まどろみ消去 MISSING UNDER THE MISTLETOE

森博嗣 / 講談社文庫
(147件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
16
46
48
17
1

ブクログレビュー

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  • 花嵐

    花嵐

    再読。短編集。西之園萌絵や犀川先生が出てくる話も収録されている。久しぶりに読んだけどオチも含めて内容を覚えてる話が多くてちょっとびっくり。最後に載っている「キシマ先生の静かな生活」は後に長編になるのだけどこの短編も結構好き。気に入った話は「虚空の黙禱者」「真夜中の悲鳴」「キシマ先生の静かな生活」かな。続きを読む

    投稿日:2019.11.04

  • ヨッシー

    ヨッシー

    森博嗣さんの作品はS&Mシリーズ以来じゃなかろうか。それも読んだ当時はそこまで内容を噛み砕く力もなかった時期だったので、今読み返したらもっと楽しめるかもしれない。
    通勤電車で読むのに丁度良い長さの短編集。相変わらず文章の端々からもの凄い知性が、それも全く嫌味ではない知性が感じられて読んでるこっちまで頭良くなった気分になるというアホの発言。上に書いたS&Mシリーズの登場人物が出てくる話もあったりして、ああ自分はやっぱりお嬢様キャラが大好物だなあと西之園萌絵を見て思った。
    個人的に好きなのは「彼女の迷宮」「誰もいなくなった」「キシマ先生の静かな生活」で、特に3つ目の作品は後半の文章で染み入るように感動しかけてたところで、最後の一ページにズドンと突き落とされた。同時に、何か一つのことを究めようとする人間はえてして社会の輪からどんどん脱線していくものだよなぁ……と、奇妙な憧れを抱いてしまったりもするもんだからやっぱりアホだ俺は。
    続きを読む

    投稿日:2019.10.31

  • ぽっぽ

    ぽっぽ

    このレビューはネタバレを含みます

    講談社文庫の短編集第一弾。
    S&Mシリーズのふたりもちゃんと出ていました♪

    ラストがひやっとしたのは「彼女の迷宮」。
    ほんわかしたのは「悩める刑事」。
    切なくなったのは「キシマ先生の静かな生活」。

    森博嗣さんの短編集(長編も当てはまらず、ではないのですが)は何か、すっごく肩透かしをくらってしまう。
    まぁ、私が考えなし、想像力が貧しい人間だからまんまと…ということもなきにしもあらずながら、いっつも「え?ええ??」とぐるぐるの中に入り込む。
    そこが面白い!と思ってしまっている。

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    投稿日:2019.05.09

  • トッチ

    トッチ

    短編集。
    一話読み終わるごとに、ん?となり、また最初の1、2ページ読んで、ああと納得する。面白かったです。

    投稿日:2019.04.29

  • p2

    p2

    このレビューはネタバレを含みます

    《S&Mシリーズ》は「ミステリィ対決の前夜」と「誰もいなくなった」のみ。
    「ミステリィ対決の前夜」は犀川助教授は出てこない。
    Wシリーズとの関連があるかもしれないもの:
    たぶん無し

    レビューの続きを読む

    投稿日:2018.10.10

  • genshisyounen

    genshisyounen

    純然たるミステリ―と言えるのは「誰もいなくなった」だけであり、ふわふわとした雰囲気の幻想小説のような趣きの作品が多い。大学での研究生活や先生の思い出を綴った作品も含まれている。個人的なお勧めは、「悩める刑事」。「誰もいなくなった」は犀川&西之園コンビが登場、「ミステリィ対戦の前夜」は西之園が登場。

    「虚空の黙祷者」
    五年前に夫が失踪したミドリ。夫は寺の住職殺害の重要参考人。寺を引き継いで、住職となった和史。
    和史はミドリにプロポーズするが、ミドリは保留のまま静岡に引越しする。故郷に帰郷したミドリは和史のプロポーズに応じるが、お互いに隠し事をしていたことが判明する。
    『どんな汚いものも、時間が綺麗にしてくれる』という結末。

    「純白の女」
    田舎の保養地に静養のためにやってきた女。作家の夫は出版社の担当者を殺害。女はその担当者の弟の面倒をみる。その弟が保養地にやってきたので、泊めてやることになるのだが……。
    信頼できない語り手による不条理な真相。

    「彼女の迷宮」
    作家の夫が海外出張中に、勝手にその代筆をした妻。物語は解決不能の迷宮に陥り、妻に真意を問い質す夫。妻は意外な解決方法を示す。

    「真夜中の悲鳴」
    博士論文のために大学に泊まり込みで実験を続ける大学院生のスピカ。測定中にノイズが見つかり、発生源と思われる地下室を調べに行くと、サスペンスフルな展開へ。「石阪効果」なるものは実在しない模様。

    「やさしい恋人」
    スバル氏というペンネームの人物と大阪で会い、名古屋に一緒に戻って下宿に泊まらせる話が、喋り口調で綴られる。最後の1行で読者は勘違いしていたことに気づく。作者の作家としての本音も垣間見える。

    「ミステリィ対戦の前夜」
    西之園モエがミステリィ研究会の合宿に参加し、部長の密室殺人に遭遇する話だが……。
    「読者が探偵で、読者が犯人」という真相。

    「誰もいなくなった」
    ミステリィ研究会主催のミステリィツアーの最中に、閉鎖空間の広場で踊っていた三十人のインディアンが消失するという魅力的な謎が提示される。解決はやや安易だし、そんな短時間で○○することが可能なのかと疑問には感じるが、焚火をしたことには意味があった。

    「何をするためにきたのか」
    主人公フガク、その友人のワタル、教授の予告通りに知り合ったフミエ、フミエの予告通りに現れた坊主のゲンジの4人で空地の地下室を探検する話。
    ふわふわとした幻想的な進行の中で、人生に対する哲学的な思索、問いかけが示されている。

    「悩める刑事」
    仕事が自分に合っていないことを悩む夫。夫が悩んでいることに気づき、自分の仕事が配置転換になったことを告げるのに躊躇する妻。
    なるほど、そういうことだったのか。見事に騙された。

    「心の法則」
    登場人物は、精神科医を目指す「私」こと板橋、「心の法則」という理論を論じるモビカ氏、その姉の三人。「心の法則」によって、「私」が葬り去られるという不条理な話。

    「キシマ先生の静かな生活」
    キシマ先生という、典型的学者肌の変人ではあるが味わいのある人物の思い出が綴られている。
    続きを読む

    投稿日:2017.11.14

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