読めました。 宝くじに当たった片山、 心中をしようとしている家族、 そのほかの面々が、それぞれに活躍して、 読み物としても、読み応えがあります。 電車や飛行機に持って行って、退屈しのぎをするにはもってこいです。 三毛猫シリーズは、お気に入りの度合いで3種類に分類できます。 1 ちょっと話題についていけないもの。 2 筋書きが読めてしまって、3回読んだら4度目は読む気にならないもの。 3 何度読んでも、また翌年は読んでしまうもの。 安息日は、何回読んでも飽きません。
投稿日:2011.07.03
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