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ヴェルヌ, 高野優 / 光文社古典新訳文庫 (14件のレビュー)
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総合評価:
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マリモ
さて、下巻である。 前回、上海で乗り遅れたかにみえたフォッグ氏らだが、間一髪乗せてもらうことができた。そして船ではパスパルトゥーとも再会できる。 舞台はアメリカ大陸へ。アメリカは主に鉄道の旅であるが…、インディアンとの闘争が繰り広げられていた時代、鉄道旅といえども一筋縄ではいかない。 ニューヨークを目指して急ぐが、大西洋を渡る船にまたしても乗り遅れてしまい…。 フォッグ氏らは、約束の時間に戻ってくることができるのか。 上巻の感想と重なるけれど、この時代の国々の様子がわかるのが一番面白いところ。 そして降りかかる問題に、(主に金の力をもって)フォッグ氏が慌てずに適切な次善の策をとっていくところも。 アウダ夫人との間で信頼関係から恋心も生じてきて、ロマンスもある。 飛行機移動が当たり前になってしまった今ではもうできない旅行。 今はあらかじめいくつかの条件(飛行機は乗らない、携帯を使わない)を決めておかないと、面白くならなさそう。 「あっ!」と驚く逆転劇もあり、最後までハラハラ楽しめます。旅行記が好きな人はぜひ。続きを読む
投稿日:2024.03.11
lho
アウダ夫人の登場以来、旅を彩る紅一点として、心穏やかになる瞬間もしばしば。フォッグ氏に対する感謝と同時にわずかな恋心のようなものも感じ取れ、最後に2人は結ばれるのではないかとワクワクしながら読み進めら…れた。最高のハッピーエンドが見られて非常に満足である。続きを読む
投稿日:2024.01.09
seiyan36
本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 汽船、汽車、象と、あらゆる乗り物を駆使して次々巻き起こる障害を乗り越えていくフォッグ氏たち。インドで命を助けたアウダ夫人も仲間に加わり、中国から日本を目…指す。しかし、酒とアヘンに酔ったパスパルトゥーはフォッグ氏と離ればなれになってしまい、最大のピンチが訪れる。 ---引用終了 ジュールの代表作と言われている作品は、 ・海底二万里(1869年) ・八十日間世界一周(1873年)続きを読む
投稿日:2023.04.13
ろく
旅行記、サスペンス、アクション、ラブロマンス、いろんな要素が詰まっていて飽きることなく一気に読んでしまった。 ヴェルヌの本は、読んでいるだけで実際に見て体験しているような気にさせてくれる生き生きとした…描写がとても魅力的で本書でもそれが存分に発揮されていた。続きを読む
投稿日:2022.11.30
eijiro888
2人の世界一周旅行は後半を迎えます。様々なトラブルに対して、毅然と立ち向かうフォッグ氏に感動をうけます。時間に追われながらも東へ東へ旅は継続していきます。 ロンドンは向かい、お話のラストのラストまで本…当に目が離せない素晴らしい小説です。有名な小説ですが、活字で通読したのは初めてでした。これまで読了していない方は、ぜひ一度お読みになることをおすすめします。続きを読む
投稿日:2022.11.18
flounder532002
子どもの頃わくわくしながら読んだ。解説に時間的に辻褄が合わない箇所が何個もあるとしたが、気になることはなく、評価を損ねるには至らないと思う。2019.1.10
投稿日:2019.01.10
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