【感想】素材は国家なり

長谷川慶太郎, 泉谷渉 / 東洋経済新報社
(7件のレビュー)

総合評価:

平均 2.9
1
1
2
2
1

ブクログレビュー

"powered by"

  • imosami

    imosami

    このレビューはネタバレを含みます

    金属・材料工学を学んでいる学生の自分としては興味深い内容であった。
    多くの企業や自分の通っている大学もでてきたりして少しワクワクを覚えた。

    素材メーカーなどについて、過去の実績、現在の立ち位置が述べられてありわかりやすかったが、今後の展望についてはやや楽観的にとらえられている部分があると思う。研究・開発がこれまでと同じスピードで進む保証もなければ、諸外国がかつての日本のように急発展することもある。自分たちの様な次世代が先人たちの様にハングリー精神を持って頑張ることが必要であると感じた。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2012.05.10

  • お宅

    お宅

    鉄鋼業に従事しているので良くわかるが、特に鉄鋼について書いてある内容(事実確認)が滅茶苦茶。有名なエコノミストの著作で、これはがっかり。視点は面白いと思うけれど。

    投稿日:2012.02.26

  • tsuda030315

    tsuda030315

    このレビューはネタバレを含みます

    素材の力の偉大さがわかる本。
    主に鉄鋼業についてだが、具体的な事例を出して展開していくので、読みやすいです。

    なかでも超電導ケーブルが気になった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2012.02.22

  • toshi_koike

    toshi_koike

    うーん、ちょっと期待外れ。
    簡単に言うと、「日本の素材技術は非常にレベルが高いので、これからも大丈夫だ」という内容の本。
    そうやって言っていて、過去ほかの国にコストで負けてきた産業いっぱいあると思うんですよね。
    確かに、「作りこみ」というレベルは高いのかもしれないけど、同じことをしようと思ったらできることばかり。
    続きを読む

    投稿日:2012.02.19

  • Lil Mack

    Lil Mack

    ・電炉は日本が世界に誇る方式。鋼1トンが銑鋼一貫方式に比べ、1/5のエネルギーで済む。国内の鉄鋼在庫30億トン20年でリサイクルしていけば、年1億5千万トンで、鉄鉱石を買わずに済む。
    ・自動車用鋼板が電炉でできれば、上記のことが起こりうる。それには脱 銅の進歩が必要
    ・新日鉄は合併の際、余分になった高炉を一本生体解剖した。(巻き替え→吹きどめのプロセスでなく、停止させた)これによって、豊富なデータが得られ、技術力が格段に進歩した。
    ・半導体の初期の技術者はほとんど海軍技研出身。レーダー技術の遅れで敗戦した悔しさ
    ・窒素ガリウムはLED電球の基礎素材であり、IGBTと呼ばれるパワー半 導体の基礎素材でもある。IGBTはSiCに比べ低コスト

    その他にも超電導ケーブルや燃料電池など、話題の先端技術について知ることができ、とても楽しく読めた。
    続きを読む

    投稿日:2012.02.08

  • ny888

    ny888

    残念ながら期待はずれ。鉄鋼メーカーに勤める身としては、よく勉強されていると感心するところもあったけど、かなり間違い(認識不足)も多くてがっかり。仮説で突っ走ってる感あり。。。

    投稿日:2011.11.12

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。