【感想】“文学少女”と飢え渇く幽霊【ゴースト】

野村美月, 竹岡美穂 / ファミ通文庫
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
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  • 読み方、感じ方に気づかされます。

    シリーズ2番目ですよね。プロットは名作にあえて準じているシリーズなのですね。
    小説そのもののストーリーもすばらしいのですが、引用されている名作の楽しみ方というか感じ方というものを学ぶことができます。自分が面白さの「つぼ」をはずしていたことに気づかせてくれます。
    昔、つまらないと思って投げ出した小説を、再度手にとってみようと思わせてくれます。
    このシリーズ引き続き読んでいきたいと思います。(発刊順がわかりにくいのがつらいです。)
    文章は完全なライトノベル乗りなので、気楽で楽しいですよ。
    続きを読む

    投稿日:2013.10.26

  • 『嵐が丘』と上手く絡められていて、切なさ2倍。

    “文学少女”シリーズの2作目です。
    遠子先輩と心葉くんのほのぼの会話は、何とも心和みますが、事件はなんとも重ーいです。でも、面白いです。
    好きと嫌いは紙一重・・・とは言いますが、そのもっと濃い感情を『嵐が丘』と上手く絡められていて、切なさ2倍。
    ハッピーを求めて、読み始めたはずが・・・まぁ、面白かったので良しです。次巻も読みます!
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    投稿日:2014.10.16

ブクログレビュー

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  • のせ

    のせ

    小学校の図書館に置いてあって読んだ思い出。
    遠子先輩の言う「味わい」、文字の羅列を話を理解するという以外にそんな体感に落とし込めるのか!と新鮮だった。
    実際に食べちゃうシーンはファンタジックではあるのだけど、大人になった今振り返るとあの描写から物語の楽しみ方を教わったなと思う。続きを読む

    投稿日:2023.07.19

  • nacchan1713

    nacchan1713

    再読。エミリー・ブロンテの「嵐が丘」がストーリーの鍵。結末はとても悲しいものだったけど、遠子先輩の推理というか想像で真実が明らかになるのだけど・・・それぞれの勘違いで歯車が狂い、取り返しのつかないことになるっていうのは本当にあるのかもしれませんね。続きを読む

    投稿日:2021.09.21

  • blue0603

    blue0603

    このレビューはネタバレを含みます

    プロローグ 自己紹介代わりの回想―あの頃ぼくは、引きこもりでした
    一章 食べ物を粗末にしてはいけません
    二章 誰ですか、アレ
    三章 ぼくが出逢ったきみ
    四章 過去の亡霊
    五章 “文学少女”の報告
    六章 ここは秘密のお部屋だから
    七章 飢え渇く魂の物語
    八章 嵐の少女
    エピローグ そして、ぼくらは・・・・・・

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.12.31

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