とんび

重松清 / 角川文庫
(483件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
238
150
44
2
0
  • 涙腺が壊れた。

    ヤスさんは昭和の親父の典型のような存在。ヤスさんが男手一つで息子のアキラを育てていく。ヤスさんのアキラへの荒削りだが、無条件の愛が心を打つ。後半アキラが東京に行くあたりから、涙腺が壊れ、涙が止まらなくなった。愛情って、その人の幸せを願う気持ちなんだな。続きを読む

    投稿日:2015.08.23

  • 子供への深い愛情にただただ涙

    いやぁ、泣きました。自分にも息子がいるだけに相当堪えました。
    ヤスさんの息子への愛情が伝わりましたし、それをどう表現していいのか困惑する様子には共感できましたし、自分は子供にここまでのことをしてあげられているのだろうか・・と不安にもなりました。
    良かれ悪しかれ、感情を揺すぶられるのが良い物語と信じる自分としては、これ以上ない物語と出会ってしまったことになりますね・・。
    子供がまだ小さいですので、これからも成長とともに再読しては泣くことでしょう。
    その時を心待ちにしつつ。
    とりあえず明日は家族に電話でもしますか・・。
    続きを読む

    投稿日:2014.01.22

  • 泣いたー!

    不器用でマジメで頑固で照れ屋で・・・。いそうでいない一本気な父親。素直で思いやりがあって明るく賢い息子。

    父親と息子二人の成長のお話です。息子がまだ幼いころに事故で妻を失い、でも悲しみに暮れているばかりではなく子育てに精をだす父と、その気持ちに呼応するようにみんなに愛され、スクスク育っていく息子。2人だけの貧しくも朗らかな家庭。息子の幼少から思春期、巣立ち、そして結婚とそれぞれの過程で、ケンカもしながら葛藤しつつもお互いを理解し合い敬う姿が印象的。また二人を見守る周囲の家族のようなあったかーい愛情がまた涙を誘う。スナックの年上ママ、近くの寺の住職とその息子である幼馴染の住職跡取りとその妻、父親の会社の同僚、上司などなど。恐らくこの息子ほどイイ子ってなかなかいないだろうなぁ(そこだけが今一つ人間臭くないのでので星4つ。ま、小説なので構わないけど)。

    しかし、読むたびに泣いた泣いた。寝る前に読み、何度となく枕を濡らした。ドラマは観ていないけど、純粋に小説で泣けた。世の父親、母親問わず、じーんと感動したい人、子育てに悩んでる人、ただ本が好きな人、誰かに叱ってもらいたいとか愛情に飢えてる人、誰でも読めるお話。
    続きを読む

    投稿日:2014.04.03

  • 不器用な父 と 息子。それを見守る温かい人達の話です。

    重松さん自身が言っている様に、本当に不器用なお父さんと息子の話です。

    不器用というと、まっすぐで曲がったことが大嫌いな頑固なお父さんをイメージするかもしれませんが、
    決してそういうわけではありません

    がんこではありますが、暴走することもあり、間違うこともあり、そして弱いときもあり、と人間くさいお父さんが
    主人公です。カッコ悪いところもたくさんあります。
    でも、ちょっと憧れてしまいます。

    そして息子がとんでもなく出来た息子です。

    ただ、僕が一番感じたのは、主人公二人を取り巻くまわりの人たちの温かさでした。

    そうした人と人のつながりが人を強くすること。
    そして、人それぞれ、置かれた環境の中で、まわりに助けられながら成長していくこと。
    それを、親子の半生とともに体感できる本でした。

    重松さんの本を読むといつも思いますが、これも人に優しくなれる本でした。
    続きを読む

    投稿日:2015.08.31

  • 重松清作品、大好きです

    私は、この物語のアキラと同年代で、読み始めたきっかけは懐かしさからです。
    作品は、家族愛、ことに父と息子の強い愛に溢れています。その愛情は、本来誰もが生まれ持っているはずですが、不器用ながらも正直なのです。
    親子の周囲の、優しい人々にも癒されます。
    自己満足で通すのではなく、お互い相手への思いやりに行きついて、何度となく涙します。
    生まれ変わっても、この親で、この子でありたいと思い合える理想の親子の物語です。
    続きを読む

    投稿日:2015.04.03

  • 昭和の父親

    男親の私としては、ある時はヤスさんある時はアキラの立場で読んだ。昭和という時代だからこそ描けたストレートな親子の話。良い時代だったと改めて痛感した。できれば平成版のとんびも読んでみたい。どのような話になるのか親として興味がある。続きを読む

    投稿日:2013.10.18

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ブクログレビュー

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  • miyoshi

    miyoshi

    ・買った経緯
    親が死にそうで、どうすればわからなくてそんな時
    ・買った理由
    ホリエモンが刑務所で感動したと書いてて買った。
    ・のこってる感想
    これ読んでない人、読んで何も感じない人とは友達になれないと思ってる。続きを読む

    投稿日:2019.07.04

  • mochi

    mochi

    親子の感動作‼この人の作品って号泣のツボ押さえてるんじゃないかってぐらい泣かされます。何回泣いたかわからない…凄い作家さんです。

    投稿日:2019.06.24

  • 芥川樺乃助

    芥川樺乃助

    このレビューはネタバレを含みます

    終始涙なしでは読めない作品であった。
    冒頭から始まる不器用な"ヤスさん"と彼を取り巻く人々の関わり。そして誕生する新しい命"アキラ"と共に一人親の苦悩と葛藤と深すぎるほどの愛情が感じ取れる。
    彼ら父子家庭を支える周囲の人々の温かさにも心を打たれた。沢山の人々からの目が、手が、心が、彼らの日々を愛溢れる確かなものにしたのだろう。

    作品文中より
    "だから、おまえは海になれ。雪は悲しみだ。おまえが地面だと、雪は積もってしまう。だけど、海なら雪がいくら降っても積もらんだろう"

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.06.23

  • koyama1026

    koyama1026


    ■夜は、
    13/3/8 進化論
     高校の先輩で、某キー局にて
     経営企画の任にあたられているKさんと。

     新橋の串カツ屋さんにて。


     【今日のお勧め本 とんび】
      http://amazon.co.jp/o/ASIN/4043646070/2ndstagejp-22/ref=nosim


     を読んで号泣したと絶賛されていましたので、
     早速、わたしも購入。

     Amazonレビューも素晴らしいですね。
     到着したら読もうと思います。
    続きを読む

    投稿日:2019.05.31

  • halfcat32

    halfcat32

    先客のいない店では、たえ子さんがテレビのナイター中継を観ていた。巨人・阪神戦――今年のセ・リーグは、ベテランの小山とエース村山の二人ですでに四十勝以上もあげているタイガースが、十五年ぶりに優勝しそうな勢いだった。 (P17)
    「甲子園で、ビンショウ、勝ったん?」
    「いや……一回戦で負けてしもうた。西鉄に入った豊田が選手宣誓をして、阪神の本屋敷がおった芦屋高校が優勝したんじゃ」 (P128)
    続きを読む

    投稿日:2019.05.21

  • Tom

    Tom

    多分、アキラと同年代かも。よかった!
    父の愛情が厚い。ラストに悲しい結末がなくてホッとした。やっぱ泣いた。

    投稿日:2019.04.17

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