【感想】友に捧げる哀歌

赤川次郎 / 角川文庫
(7件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • mannyouka

    mannyouka

    伏線(本線?)が入り乱れていて、頭に入るまでは大変だった。
    ーーー
    神尾はるかはM大学の新入生。入学式で、幼なじみの浩子によく似た学生とすれ違い、思わず「浩子?」と声をかけてしまった。しかし、その学生が浩子であるはずがない。浩子は十数年前に故郷の村で行方不明になったままなのだ。
    浩子が行方不明になった時、村の大人たち全員で捜索したが、ついに発見することができなかった。その後、村にはダムが建設されることになり、浩子の失踪の謎とともに村全体が湖の底に沈んでしまったのだーー。
    十数年の時を経て、失われた村の秘密が遥かの前に姿を現しはじめる。哀切なサスペンス・ミステリー。
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    投稿日:2018.07.09

  • shigeyumi

    shigeyumi

    神尾はるかはM大学の新入生。入学式で幼なじみの浩子によく似た学生とすれ違い、思わず「浩子?」と声をかけてしまった。
    しかし、その学生が浩子であるはずはない。浩子は十数年前に故郷の村で行方不明になったままなのだ。
    浩子が行方不明になった時、村の大人たち全員で捜索したが、ついに発見することができなかった。その後、村にはダムが建設されることになり、浩子の失踪の謎とともに村全体が湖の底に沈んでしまった。
    十数年の時を経て、失われた村の秘密がはるかの前に姿を現しはじめる。
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    投稿日:2016.08.01

  • kaizen

    kaizen

    このレビューはネタバレを含みます

    週刊女性への2000年9月からの連載をまとめたものとのこと。
    小説として、とてもよい感じでした。

    主人公、その両親、2人のお友達。その家族。
    いろいろ複雑な事情が見え隠れします。

    学校側は最初から複雑そうで、学園長の代理が女性。
    生徒と学園長代理という2人の女性を中心に物語が回ります。

    学園物の枠にとどまらず、ダムの話や国会議員の話まででてきますが、
    社会派小説にならないところが赤川次郎流なのだと感じました。

    人間の思いの動きを中心に、映画の台本のように展開する。
    赤川次郎の良書100に入る作品だと思いました。

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    投稿日:2011.08.08

  • ゆみこ

    ゆみこ

    分厚めのおはなし。
    ダムに沈んだ村・幼い頃に仲良しだった友達の失踪の謎。

    赤川次郎さんらしい、読み応えある作品だなぁ。

    投稿日:2006.11.28

  • どどん

    どどん

    表紙で選んだ。
    でも面白くて、すぐ読みきって、どういう話か人に説明して、興奮を伝えてしまった去年の夏の1冊です。

    投稿日:2006.05.18

  • momo

    momo

    「浩子?」

    とっくに忘れたはずの幼なじみの名前を
    スルリと口に出した自分に驚いた。

    はるかはM大学の新入生。
    その入学式で、幼なじみの浩子そっくりの学生に
    思わず声をかけてしまったのだ。

    けれどその学生が浩子であるはずがない。
    浩子は15年前に故郷の村で
    行方不明になったままなのだ。

    そして、その村は浩子失踪の謎と共に
    ダム建設のため、湖の底に沈んでしまった。

    浩子そっくりの学生と出会ったことで
    はるかは沈んだ村や浩子のことを思い出そうとするが
    父と母はなぜか口を閉ざす。

    4才だったあの頃、
    村で何があったのか。
    そして浩子失踪の謎は?
    そんな感じで王道です(笑
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    投稿日:2006.01.11

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