妖(あやかし)の華

誉田哲也 / 文春文庫
(133件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
9
32
70
10
4
  • 黒い羽と比較・・・。

    流血が多いけど、虫系では無いので、アッサリ読めました。バンパイアー??
    主人公の女性は妖艶ですが、個人的には、姫川シリーズの方が好きです。
    ミステリーとして読むよりは、ホラーへ比重が傾いた作品だったので、チョット物足りなさを感じました。続きを読む

    投稿日:2015.04.08

  • ★6つを付けたくなる読後でした。

    話題の作家なので押さえておこうというくらいの軽い動機で購入しました。妖怪の話なんて、と期待せずに読み始めたら大間違いでした。心が熱くなっていたのです。
    思えば、男は「妖の華」に弱いんだな、と。僅か一瞬の陶酔に身の危険を顧みなくなり、地獄の前の濡れ場に欲情してしまいます。古今東西、普遍の法則なのかもしれません。少なくとも心底や原始本能にはそういう部分が息衝いていると思います。
    ついには、読破のために徹夜してしまいました。
    クライマックスは……、まさかそれはしないよね、まさか、やはりそうきますか……。胸を射抜かれたように二の句もつげなくなり、この作家が益々嫌い(最高賛辞としての表現)になりました。
    本当の名作は、読者からクレームが殺到します。何故、そうしたのですか、私はこうなって欲しかった、という具合です。
    若い世代には別のシリーズが話題沸騰ですが、私は誉田氏の作品では、本作と「月光」を強く推します。拍手喝采とともに。
    続きを読む

    投稿日:2014.07.08

  • 現代の孤独な吸血鬼の話

    誉田哲也さんのデビュー作。

    誉田作品で有名な警察ものとは全然ちがう。
    読み比べてみると、その違いが分かると思う。

    主役は400歳の吸血鬼(作中では闇神と表記)の紅鈴。
    視点は紅鈴中心。
    吸血鬼の強さ…というものを表現しているものではない。
    不老不死で独りで生きることの孤独感。
    強靭な肉体とパワーを持つ『弱い生き物』としての吸血鬼。

    スティーブンキングとかの吸血鬼ものには純粋に恐怖を感じたけど、この作品は恐怖ではなく『淋しさ』と『愛』を感じる。

    是非読んでもらいたい。
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    投稿日:2015.07.11

  • デビュー作とは思えない

    ジウシリーズや姫川シリーズから誉田哲也を知った人は、世界観の違いに衝撃を受けるはず。
    誉田哲也って、元々こういう小説を書く人だったんだ!
    姫川シリーズでお馴染みの國奥先生や井岡も登場する。
    デビュー作ということもあり、まだ細かいところで描写が物足りない部分もあるけれど、グイグイ読者を引き込んでいく力は半端ない。
    吸血鬼の哀しみが心に染みる。
    続きを読む

    投稿日:2016.05.11

  • 読んだぞぉ〜って感じ!

    怖かった。悲しかった。切なかった。哀れだった。
    でも、温かかった。

    このお話が、ドラマになったら誰が演じるのかなって考える。CG山盛りでないと撮れそうもないのがちょっぴり残念だけど……。
    人として生きる、当たり前の幸せが頭をよぎる。
    愛であろうが、慕うことであろうが、家族愛であろうが人を想う力がパワーを生み出すんだ、ドラマを紡ぐんだってわかる。
    誰か幸せになったかなって思ったら、誰も浮かばないお話だったけど、読み終えたら、温かい心持ちになったなぁ。不思議。
    ‥‥‥怖かったげと‥‥‥
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    投稿日:2016.11.22

ブクログレビュー

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  • アキラ

    アキラ

    このレビューはネタバレを含みます

    時間的には『妖の掟』のあとのお話。
    欣治が死んじゃったあとに、ヨシキと出会って、幸せにな時間を過ごした紅鈴。それでもやはり、3年前のつけが回ってきて、、、という感じ。結末、まさかのバッドエンドとは!びっくりだったよ。いやーバッドなのか、どうなのか、微妙だけど、、、。

    個人的には井岡刑事の登場が嬉しくてテンション上がりました。キャラクターがちょっと違っているのも、また良し。
    誉田さんのデビュー作なのね。そんな昔から井岡は登場していたのね。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.08.03

  • はいなん

    はいなん

    これ迄の誉田哲也作品とは違うタッチの内容だった。ただ姫川玲子シリーズに出てくる刑事は登場した。鬼滅の刃を思い出す小説だった。

    投稿日:2021.04.07

  • みどり

    みどり

    妖の掟の続き
    ヤクザの小野田に殺されそうになっていたヨシキを助けたのは紅鈴だった
    ヨシキは欣治に良く似ていた
    欣治が死んでから3年後、闇神はすべていなくなったはずだが、血を吸われた遺体が駐車場で発見される
    一体誰が

    衝撃のラストでした
    続きを読む

    投稿日:2021.03.30

  • emy

    emy

    このレビューはネタバレを含みます

    -闇神は死にながら、生きている-紅鈴。誉田さん!デビュー作にて誉田ワールド全開!もう何年も本棚で読まれるのを、待ってた本。頁から紅鈴の魂がガツン、ガツンと全力で解き放たれてくる圧倒的読書時間だった。所々粗削りな感じもまたグッド。姫川シリーズの井岡が大活躍で國奥先生が出てきたり誉田さんファンにはもうたまらんデビュー作品でした。これは心して、『妖の掟』も読まねば!

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.02.15

  • あまぐも

    あまぐも

    +++
    ヒモのヨシキは、ヤクザの恋人に手を出して半殺しにあうところを、妖艶な女性に助られる。同じころ、池袋では獣牙の跡が残る、完全に失血した惨殺体が発見された。その手口は、3年前の暴力団組長連続殺人と酷似していた。事件に関わったとされる女の正体とは?「姫川」シリーズの原点ともなる伝奇小説が復刊。第2回ムー伝奇ノベルス大賞優秀賞受賞作。
    +++

    知らずに二作目の『妖の掟』を先に読んでしまっていたが、それよりもさらに凄惨な場面が多いような気がした。映像化されても絶対に見たくない種類の物語だが、単なるスプラッタとは全く違う、長きにわたる切なく並々ならない生命の物語が織り込まれているので、紅鈴に心を寄せて読むことができる。究極の選択を繰り返しながら生きながらえている闇神の苦悩を、束の間触れ合う人間たちとの、ほんの些細な幸福な時間が、さらに切なくやるせないものにしている印象である。紅鈴にはしあわせになってほしかったと思わされる一冊だった。
    続きを読む

    投稿日:2021.01.19

  • ポム

    ポム

    本作の存在を知らず先に「妖の掟」を読了。
    「妖の掟」のその後の様子を描いた内容が本作「妖の華」でした。

    日本古来から言い伝わる妖と呼ばれる者が現代で生きるお話。
    登場するヤクザが捜している主人公(妖)との間に過去何があったのかを詳しく書き直したのが「妖の掟」なので、個人的には「妖の掟」を先に読むことをおススメします。続きを読む

    投稿日:2020.12.13

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